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第 1回臨時会 平成17年10月(第3号10月28日)

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  1. 一関市議会 2005-10-28
    第 1回臨時会 平成17年10月(第3号10月28日)


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    第 1回臨時会 平成17年10月(第3号10月28日)   第1一関市議会臨時会議事日程 第3号 平成17年10月28日 午前10時 開議 日程第1  議案第1号  一関市特別職報酬等審議会条例の制定について 日程第2  議案第2号  一関市総合計画審議会条例の制定について 日程第3  議案第3号  一関市青少年問題協議会条例の制定について 日程第4  議案第4号  一関市観光審議会条例の制定について 日程第5  議案第5号  一関市都市計画審議会条例の制定について 日程第6  議案第6号  一関市水道料金審議会条例の制定について 日程第7  議案第7号  一関市水道水源保護審議会条例の制定について 日程第8  議案第8号  一関市下水道受益者負担金等審議会条例の制定について 日程第9  議案第9号  一関市立学校通学区域調整審議会条例の制定について 日程第10  議案第10号  一関市長の資産等の公開に関する条例の制定について 日程第11  議案第11号  平成17年度一関市一般会計予算 日程第12  議案第12号  平成17年度一関市国民健康保険特別会計予算 日程第13  議案第13号  平成17年度一関市老人保健特別会計予算 日程第14  議案第14号  平成17年度一関市介護保険特別会計予算 日程第15  議案第15号  平成17年度一関市介護サービス事業特別会計予算
    日程第16  議案第16号  平成17年度一関市土地取得事業特別会計予算 日程第17  議案第17号  平成17年度一関市金沢財産区特別会計予算 日程第18  議案第18号  平成17年度一関市土地区画整理事業清算特別会計予算 日程第19  議案第19号  平成17年度一関市都市施設等管理特別会計予算 日程第20  議案第20号  平成17年度一関市工業団地整備事業特別会計予算 日程第21  議案第21号  平成17年度一関市市営バス事業特別会計予算 日程第22  議案第22号  平成17年度一関市簡易水道事業特別会計予算 日程第23  議案第23号  平成17年度一関市下水道事業特別会計予算 日程第24  議案第24号  平成17年度一関市農業集落排水事業特別会計予算 日程第25  議案第25号  平成17年度一関市浄化槽事業特別会計予算 日程第26  議案第26号  平成17年度一関市物品調達特別会計予算 日程第27  議案第27号  平成17年度一関市水道事業会計予算 日程第28  議案第28号  一関地域協議会設置条例の制定について 日程第29  議案第29号  一関市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について 日程第30  議案第30号  平成17年度一関市一般会計補正予算(第1号) 日程第31  議案第31号  固定資産評価審査委員会の委員の選任について 日程第32  議案第32号  固定資産評価員の選任について 日程第33  議案第33号  金沢財産区管理委員の選任について 日程第34  議案第34号  教育委員会の委員の任命について 日程第35  議案第35号  教育委員会の委員の任命について 日程第36  議案第36号  教育委員会の委員の任命について 日程第37  議案第37号  教育委員会の委員の任命について 日程第38  議案第38号  教育委員会の委員の任命について 日程第39  議案第39号  監査委員の選任について 日程第40  議案第40号  監査委員の選任について 日程第41  議案第41号  監査委員の選任について 日程第42  議案第42号  助役の選任について 日程第43  議案第43号  収入役の選任について 日程第44         東磐環境組合議会議員の選挙 日程第45         束稲産業開発組合議会議員の選挙 日程第46         一関地方衛生組合議会議員の選挙 日程第47         両磐地区消防組合議会議員の選挙 日程第48         一関地方広域連合議会議員の選挙 日程第49         東磐広域行政組合議会議員の選挙 日程第50         選挙管理委員会の委員及び同補充員の選挙 日程第51         農業委員会の委員の推薦 日程第52  発議第5号  一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条              例の制定について 日程第53  発議第6号  一関市地域自治区長の給与及び旅費に関する条例の一部を改              正する条例の制定について 日程第54  発議第7号  議会報編集特別委員会の設置について 日程第55  発議第8号  一関市議会政治倫理要綱の制定について 日程第56  発議第9号  一関市議会議員の海外行政視察派遣実施要綱の制定について 日程第57  発議第10号  県立花泉病院の診療所化に反対し、存続・充実を求める意見              書について 日程第58         閉会中の継続調査について 日程第59         議員の派遣について 本日の会議に付した事件   議事日程第3号に同じ 出 席 議 員(41名)    1番 佐々木 時 雄 君   2番 尾 形 善 美 君    3番 武 田 ユキ子 君   4番 佐々木 賢 治 君    5番 千 葉 光 雄 君   6番 高 田 一 郎 君    7番 藤 野 秋 男 君   8番 佐々木 文 人 君    9番 槻 山   驕@君   10番 神 ア 浩 之 君    11番 海 野 正 之 君   12番 佐 藤 弘 征 君    13番 千 葉   満 君   14番 牧 野 茂太郎 君    15番 小 山 雄 幸 君   16番 那 須 茂一郎 君    17番 岩 渕 一 司 君   18番 菊 地 善 孝 君    19番 大 野   恒 君   20番 齋 藤 正 則 君    21番 菅 原   巧 君   22番 千 葉 大 作 君    23番 藤 野 壽 男 君   24番 千 葉 幸 男 君    25番 佐 藤 雅 子 君   26番 小野寺 維久郎 君    27番 佐々木 清 志 君   28番 佐々木 英 昭 君    29番 阿 部 孝 志 君   30番 鈴 木 英 一 君    31番 石 山   健 君   32番 伊 東 秀 藏 君    33番 大 森 忠 雄 君   34番 小 岩   榮 君    35番 菅 原 啓 祐 君   36番 小 山 謂 三 君    37番 佐 山 昭 助 君   38番 村 上   悌 君    39番 小野寺 藤 雄 君   40番 木 村   實 君    41番 伊 藤   力 君 職務のため出席した事務局員   事 務 局 長  千 條 幸 男  事務局次長  菊 地 敬 喜   局 長 補 佐  佐 藤 甲子夫 説明のため出席した者   市     長  浅 井 東兵衛 君  助     役   坂 本 紀 夫 君   収  入  役  佐 藤 正 勝 君  企画振興部長    松 岡   宏 君   総 務 部 長  齋 藤 猛 雄 君  市民環境部長    阿 部   睦 君   保健福祉部長   及 川 菊 夫 君  商工労働部長    菅 原   勇 君   農 林 部 長  桂 田 芳 昭 君  建 設 部 長   小野寺 道 雄 君   上下水道部長   白 岩 輝 也 君  企画振興部次長   鈴 木 悦 朗 君   併任水道部長   総務部次長    佐々木 一 男 君  教育委員長     北 村 健 郎 君   教  育  長  藤 堂 驕@則 君  教 育 部 長   岩 井 憲 一 君   監 査 委 員  小野寺 興 輝 君  監査委員事務局長  大 内 知 博 君   農業委員会会長  畠 山 栄 一 君  農業委員会事務局長 中 里 秀 孝 君 会議の場所 一関市議会議場 開会時刻 午前10時 会議の議事 ○議長(佐々木時雄君) 本日の出席議員は41名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) この際、ご報告を申し上げます。
     市長提案16件、議員発議6件、討論通告書3件を受理いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 本日の会議には、市長、教育委員長、農業委員会会長の出席を求めました。 ○議長(佐々木時雄君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程第3号により進めます。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第1、議案第1号から日程第10、議案第10号まで、以上10件を一括議題といたします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  採決は分割して、1件ごとに行います。  議案第1号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第11、議案第11号から日程第27、議案第27号まで、以上17件を一括議題といたします。  提案者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑を行います。  7番、藤野秋男君。 ○7番(藤野秋男君) 歳出において、129ページの中で議会費、この要望経費として8万円ですけれども、とっております。  これについての説明を願います。  これまでの議会の経験では、こういう記載というのはなかったので、お願いをいたします。  それから、185ページの消防費なんですけれども、この消防費については、幹部団員の中から、どうも経費が不足し、一部団員から、報酬の中からですね、拠出しなければならないような状況もあると伺ったんですが、そういう状況が本当に生まれているのかどうか、生まれているとすれば問題なんですが、状況について伺いたいと思います。  まず2点。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 議会費の要望経費8万円でありますが、こういう要望経費とはどういうものかということでありますけれども、いわゆる陳情とかの、いわゆる実行経費、日当とかそういったものがこの中に含まれているということであります。  それから、消防団員の団員報酬から消防に要する経費を拠出しているのではないかという、そういうお話、趣旨でありますが、団員報酬から消防、いわゆる非常備消防に要する経費を拠出して、それで消防業務を行っているというようなことは全くないというふうに認識しております。 ○議長(佐々木時雄君) 7番、藤野秋男君。 ○7番(藤野秋男君) 最初の要望経費ですが、8万円というのは陳情などの日当ということらしいんですが、何回を見て8万円なのかなと、あまりにも少ない数字で、これで例えば1回中央陳情やったら消えてしまうような数字だと思うんですが、こんな予算で済むのでしょうか、お伺いします。  それを再質問します。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 少し内容を確認してから再度お答えしたいと思いますが、いずれこの予算の趣旨は、七つの市町村の、いわゆる合併前の予算の執行残を合体したという内容でありますので、七つの市町村のどこの部分がこの8万円として入っているのか、今確認しないといけませんので、それらを確認してからお答えをさせていただきたいと思います。  ただいまの8万円は、旧一関市分の年額61万円のうち、執行残としていた8万円が今回本予算に計上されたという内容であります。 ○議長(佐々木時雄君) 11番、海野正之君。 ○11番(海野正之君) 一般会計の中で、134ページでございますが、この中で、大東町自治会活動費補助金ということでありますが、その下の川崎町自治会活性化事業費補助金、私、川崎については内容は承知しておるんですが、同様の項目でここに大東町の自治会活動費補助金というような計上がされておりますが、大東町においての補助金の概要についてお知らせをいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) まことに申し訳ありません。  ただいま資料を取り寄せますので、暫時お待ち願います。 ○議長(佐々木時雄君) ちょっと時間がありますので、後ほどにさせていただきます。  22番、千葉大作君。 ○22番(千葉大作君) 1点だけお尋ねをいたします。  131ページの一般会計の企画費の中に、テレビ難視聴地区解消事業補助金5,016万円余あります。  この補助金は、何地区ぐらいを予定されているのかお尋ねいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 内訳といたしましては、大東地域分の1カ所分、それから東山地域分として田河津分、この合計2カ所分の数字となっております。 ○議長(佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。 ○22番(千葉大作君) これは17年度の予算で、デジタル化に関してのテレビの、たぶん共同受信施設ではないかなと思うんですが、これはデジタル化を踏まえた形での難視聴対策というふうに理解すればいいのか、それとも従来のアナログに対する補助なのか、その辺を確認したいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 今詳しく聞き取りをいたしますが、デジタル化ではないと、いわゆる難視聴、テレビ難視聴の対応事業というふうに認識をしております。 ○議長(佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。 ○22番(千葉大作君) 詳しい内容をわかり次第またご報告お願いします。  説明あったらまたしますから。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 千葉大作議員の方の質問については、まことに申し訳ありません。  今、詳しく聞き取りをいたしましたが、大東地域分、上中川、中川地区、それと東山地域の田河津、竹沢地区分は、デジタル対応ということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 22番、千葉大作君。 ○22番(千葉大作君) いや、今17年度で大東町の上中川、東山町の田河津地区がデジタル化に対する予算措置というふうなお話を承りまして、非常にすばらしい対応だというふうに私も敬意を表します。  一関地区にも、難視聴に対してアナログ回線でありますが、共同受信施設がたくさんございます。  デジタル化が目前に今迫っておりまして、これの一関市内にもそういう施設の改修がなされなくてはならないと思います。
     そういう意味で、今回のデジタル化を先んじてやられることは、私ども非常に心強くとらえるわけでございまして、一関市におきましても先行の共同施設に対して、どうぞ補助金をぜひつけていただいて、充実した難視聴対策が進みますように、私は心からお願いを申し上げます。  以上でございます。  ご答弁をお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 地上デジタル放送への切りかえというのは、どの地域においても共通の課題であります。  総合計画等の中でそういったものを、きっちり計画づけをして対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) お伺いします。  まず、第1点は、145ページの3款民生費中1目児童福祉総務費の、1節の報酬から12節の役務費まで含めての関連でございますけれども、まず児童クラブ、施設の数ですね、つまり放課後の児童対策として設置されておる児童クラブの数は、市内何カ所に設置をなされておるのかということが第1点でございます。  さらに、あわせて、今後のこうした共働きに対しての保護者に対する、安心して子供を預けて、そしてやっぱり仕事に専念できるような体制が必要と思うのでありますけれども、これらについての所見についてお聞かせをいただきます。  これがまず第1点。  第2点は、9款消防費の関係でございます。  5項の災害対策費の関連の、防災対策との関連と広報広聴との企画費の関連もございます。  いずれにしましても、市内はこれだけの広い面積になったわけでございますので、そうした防災広報、そうしたものについては極めて大事になってくると思っております。  したがって、そうした行政からの情報を含めた、そうした市内全域の一体化、情報の一体化ということについては、いち早く、今後そうした対策をとらなければならない大きな課題と思っておりますけれども、この点についての、もし見解、ご所見あれば、そうした一刻も早い、全市一体化の情報化に向けての方向性についての見解をお伺いいたします。  次に、3点目は、182ページから183ページにかけての関係でございます。  8款土木費、2目の街路事業費でございます。  特に、17節の一ノ関駅東口開設事業費、これは、関連いたしまして、19節、22節の公有財産購入費を含めて、負担金補助及び交付金ともかかわってまいりますけれども、これらに関連いたしましてお伺いいたしますが、まず駅東口の開設事業費については、どこの地点をまず起点になさるのか、さらに、終点までの何キロを、これを計画なさっておる総事業費の今回の予算措置なのか、さらに総工費、これにかかわる総事業費はいくらぐらいを要するというふうに目下見積もっておるのか、さらにまた、あわせてお伺いしますけれども、これらの出来高、平方メートルといいますか、あるいは1メートルといいますか、その出来高の工事の費用というのはどのくらい要するというふうに判断しているのか、さらにまた、駅東口開設をいたしまして、まだ日も浅いわけでございますけれども、関連いたしまして、1日当たりの乗降客の人数は何人ぐらいに今なっておるのか、この点についてもお聞かせをいただきたい。  さらにまた、駅東前堀線道路改良工事事業についての総工費等についても、いくらぐらいかかる事業費なのかわかりませんので、この際お聞かせをいただきます。 ○議長(佐々木時雄君) 及川保健福祉部長。 ○保健福祉部長(及川菊夫君) まず、児童クラブの箇所数でありますが、児童クラブが8カ所、小規模児童クラブが4カ所、地区ごとに申し上げますと、一関地区が7カ所、うち児童クラブが1カ所、花泉地区が1カ所、大東地区が2カ所、児童クラブが2カ所であります。  それから、千厩地区が1カ所、室根地区が1カ所、小規模児童クラブであります。  いずれ、お話のように、核家族化が進行していますので、基準を満たすような形で児童クラブは整備すべきだというふうに思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 私からは、駅東口開設事業費に係るご質問についてお答えいたします。  まず、ここに街路事業費で登載しております開設事業費にありましては、16年度からの繰越分の執行残の部分でございます。  これにつきましては、NEC東北の前の道路を今拡幅整備を実施しているわけでございますが、これらの道路整備のうち未契約分用地等の1件がございますが、それらの予算措置と、その買収後に係る230メートル部分の、もう既にこれについては契約をしておりますが、その部分の道路の工事費というふうになっているところでございます。  それから、東口の施設の関連事業ということでございますが、これにつきましてはご案内のとおり、駅東口開設事業としましては、一ノ関駅新幹線の東口の開設に係る事業費、それから交流センターの設置工事費、それから北、南駐車場、自動車駐車場、さらには、NECの南側に駅東線という道路がありますが、それの事業費、それから、ただいまご説明を申し上げました繰り越しに係る駅東東工業団地線の道路整備費、合わせて29億円ほどになった、今の見込みではそういった事業費になっているところでございます。  それから、一ノ関駅の1日当たりの東口の乗降客の利用数というふうなご質問でございますが、いずれ、土日平均の調査時点、ことし5月に調査したデータがあるわけでございますが、日曜日にあっては1,200人ほど、それから月曜日にあっては1,600人を超える利用が、東口からなされているというふうな状況になっているところでございます。  それから、メートル当たりの事業費というふうなご質問でございますが、それにつきましては、繰越分に係る事業費の路線のメートル当たりというふうなご質問としてとらえてよろしいでしょうか。  それはよろしいですか。  それでは次に、駅東前堀線の関係のご質問についてお答えいたします。  駅東前堀線につきましては、旧一関市の字雲南という場所があるわけですが、これはNECの正門前のところでございます。  ここから中里の上大林地区という地名の所がありますが、ここに至る路線名で、延長2,679メートルの市道でございます。  この路線につきましては、平成13年度の2月に一ノ関駅東口の開設にあわせ、環状道路整備としての位置づけをしておりまして、今現在工事中の下之橋を含めた形で都市計画を決定しておりまして、同年3月の議会におきまして、満場で市道認定の採択をいただいているところでございます。  若干経緯を申しますと、下之橋という橋があるわけですが、今整備中の、これは一時工事をストップしていたというふうな状況にあったわけですが、この都市計画決定によりまして、国土交通省が工事中止を解きまして、工事を再開して、現在整備しているというふうな状況にあります。  いずれ、ご案内のとおり、下之橋等が間もなく開通しますと、一関大東線、桜町中学校から五十人町に至る県道一関大東線というのがあるわけですが、そこまでの部分については現在工事中でございまして、本予算に、今提出の予算につきましては、この先、いわゆる先ほど申しましたNECの前から一関大東線に至る区間について、今後調査を行おうというふうな予定の予算でございます。  ご案内のとおり、一ノ関駅東口につきましては、現在一関沖18号線というふうな路線がございます。  この本路線につきましては、JR大船渡線との平面交差の踏切がございまして、幹線道路としては常時スムーズな交通の流れを確保することが難しいというふうな状況にありまして、特に通勤時等においては交通渋滞を招くというふうな状況にございます。  それから、先ほど来申し上げているんですが、次の、予算書の東口の改札というふうな上に、駅東東工業団地線の道路改良事業費を見込んでおりますが、これにつきましては、駅開設事業の路線につきましては沖18号線までの路線ですが、沖18号線から東工業団地に至る部分、一部S字カーブがございまして、関が丘団地という団地がございます、その入口までの区間については、本年度から調査事業を実施しているというふうな状況で、いずれ、これらの整備課題と今申し上げました駅東前堀線の整備課題が今後の駅東口の、駅東というか、ご案内のとおり、新市になりまして、駅東地区に住む住民の数が6割以上というふうな状況にありますことから、早急にこの路線整備が必要だというふうな認識で予算をお願いしているところでございます。  ちょっと長くなりましたが、以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 防災広報にかかわりましてお答えしたいと思います。  まず、新市の防災を担当する部署は、総務部の消防防災課、新設になりまして、5人の職員が配置されているところであります。  現時点では、非常備消防、それから自主防災組織の育成、それから国民保護法による緊急事態への対応などがその業務となっておりますが、来年4月1日以降にありましては、現在の両磐地区消防組合を新市の消防防災を含めた機関として所管させるという考え方で今事務を進めております。  そこで、そのようなことから現時点では、新市の地域防災計画をただいま、内容について整備する作業の過程の中にありますけれども、それらの計画が策定されるまでの間は、旧市町村の地域防災計画に基づいて、それぞれ災害対策本部、災害対策支部で災害時の対応をしているところであります。  そこで、お尋ねの防災時の広報でありますが、本部、支部間にありましては通信網等が整備されておりますので、連絡網は確立されておりますけれども、対住民に対する防災広報にありましては、従来やっておりました支所単位で当分対応いたしましょうと、そのような考えでおります。  ご質問のありました新市全体の、全域の一括の広報、広報の一体化ということは、望ましいことでもありますが、将来の課題としているところであります。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 先ほど答弁漏れがありましたので、駅東前堀線の総事業費がいくらかということにつきましては、延長560メートルで、今の予定では12億6,000万円ほどの事業費を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) それでは、順次お伺いをいたします。  まず、学童保育の関連でございますけれども、それはそういう声が今高まっておるので、あるいはまた、そのような状況に、今国もそういう状況に力を入れているという状況を含めて、そうした対応をしていきたいということでございますけれども、具体的に、今そうした声が保護者の方から高まってきていると同時に、既に陳情等もなされておると思うんでありますけれども、そうした対応については今後どのように対応していくのか。  私は、一刻も早く、こうした保護者の共働きの、特に安心して預けられる施設として、そういう児童クラブ、学童保育所といいますか、そうした設置が非常に待たれておるわけでございますけれども、これらについてはどのように今認識をなさっておるのか、改めて、既に陳情書が出されて、一刻も早く設置してほしいと、こういうご要望に対してはどういうふうにお答えしようとするのか、この点についてもお聞かせをいただきます。  できれば、新年度から早速検討に入っていただきたいというのが切なる願いでございますけれども、この点についての見解をお伺いいたします。  次に、駅東口の開設の関係でございますけれども、そうしますと、これはやっぱり2系列といいますか、つまり工業団地の方とそれから、もう一つは前堀線側という、二つの路線という、もう一つは、前堀線については、これは新たな市道を設置するということになるわけでございますけれども、まず、確かにアクセスの問題は大事な点でありますけれども、それではお伺いいたしますが、そこに住んでいる60%の方々の利用客の云々ということも、もちろんこれも大事なことでございます。  しかし、駅東口の開設等については、いわゆる今回合併をしている全体の東磐井郡といいますか、旧東磐井、こういう方々の、乗降客をどういうふうにここに入れ込むということは失礼ですけれども、利用してもらうかと、こういう視点があったと思うんですね。  したがって、当初の、それでは駅東口の乗降客に対する利用計画というのは、どの程度見込んでおったのか、そして、それについて現在の状況はどうなのか、あわせてお伺いします。  さらに、現在そこにかかわる人件費的な要素については、全く市側はかかわっておらないのか、もう一つは、関連して、そこに入れ込むテナントといいますか、そうした状況については、どういうふうにテナントが既に入り込みなさろうとしているのか、あるいはなさっているのか、この点についてもお聞かせをいただきます。  あわせまして、つまりこれは街路のそういう、つまり町並み形成といいますか、そうした都市計画法に基づいてたぶんやっておると思うんですけれども、それでは財政区分についてこの際お聞かせをいただきます。  つまり、そうした、ガソリン税含めた特殊な財源、そういうものがどの程度か、さらにまた、市の直接の負担の区分はどの程度か、国、県のそうした補助金等を含めて、あるいは特定財源というふうにこの際申し上げてもいいと思うんですけれども、特定財源の認可、これはどの程度なのか、その財源区分等についてお聞かせをいただきます。  そうしますと、これはあれですね、結局かなり、土日で1,200人、5日間で1,200人、日曜日1,600人ですか、ということは、この乗降客の人数というものについては、当初の計画に対してこれはどの程度なのか、この点についてもお聞かせをいただきます。  次に、防災の関係でありますけれども、確かに各自治体で、旧自治体でやってもらうということもありますけれども、例えばこういうことがあるんです。  うちの方では、これは花泉地区を考えてみますと、例を挙げますと、有線放送を農協でやっていたんです。  これはもうほとんど機能しなくなっております。  したがって、全面的にこれは考えなければならないと思うんでありますけれども、そうした、もう一つは防災、一般住民に対する防災の周知の点につきましても、この点について、ここ2カ月ないし3カ月前の間におきまして2件の火災が発生しました。  1件は、もちろんこれは深夜であったという時間的なことはありましたけれども、もうこれはほとんど住民は知らなかったと。  もう1件の事業所等についても、全く周辺の方々は気づかなかったというか、そういう点で、たまたま風もなく類焼は免れたんでありますけれども、そういう事情等もあったと。  したがって、やはり防災にかかわるそうした連絡網、情報網については、これは一刻も早く醸成しなければならないと思うんでありますけれども、この点については既に計画がなされておる、あるいはそうした基礎的な計画が既に終わっている、そういう地域等については、どのように今後、年次計画で対応するのか、この点についてもお聞かせいただきます。 ○議長(佐々木時雄君) 及川保健福祉部長。 ○保健福祉部長(及川菊夫君) 児童クラブにかかわる分でありますが、それぞれの旧自治体で健全育成計画を樹立してございます。  新市になりまして、それらを一本の児童育成計画を策定しなければならないと、こういうことがございます。  その中で、児童クラブをどういう位置づけにするかということになるわけであります。  確かに、それぞれの旧自治体で陳情が出ているのは把握してございます。  そこで、状況を、基準をとらえてという答弁を1回目申し上げましたが、県単の児童クラブの基準が一応5名以上という基準もございますし、国の放課後健全育成事業でありますと36人以上と、こういう基準もございます。  財源的な部分も工夫しながら、育成計画の中で検討すべき事項だろうというふうに思ってございます。  近年の少子化対策については、特にも核家族が進行しているという状況は把握してございますので、それらを踏まえて、育成計画の中で検討すべきというふうに思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 花泉町で従来使用してきていた施設につきましては、老朽化しているということは承知しております。  また、それらの整備にありましても、新市建設計画、花泉町の分の枠の中で登載しているということでありますので、今後新市建設計画に基づいた、また総合計画の策定の中で、対応してまいりたいと考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 先ほど、東口の開設に係る東の利用者の数、割合を60%ほどというふうに申し上げましたが、これは新市の割合を新市の市民の割合で答えたところでございます。  いわゆる、従来の一関市の割合と全く逆転しているというふうな状況にあるということをご理解いただきたいというふうに思います。  それから、テナントの、駅利用者の利用状況の見込みということでございます。  先ほど、現在の状況を申し上げましたが、当初の予定では3,000人というふうに見込んでいるところでございます。  全体の3割程度は東口を利用するだろうというふうな計画でございます。  いずれ、まだ計画の途中でございます。  いずれ、今言った道路網の整備がきちんとなった段階では、当然それらの割合に近づく数字が出てくるものというふうに理解しているところでございます。  それから、テナントのお話がありましたが、現在1店入居して、また売店等の空き店舗があるというふうな状況にございます。  それから、駅東前堀線に係る事業費の財源のお話でございますが、この財源のうち55%は国からの交付金を予定しておりますし、残りの45%に対する95%については、合併特例債というふうな起債を予定しているところでございます。  残りが一般財源というふうな計画でございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) お伺いいたします。  そうしますと、つまりそういう道路整備計画、つまり駅東口に関連する、前堀線も含めそうなりますけれども、つまりこれらが整備されますと、つまり3,000人という当初のそうした目標といいますか、計画、そうした希望といいますか、それが達成されるというふうにお考えになっておるのか、まずこの点が第1点。  もう一つは、関連いたしまして、この東側といいますか、こちらの方々の利用者の意向については、どのように掌握なさっておるのか、つまりご承知のとおり、水沢・江刺駅の方に相当行ってますね。  したがって、東側の方々の、こちらの駅東口を利用なさっていただくためには、どういうことがまず必要なのだと、先ほど言ったような、アクセス道路を完備すればそれで用がなされるというふうにお考えになっているのか、まず駐車場の問題等についてどうなのか、この点についても、料金含めて、駐車場のスペース含めて、これはどの程度の利用者が利用なされる状況にあるのかということ。  もう一つは、先ほど、ちょっとお答え、私聞き漏らしたか知りませんけれども、つまり東口に関連する、そうした売店といいますか、テナントといいますか、そういう方々は、今入居希望をなさっている店舗数はいくらなのか、さらに、その点についての見通しは具体的にあるのかどうか、さらにまた、人件費的要素については、市のそうした人的な派遣といいますか、そういうものについては全くないのかということについても、お答えなかったので、この際お答えをいただきます。  以上です。
    ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 駅東前堀線の道路整備に係るご質問の関係でございますが、いずれ駅利用の実態、3,000名の見込み、3割の3,000名の見込みにつきましては、平成12年当初ですか、駅東口開設事業計画を策定する時点で、西口利用者の、利用されている方々のアンケート調査によって、そういう割合を算出したというふうな経緯でございます。  それから、テナントの関係でございますが、現在1社入居しているということで、今後、利用客の増加が見込めるのであれば再度入居したいというお話をいただいているところの業者が何社かあるところでございますが、現在の利用状況ではなかなか難しいというふうなお話をいただいているところでございます。  それから、人件費の関係でございますが、特にあそこに係る、駅駐車場も含めて駅東口交流センターにつきましては、シルバー人材センター等に施設管理等を委託しているというふうな状況にございます。  すいません、答弁漏れがありましたら、再度お願いしたいんですが、以上でございます。  駐車場のお話がありましたが、おかげさまで、昨年から東口駐車場を開設しておりますが、16年度の9月末現在の比較で申しますと、12%ほどの増加を見ているところでございます。  いずれ、長期利用者の利用が昨年より割合として増えているというのは、長期利用料金、従来一関市の場合はかなり高額だったというふうな経緯もございまして、現在は12時間まで、それぞれ1時間刻みの料金体系になっておりますが、12時間までは500円、24時間で600円ということで、市内の利用者の方々も、タクシーを利用して駅に行くより自分の車で駐車場を利用した方が安いというふうな、そういうふうな状況になっているところでございます。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 先ほどの、海野議員の質問に対する答弁を求めます。  松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 大東町の自治体活動費補助金のご質問についてでありますが、活動経費に対して補助をいたしておりまして、世帯割、人口割、納税推進割で限度額を算定しております。  補助の内容としては、共通活動、これは公衆衛生活動でありますとか、河川道路愛護活動、そういった共通活動に対し補助をいたしておりますし、そのほかに一般活動として、地域づくりに効果が期待される事業及び自治会運営費に対して補助をしていると、2本立ての内容でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 11番、海野正之君。 ○11番(海野正之君) ただいまご答弁をいただきました。  川崎町地区での自治会活性化事業補助金についても同じような内容でされております。  ということで、これは私は、行政が簡素効率化というようなことを進めざるを得ない中で、やはり地域の自主的なそういう活動というものを、特にも少子高齢化が進んでいる中にありまして、地域の防災、あるいは防犯、そしてまた環境衛生と、あるいは独居老人との見守り合いというような、あるいはそれらを推進していくためのいろいろな学習、研修、あるいは協議というようなものを通じまして、その補助金を効果的に活用しているというようなことが、事例が相当数あるというように思います。  今回の予算は、17年度それぞれの地域での執行残を持ち寄ったというようなことが基本とされているということでございますので、このような内容であったと思いますが、私は、その自主的な活動に対する行政と地域との協力をし合いながら、それら行政の足らざる点を補完をし合うというようなことは、大変意義のあることだというように考えるわけでございます。  特にも、先ほど申し上げました簡素効率を目指す中で、住民のそのような対応というものは、やはり新市においても、それを育成、推進をすべきだというふうに考えておるわけですが、今回の予算に関連をいたしまして、それらについてどのようにご当局はお考えなのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 今、議員のお話のとおり、今回ご提案申し上げておる部分については、17年度それぞれの市町村でのそういった補助制度を引き継ぐということで計上をいたしておりますが、いずれ自治会活動というのは、やはり地域の活動の中でも非常に大きな柱を成す部分であろうと。  そういった活動に対する市としての支援の仕方、これらについても、新年度予算編成に向けてどうあるべきかということを、十分検討して取り組みをしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 8番、佐々木文人君。 ○8番(佐々木文人君) 今、建設部長の方に質問あったようでありますけれども、私もあえて、建設の方に所属しておりますから長々とは申し上げませんけれども、1点だけ質問させていただきます。  179ページの、橋梁改良費でありまして、その中に用地購入費が3,325万3,000円ですか、ありますけれども、これは場所はどこですか、どなたの分ですか、用地購入費。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) ただいまの質問は、下之橋の橋梁新設事業費に係る用地購入費のお話かというふうに思いますが、これにつきましては、前堀側でまだ用地が未解決な箇所が1件ございます。  それらの用地購入費に係る経費でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 8番、佐々木文人君。 ○8番(佐々木文人君) そうだとは思いました。  わかっていますよ、それは。  そこで、私が申し上げたいのは、いろいろ、我々の選挙のときね、選車で乗って回って歩いたんですけれども、そこに、やはり立入禁止とやって大きな杭を打っております。  それは、部長は恐らくご存じだったんでしょうかね。  私は、ここで申し上げたいのは、向こうに都市計画決定、それを、いわゆるパチンコ屋さんですね。  今度パチンコ屋はやめますと、断念しますと言っているんですよ。  そのかわり、ここは絶対売らないと言っているんです。  そこは、今までのパチンコ屋さんの予定地については、いろんな出店を考えていると、別な企業さんも連れてくると言っていますから、それは結構な話でありましてね、雇用対策にもなるし、我々といたしましては願ったりかなったりかなと、そう思っておりますけれども、片や、一方、こっちはだめだよと、乗りませんよと言っていますよ、どうするんですか。  部長さんであれ市長さんであれ答えなさい。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) いずれ、議員さんがよくご存じのような事情にございまして、誠意を持って、協力いただくように努力してまいりたいというふうにとらえておりますし、前堀地区の地区計画に係る都市計画決定とは別の時限のお話だというふうにとらえているところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 8番、佐々木文人君。 ○8番(佐々木文人君) その程度の回答しかいただけないんでしょうけれども、私は、心配しているのは、もう裁判であろうと何であろうと、もう売らないと言っているんですよ。  であれば、やはり、先ほど来同僚議員から話がありました駅東前堀線の開通なんて、10年先も20年先も見込めないということです、私が申し上げているのは。  かっこいいことばかり言ったってしょうがないんだよ。  それをどうするのですかと言っているんです。  強制収用がどうのこうのとちらっと話聞きますけれども、もう強制収用は市でもやれるんでしょう。  県にお願いする、もう県なんかでも、そんなの知らないと言っていますよ。  そうした場合、どうなるんですかということを聞きたいの。  橋の分の工事費なんか国に返さなくてはならない、何十億円と。  恐らく20億円以上だろうと思いますけれども、そうなった場合には大変でしょうということなんです。  もう少し当局も誠意を持って交渉してくださいよ。  今、部長は、議員が一番知っているだろうからということでありますけれども、そういうときは、いつでも中に入りますから、どうぞ、ちゃんとやってください。  そのことについて、市長の決断、市長の判断によるよ、これは。  どうぞ。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) いずれ、先ほど答弁申し上げましたように、ご理解をいただけるように努力してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 2題についてお伺いいたします。  歳出9款1項3目の消防施設費、防火水槽整備費、あるいは消火栓の新設負担金とありますが、これは何カ所ぐらいの予定をされているのか、あるいはどこの部分なのかお尋ねをいたします。  それから、もう1点は、市営バス事業特別会計予算、369ページ、1款1項1目バス運行費、待合室建設費について、何カ所分ぐらい、どこに設置するのかをまずお尋ねします。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 消防施設費の防火水槽、あるいは消火栓の新設の箇所数につきましては、ただいま資料を求めておりますので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 市営バス特会の繰り出し先の箇所数といいますか、大東、室根バス事業特別会計へ一般会計からの繰出金、それから廃止路線代替バスとして、千厩地域内を運行する大東バスに対する千厩支所からの負担金ということでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 建設費となっていますが、どこに建設するということではない、建設費というのは。  369ページですね、待合室建設費の300万円。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 今、資料を取り寄せます。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 資料来てから、その分についてはお知らせいただければいいと思いますので。  なぜそういう質問をしたかと言いますと、きょう消防防災課長さんおいでになっていないのでちょっと難しいのかなと思いますが、先ほど同僚議員からもちょっと火災の件の話があったようですけれども、いわゆる9月の28日の9時ごろですか、花泉町の製材所が出火をされました。  そのことは部長さんはわかっている、わからない、これは、では防災、消防署でないとわからないですね。  実は、私も現場見たわけではないのであれですけれども、住民の方から連絡をいただきまして、消火栓とか、あるいは防火用水もあったことはあったと、あるということは聞いています。  ただ、消火栓からの水圧が非常に弱かったのかどうかね、消火に非常に手間取ったと、あるいは防火用水の水もなくなって、それで一関からタンク車が2台行って消火したと。  あと、かなり離れている堤から放水したけれども、ポンプの能力が弱いのかどうか、非常に、水が届かなかったというようなそういうことで、後ろにある空き家ですけれども、類焼してしまったと。  それが、水が十分であれば類焼しなかったのではないかという、そういう住民の方からのご意見があったわけです。  とっても、これから火災シーズンになるので、心配なので、その辺をしっかりしていただきたいなというような要望がありましたので、今お尋ねをしているわけです。  この辺については消防防災課、あるいは。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 防火水槽、それから消火栓の新設にありましては、いずれ消防水利を毎年、少しずつ整備しております。  ただ、できるだけ効果的にということで、住宅の密集地域がどうしても優先されるという事情にありますが、いずれ現時点では消防水利の整備率が、旧一関の場合は70%程度でありますので、まだまだ整備しなくてはならないというふうに思っておりますが、いずれ今後も毎年度、計画的に整備してまいりたいと思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) これ今後の新市での考え方、市営バスですから大東町と、それから室根ですか、市営バス走っている路線というのは。  それで、この待合室の建設費ですけれども、これは他の、例えばなの花バスが運行されているわけですね、市内は、一関はですね。  そちらの方の待合室とかというのは建設できないものかどうか、その辺もお尋ねをしたいと思って質問させていただいたわけでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 従来、旧一関市におけるなの花バス運行に関しましては、そういった待合所の建設というのは、当面考えていないというふうな進み方であります。  全体の、市として、こういったバス運行事業、これらの補助金、あるいは市営バス事業特会、これらにつきましても、やはり実態をもう少しきちんと把握をした上でどうあるべきか、検討を加えていかなければならない課題であろうというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 内容についてはよくわかりますが、いずれ合併をして同じ市になったわけですので、市営バスの待合室ばかりではなく、いわゆる、今かなりバス停留所といいますか、今そういうところが非常に、何もない、そういう道路にあるわけですが、利用の多いバス停については、やはり、もちろん民間会社の運行でございますので、そういったもの含めて、待合室の建設に前向きに取り組んでいっていただきたい。  そして、民間会社との連携をとりながら、利用の多いところには、屋根などを設置をできるような方法にしていただきたいと、このように考えておりますし、要望がありますので、その辺を検討いただきたいと思います。  あとは資料をいただけばよろしいです。  以上。 ○議長(佐々木時雄君) 質問者にお願いいたしますけれども、3回という決めごとがございますので、ひとつ、整理してお願いいたします。  10番、神ア浩之君。 ○10番(神ア浩之君) 議案第21号、市営バス事業特別会計についてお聞きいたします。  七つの合併によりまして、新しい市民の足について伺ってまいります。  予算書は369ページ、370ページに歳出が書いてあります。  まず、この市営バスの市としての体制についてお伺いしたいと思います。  一関市では、旧一関ではなの花バス、それから町村の方では町営バス等ありましたんですけれども、どういうふうな体制で運営しているのか、委託しているのか、これについてお伺いをしたいと思います。
     その市営バスの運行状況について、路線とか運営状況についてお伺いしたいと思います。  それから、恐らく、9月20日から新市でございますので、9月19日前に各々、直営については決算をして新市に引き継いでいると思われますが、その点はいかがなものでしょうか。  体制につきましては、この予算書の369ページ、1款1目バス運行等業務委託料とか車両購入費とか、それから次のページの、補償、補填及び賠償金、これらについても補足説明をしていただきながら、詳しく教えていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 合併に際しまして、まずコミュニティバスの運行事業にありましては、現状、町村営バスというのは大東町、千厩町、室根町地区、それから民間事業者へのバスの運行依頼をしているのが旧一関市地域、大東町、東山町というふうな現状であります。  これらについては、現行のとおり新市で引き継ぎをいたし、17年度については、現在そのまま運行しているということであります。  これらのあり方についても、前段申し上げましたが、そういった実態をきちんと把握した上で、総体的な取り組み、これが必要であろうというふうに思っております。  なお、ご質問の中の、市営バス事業の特別会計繰出金等、いわゆる決算ですね、決算については、現在整理中であるということでございます。  もう1点、補償、補填及び賠償金の内容というふうなご質問でありますが、これちょっと調べてお答えを申し上げたいと思います。  あわせて、資料を取り寄せたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 10番、神ア浩之君。 ○10番(神ア浩之君) なかなか厳しい会計であると思っております。  その中で、市としては、直営については、この運営費の積算というのは、運営に対する補助というか、運営費補助みたいな形なのか、それからあとは民間委託については、不採算路線に対して補助金を出しているのか、どういう体制でこの予算を組み立てているのか、この考え方についてお聞きしたいと思います。  よく運営費補助とか事業費補助とかありますよね。  民間については、不採算路線に対して補てんするという形だと思いますが、直営についてはどういう考え方なのか、これ改めて確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 委託にありましては、これは議員おっしゃるとおり、不採算路線に対する補助的な性格ということでありますし、直営にありましては、利用料金、これらに不足する分ですね、これを県からの補助であるとか、一般会計からの繰り出しというふうな、基本的にはそういう形態という現実でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 10番、神ア浩之君。 ○10番(神ア浩之君) それでは、最後でありますが、本当はもっともっと詳しくお聞きしたいところがあるんですが、なかなか広範囲な分野でございますので、次回の12月にでもまたやりたいと思いますが、最後に、市長に2点なんですけれども、新年度にオープンする磐井病院でございますが、これに対しては一関市として、通院バスみたいなことを運行するお考えがあるのかどうか、これちょっと市長にお伺いしたいと思います。  それから、もう1点でございますが、新聞を見ますと県交通でも赤字だというようなことで書いてあるわけなんですが、その中で、軽油の価格が1円上がれば、年間1,000万円経費が増すというような報道がなされております。  県交通だと思いますが、軽油が1円上がれば1,000万円経費が上がるということなんですが、いずれ市営バスということで、そのトップは市長さんでございますので、これについても、今後の原油高騰の状況について、ご所見があればあわせてお伺いしたいと思います。  2点でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 通院バスと、磐井病院が新しくできるかということでございますが、オープンと同時に、今までの各路線の路線変更をしながら、全部乗り入れてもらうといったような考えでおります。  それが全部なりますかどうですか、ちょっと難しい部分はありますけれども、かなりの部分はそういうことで対応すると、こういうふうに考えております。  軽油が1円上がればと、今後軽油はどうなるかということ、私にも全然、これは神様でもわかるかどうですかわかりませんけれども、これについては、現時点ではちょっと答弁、差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 資料遅くなりました。  神ア議員からの質問の、車両購入費でありますが、これは大東町にありまして29人乗りのバスを2台購入の費用でありますし、補償、補填及び賠償金にありましては、対物の損害賠償保険金の支払い部分ということでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) ちょっと数点、細かい分ですけれども、質問させていただきます。  190ページの、興田小学校に関しての部分で、閉校行事というのがありますね、閉校行事275万円というのありますけれども、これは、閉校する部分の小学校が5校あるんですけれども、これを一括なんでしょうか、それともそれぞれなんでしょうか、その点、ちょっと詳しく説明いただきたいなと思います。  それから、195ページの、芦東山記念館のこと載っていますけれども、これが、この予算が通れば設計委託料が可決されて始まると思うんですけれども、その設計委託料ができて、見れる時期はいつなんでしょうか。  それから、ちょっと戻りますけれども、168ページの農林関係の予算で、鹿の防護網というのありますが、これは具体的にどこの地域を指して予算措置なっているんでしょうか。  それから4点目は、今、先ほどバス関係に質問結構ありましたけれども、バス会計の運行費の赤字分について、今まで自治体に交付税措置されていましたけれども、合併によってもその分の交付税措置は続くんでしょうか、その点お願いします。 ○議長(佐々木時雄君) 藤堂教育長。 ○教育長(藤堂髑・君) お答えを申し上げますが、1点目の興田小学校学区の閉校につきましては、閉校式の日程につきましては、午前、午後含めて各校ごとにやるという、そういうことにつきましては引き継ぎましたけれども、その予算がどのように分配されるかについてはちょっと承知しておりませんので、ちょっと時間をいただきたいと思います。  さらに、芦東山記念館のオープンにつきましても、ちょっと資料取り寄せますので、少々時間をいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) バス事業の赤字補てん等に対する交付税措置でありますが、合併しても制度はそのままであります。  いずれ、特別交付税で交付されることになっておりますが、ただ、実態としては、その赤字補てん分全額というものではなく、全くいくら来ているかわからないと、ただ練られているという制度はそのまま同じであります。 ○議長(佐々木時雄君) 桂田農林部長。 ○農林部長(桂田芳昭君) お尋ねの、鹿の防護網設置事業は、大東町のリンゴ部会に対する設置事業の補助金ということになってございます。 ○議長(佐々木時雄君) 16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) 学校の部分については後で資料いただければよろしいです。  それから、設計委託料が出て、設計ができて、一般の人たちが見れる時期ですね、設計図が見れる時期はいつでしょうかという意味です、完成ではなくて。  それから、鹿の関係ですね、リンゴ部会という話でしたけれども、ところが稲作農家でも結構被害が出ているという話を聞いております、大東町で。  それで、もしも可能であれば、そういう被害を調べた上で、その方向でも防護網なりその対策をお願いしたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。  それから、その点お願いします。 ○議長(佐々木時雄君) 藤堂教育長。 ○教育長(藤堂髑・君) 今の点につきましても、少々時間をいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 桂田農林部長。 ○農林部長(桂田芳昭君) 実態を調査した上で、それぞれ検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 17年度の一関市一般会計予算について、3点お聞きをいたします。  お聞きをする前に、この一般会計は、旧7市町村の一般会計の9月19日まで執行分の、当初の予算を除いた、残りを寄せ集めたものというふうに認識をいたしております。  ですので、各市町村の議員の方は、十分その中身をおわかりになった上で、今回この議会に臨まれているんだろうと思いますので、その辺、ちょっとお話をさせていただきます。  一つは131ページ、総合計画策定事務費1,162万6,000円のうち、その他経費で1,086万6,000円ということになっております。  それで、この総合計画の策定の全体のスケジュールについて、まずお聞かせをいただきたい。  それから、それに関連して、今回は1,162万6,000円ですが、これは年度が二つにまたがった中で総合計画が策定される予定ですので、その2年度全体でどのぐらいの予算を見積もっておられるのかお聞かせをいただきたい。  その関係で、旧一関市の、何年前でしょう、策定した総合計画は、市職員独自でこれ計画立案をしたという、そういう経緯があります。  外部のコンサルタントに依頼をするということなく、自前で策定計画をつくったということですが、今回はその辺についてもどういうふうになっているのか、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、もう一つは、134ページの地域協議会事務費に関連してお聞きをいたします。  協議会の、これから立ち上がっていくだろうと思いますが、開催の予定はいつごろからというふうにお考えになっているのか、また、先ほどの総合計画の策定、基本計画の段階から、この地域協議会の方々のご意見も当然聞きながら策定をなさっていくかと思いますが、そういう関係でどういうスケジュールになっているのかお聞かせをいただきたいと思います。  それと、協議会の委員の報酬について、どういうふうなお考えを持っておられるのか、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。  総合計画の関係で、非常に大事な大きな課題として残っているものが、この市役所のすぐそばにある県立磐井病院の跡地であります。  来年の3月に県立病院が新設オープンをした後は、あそこは跡地ということで、旧一関市はあの跡地について買収、取得をするという県との約束事ができているわけでありますが、その約束事を果たす中で、来年の1月までに、1月時点でどういう方法で、どういう時期に、どういう利用方法でということも当然入ってくるかと思いますが、これを決めて、県とこれから精力的に交渉を進めなければならないかと思います。  この点について、この予算書の中には新しい予算として計上なっておりません。  そこら辺どういうふうにお考えになっているのか、この3点についてお聞かせいただきたい。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) まず、1点目の総合計画の関連であります。  総合計画の委託料、総合計画の事務費の内訳というご質問でありますが、これにつきましては、例えば総合計画審議会、これの委員さんの募集でありますとか、提言募集を考えておりまして、それらの賞品でありますとか、県とのやり取りの出張旅費、そういった、いわゆる事務費、それに加えまして委託料、これは事前に総合計画策定に当たりまして、住民の皆さんからアンケートを実施したいというふうに考えておりますので、これらのアンケート調査の委託、あるいは基礎データを収集して、そういったデータ等を作成する、それらの委託料というふうな内訳になっております。  なお、総合計画にありましては、総合計画審議会の設置の議決もいただいたわけでありますので、今後そういった、総合計画審議会へお諮りをする前段の作業をできるだけ早い時期に進めまして、3月、あるいは6月議会いずれかになろうかと思いますが、総合計画の基本構想について、議会にお諮りをしたいというふうな、そういうスケジュールで想定をいたしております。  それから、2点目の地域協議会の関連でございますが、これにありましては、この後追加のご提案として、地域協議会設置条例の制定を提案いたしたいと考えております。  自治区長さんが決まりましたので、それぞれの地域において、直ちに地域協議会の委員さんの選任の準備を進めていただいておるところでありますが、委員さん方が決まりましたなら、それぞれの自治区域において直ちに、年度内には協議会を開催して、必要な協議を進めていただくというふうな、そういう考え方であります。  それから、報酬についてのご質問もございました。  これから追加提案いたします設置条例の中に、報酬については支給しないと、いわゆる無報酬というふうな形での提案を考えております。  三つ目の磐井病院跡のお話であります。  これは、県立磐井病院が移転し開設するまでの間に、跡地の取得について協議を進めるというふうになっております。  既に、県医療局とも数回接触はいたしておりますが、具体の、いわゆるその跡地の利用、そういった具体の話までまだ至っていないところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 議長に申し上げたいんですが、私これで2回目の質問になるんですね。  1回目の質問と同じことを聞いても2回目の質問というふうに見なされるのであれば、やり取りができなくなってしまいます。  先ほど1回目の質問で、総合計画について、どういうスケジュールでしょうかというお話を申し上げました。  6月に基本構想は議会にかける、3月か6月にかけると、私は全体のことをお聞きしています。  それから、本年度は1,000いくらという予算でこの構想を、検討を立ち上げますと。  これ2カ年にわたって全体構想ができるわけですから、その2カ年の中でどういう考え方、自前でやるんでしょうか、それとも外に出すんでしょうかということもお聞きしております。  予算は2カ年にわたってどのぐらいを想定なさっているのかということも質問しているわけであります。  全然お答えがありません。  また同じことを質問して私2回目と言われると、これ議論できなくなってしまいますので、その辺、きちんと整理をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(佐々木時雄君) わかりました。  その点であれば答弁漏れという、であれば再度答弁いたさせますので。 ○2番(尾形善美君) 今申し上げました総合計画については三つ答弁漏れがありますので、それをきちんとしていただきたいと。  それから、答弁漏れの関係で、磐井病院の跡地の取得の関連で、今検討をおやりになっているということですが、来年の1月という、もう期限があるわけでありますね。  その期限の中で、例えばどういう利用方法にするか含めて、検討して決めていかなければならないわけですね。  今回の予算書にはその予算がありませんが、どういうふうに検討なさっていくんですかということも1回目の質問でしているわけであります。  この点について、答弁漏れとして、私は1回目の質問をさせていただきます。 ○議長(佐々木時雄君) 当局に申し上げますが、答弁漏れのないように答弁願いたいと思います。  松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 総合計画の経費の関係でありますが、今回お願いをしております金額のほかに、これらにつきまして、最終的に計画書、こういったものが印刷費として支出される見込みであります。
     大体1,000部ぐらいを想定いたしておりまして、800万円ぐらいの費用を見込まなければならないかなというふうに考えております。  それから、自前かというふうなことでありますが、できる限り、先ほど申し上げました市民の皆さんのご意見を集約しながら、それらをしかるべく審議会等に諮りつつ、自前でできるものについては、そういった作業はできるだけ自前でやっていくことを原則といたしますが、例えばアンケートの調査でありますとか、基礎データの収集等にありましては、そういったコンサルタント業者のノウハウをお借りしながら、資料収集については、やれるべき分については委託をお願いするというふうな組み立てで考えております。  それから、スケジュールにつきましては、前段申し上げました基本構想にありましては、3月あるいは6月の議会に提案を申し上げ、いずれそれらの基本構想ごとに基本計画、そしてさらには実施計画、これらを来年の、いわゆる19年度当初予算編成時期前までに、そういった作業をすべて完了させたいというふうに考えております。  それから、磐井病院跡のお話ですが、先ほど議員が1月というふうな時期の話をされたようでありますが、私どもでは来年の3月いっぱいというふうな時期を伺っており、そういった認識でおるところであります。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) また1回目の質問をさせていただきます。  磐井病院のものは、予算化はしない中でそういう策定をなさっていくんでしょうかという質問をしているんですが、お答えがありませんので、そこを。 ○議長(佐々木時雄君) 漏れの分で質問するんですか。 ○2番(尾形善美君) 漏れの漏れです。 ○議長(佐々木時雄君) それをあわせてやってください。 ○2番(尾形善美君) いずれ、それを2回目でやります。  それから、総合計画については、いずれ全体のスケジュールはわかりました。  基本的には自前でおやりになるということでありますので、ぜひ、地域に精通なさった職員の方含め、あとは地域住民含め、さまざまな方のご意見を取り入れながら策定に努めていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  地域自治区の協議会の無報酬の件ですが、それは、設置に関しては、地域協議会設置はこれから出てくるんですね。  この予算の中には出てきておりませんけれども、無報酬ということでしたので当然補正予算も出てこないんだと思いますが、この点については、では議案の第28号の中でお話をさせていただきます。  以上で終わります。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 県立病院の跡地のお話について、ちょっと私も、1回目でそういうふうにお答えをしたようなつもりでおりましたが、取得について、いわゆる磐井病院の移転時期までに話し合いをしますということでありますので、取得ということであれば、まだその利活用等についての部分まで及ばないと、県との協議の分についてはですね。  したがって、予算的な分は見ていないというふうなことでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) そこをちょっと整理をさせていただきたいんですけれども、今までの答弁の流れですと1月だったわけですね。  1月、議事録見ていただければ1月なはずです。  それが、県立磐井病院の開院が3月だから3月だというお話だと思うんですが、いずれ3月までに何を決めなければならないか、その後、県からそれを取得する時期、金額、これについて、3月までに決めなければいけないのか、何を3月までに決めなければいけないのか、その具体的な中身についてお聞かせをいただきたい。  ただ、そこで時期と金額まで、もし3月時点で決めなければいけないとすれば、その利用についてもあって初めて取得をする、いつ、金額いくらで、どういう利用方法をするからだということを含めて、3月で私どもにお知らせをいただかなければならないのではないかと思いますが、そういう意味で時間がないということを申し上げていますし、そういう中身について具体的に検討するために、内部だけでおやりになるから予算化なっていないんでしょうと、外部の方の委員会なり何なり立ち上げれば、それ相当の費用がかかるでしょうから、予算化が必要ではないですかと、今回予算化なっていませんから、内部だけでおやりになるんですかということを聞いているわけであります。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 今ちょっと、手元に協定書を持ち合わせておらないわけでありますが、認識といたしましては、県立病院の移転時期までに取得の時期、方法等について協議するものとするというふうな、そういう協定内容であるというふうに認識をいたしております。  したがいまして、今議員おっしゃるように、その利活用について、いわゆる決めなければならない手続きというのは、当然それぞれ、いろいろ住民の皆さんのご意見を聞く手続きとか、そういったものもあるわけでありますので、そういったのも含めて取得の時期というのは、当然協議して決めていくべきものというふうに考えております。  したがいまして、例えば4月1日に直ちに取得をするというふうな、そういう形ではなくて、今後利活用について、しかるべき手続きをとった上での取得時期というのを、その時点で協議をし、決めるというふうな認識でおるところであります。 ○議長(佐々木時雄君) 先ほどの、那須議員に対する答弁を藤堂教育長からいたさせます。  藤堂教育長。 ○教育長(藤堂髑・君) 先ほどの那須議員のご質問、お尋ねに対してお答えを申し上げますが、1点目の新生興田小学校建設に係る部分の閉校記念事業費補助金でありますが、これ確かに学校建設事業費の中には組み込んでおりますので、ちょっと紛らわしい点ありましたけれども、5校の閉校に係る予算でございまして、その275万円の内訳は各校55万円と、その中身は、記念誌の発行あるいは記念碑、あるいはCDの制作等に係る経費という内訳でございます。  2点目の芦東山記念館にかかわって、この事業費の中の委託料のかかわりの中で、いつ図面が見ることできるかということでございますが、これは今年度基本設計の委託をしてございますので、今年度末、3月末にはそれが完成してくると、その時点で見ることができるということだと思います。  引き続き、18年度は実施設計に向けて予算化を図ってまいりたいと思ってございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 最初に、議長にお願いしたいことがあります。  というのは、議長さんは就任して日が浅いということもあってなんですが、精神はつらつとしたところはわかるんですが、どうも質疑の打ち切りだとか、そういう部分について、一呼吸置いてからやっていただけないだろうかと。  宣告してしまいますと、採決はなおさらなんですけれども、修正きかないという、立場上ですね。  そういうことを考えると、例えば、質疑あとございませんか、あと何人いらっしゃいますかというふうな形を聞いて、そういうふうな一呼吸置いて、間を置いてからやっていただかないと、ちょっと、あらあらあらあらあらということになってしまいますので、最初にお願いを申し上げたいと思います。  具体的なことについては4点でございます。  一つは、182ページの駅東口関係、先ほど来議論あるわけですが、聞いていて、私どものように初めてこの事業について直接審査する、審議する者からするとよくわからない。  例えば、駅東口計画全体、これどのぐらいの規模になっているのか、旧町村の中で負担した経過があります、プラザの問題、交流の問題含めてですね。  あのときは、確か全体32億円ぐらいだったのではなかったでしょうか。  これは、もう完了しているのかどうか、完了しているだろうと思うんですが、そのほかに、実はこういうふうなプランが動いているんだというあたりを少しく紹介いただきたい。  あわせて、利用者については、確か西口との比率を7対3ぐらいということで動き始めたのではないでしょうか。  これが先ほど来、人数で報告いただいているわけですが、どのぐらいの実績、比率で実績どのぐらいになっているんでしょうか。  あわせて、実は私は大東なんですが、猿沢という地域です。  本当に水沢江刺駅の方が近いです。  駐車場の問題含めて、本当に利用しやすいです。  同じことが、実は千厩方面中心として、藤沢中心として、くりこま高原駅、これを利用なさっている人たちも相当数いらっしゃるはずですね。  そういう状況の中で、冒頭の、一体これからどのぐらい、32億円に加えて投資しようとしているのかという、そのそもそものところともかかわってくると思うんですが、こういうふうな、現実に利用者がそういう状況の中で、こういうふうな計画をして修正がきくのか、最初から、これはもう在来線のみであって、新幹線についてはそんなものでしょうという程度のことなのか、この辺を少し、もうちょっと私どものような立場の者にも理解できるような説明いただければというふうに思います。  次は、185ページの非常勤消防団の関係なんですが、先ほど消防団の関係が出ました。  私のところにも何人かから、こんなことでいいのかということが出ています。  それは、来年の3月まで1人300円、これを負担してくれと、なぜだと、本団の経費がないからだと。  本団の経費、これで70万円ぐらい、この70万円のうち5万円ずつを、地域消防団ですね、合併前のそれぞれの消防団、これに配分したいと。  先ほどの質問では、報酬の中からという発言あったけれども、確かに報酬の中からとはもちろん書いてないんですね、負担してくれと。  きちんとした文書も、それぞれの立場、立場の者に配付されて、11月だったでしょうか、までにどういう方法で負担いただくのかというふうな、集めてほしいという趣旨の文書まで出ている。  これが好ましいのかということなんですね。  私としては好ましくない、こう思っています。  明らかに、いろんな消防団、一つの組織を動かしていくわけですから、公費で負担できる部分とあいまいな部分といいますか、その部分とあることはおのずと出てくるんでしょうけれども、それは市の行政であろうが県の行政だろうが同じだと思うんですね。  消防団として動くのに、特にも、本団の経費その他含めてこういう部分というのは、明らかにグレーゾーンではなくて、消防団、非常勤消防団を維持するために必要な経費であるはずなんですね。  そういう意味では、これを本当にボランティアのような形で、招集がかかれば生業を投げ打って、どんな忙しい中でも、寒い中でも駆けつけて消火活動に当たっていただいている方々に、こういう負担をお願いするというのはすべきではないと、こう思うんですね。  そういう意味で、なぜこういうふうな、要請といいますか、準指示文書みたいなものだというふうに読ませていただいたんですが、発想になったのか、この辺について、つまびらかにしてほしいと。  同じ非常勤消防団問題では、退職金の積み立てについても不安が寄せられています。  旧一関市について、聞くところによれば、2割あるいは3割ぐらい、報酬の中から退職金積み立てという方式をとってきているようだけれども、我がまちではそういう方式はとってきていなかったはずだと。  わずかばかりの報酬からこういうものまで天引きされるのではたまらない、こういう趣旨も寄せられています。  新市発足に伴って、この分野ではどういうふうに措置しようとしているのか紹介をいただきたい。  大きい三つ目、190ページ、学校建設費なんですが、実は市長の所信表明、25日にいただいたわけですが、大東地区について言えば、大原小学校等小中学校の整備事業云々という記述がございます、くだりがございます。  この中に、昭和33年の建築の興田中学校の屋体が含まれているのかどうか、この機会に紹介をいただきたいと思います。  その二つ目は、新市建設計画との関係なんですが、実は私の耳に入ってきているのでも、新市の幹部の発言として、新市建設計画についてはリセットしなければならないのではないかというふうな発言、それから内丸の県庁幹部の発言としても、この新一関に関しての発言なんですが、やはり新市建設計画については、見直し作業というのは必要なんだということが話をされているというふうに聞いています。  むっとする部分とですね、俗な言い方で恐縮だけれども、むっとする部分と、やはり新市建設計画、これは新市として、やっぱりそれについて検討せざるを得ない側面と、私は両方あると思います。  所信表明の中では、市長は、どれから予算つけるか、それについては、やはりきちんと検討しなければならないという趣旨の記述をなさっていますね、述べておられるんです。  私はそのとおりだと思うんですね。  それにとどまらない見直し等々も場合によっては必要なのかなと。  というのは、あくまでも、自治体によっては、当時の執行者の考え方が色濃く出て、出すぎまして、住民合意、新市建設計画の中にぜひ盛り込んでほしいというものが漏れ、そう急ぐ必要のないもの、こういうものが設定されてしまった、こういうふうな経過等々もありますから、執行当局と私ども議会というのが市民の負託を受けて発足したわけですから、そのテーブルに、まな板に、この新市建設計画についても、やはり載せざるを得ないだろうというふうに思いますが、この部分についても学校建設絡みで、この機会に市長のお話をいただければと、考え方いただければというふうに思います。  四つ目、バス問題、若干論議ございました。  この中で、それぞれの地域の公営バスは歴史があるだろうと思うんですが、その収支を見る場合にぜひ留意をしなければならないと思うのは、合併協定の中では独立採算ということを、見込みがある場合に合併協議に加わるというハードルを加えられ、合併協議に入っていったという経過がございます、プロセスがございます。  ただ、その中で述べられているのは、主たる部分はコミュニティバスについてだろうと思います。  例えば、大東の町営バスについては、患者輸送車を廃止する、あるいはスクールバスについても代替である、そういうふうな経過等々踏まえての公営バス、町営バスという経過があるわけですね。  そうしますと、患者輸送車や高齢者のワンコイン制度等については、明らかに、これはバス事業ではあるけれども、福祉事業の色合いが極めて濃いわけですね。  スクールバスの代替については、これは教育の分野が極めて色濃いわけです。  これらの複合体だといいますか、そういうふうなものの中で設定をされてきているんだと。  ですから、コミュニティバス1本で見れない側面が多分に持っているわけです。  そういうところに、一つの物差しでこれを判断をするということが新市においてなされた場合には、住民にとって耐えがたいものになってしまうんだという側面がございます。  所見があれば伺います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 私からは、駅東開設事業費に係るご質問についてお答えいたします。  ただいま質問にございましたように、当初、駅東口開設事業に係る経費は30数億円というふうな事業計画であったわけでございますが、いずれこの予算に計上しております駅東口開設事業費、これは16年度からの繰越分でございます。  この事業費を含めまして、29億円を超える、30億円以内に収めるような形で事業費の見直しを行って、この執行によって東口開設事業が完了するというふうな状況になっているところでございます。  それから、駅利用者の比率につきましては、計画当初は、一ノ関駅利用者は1万人を超える利用者があったわけですけれども、そのうち3割と、約3,000人の利用を見込んでいると。  それについては、先ほども申しましたように、駅東口開設プラス、先ほどの道路整備も含めた環境整備がなった時点を想定しての3,000人というふうな数字でとらえているわけでございますが、ご案内のとおり、駅利用者の数が年々少なくなっているというふうな状況にあります。  現在の比率で申しますと、2割近い方が東口から利用されているというふうにとらえているところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 消防団員の団員1人から、1人当たり300円を来年3月まで拠出するというんですか、お支払いするという内容のものを文書で出してあるということですが、どなたからの文書なのでしょうか。  私は、そういう文書の存在までは認識しておりません。  ただ、合併直後の幹部会議において、新団長さんから、団員1人当たり300円を拠出してほしい旨の話を会議の中でやっていたようだということは、出席していた防災課長から報告は受けておりますが、私どもは、団員同士の互助会、慶弔時等の互助会的なものだろうと、そのような認識でいたところであります。  また、お話にありましたように、公務で行う消防団業務につきましては、確かに公費で支出すべきものというように思っております。  それから、退職金の積み立てということでのお話もありました。  確かに、旧一関市の消防団は団員独自に、これも互助会的な考え方で、報酬の中からでありましょうか、積み立てを毎月していたようです。
     それを、いわゆる団員が退職する際には、その中から任意の退職金をお支払いしていたということであります。  ただ、行政として特別職公務員に対する退職金にありましては、これは県の総合事務組合の方に積立金を拠出しておりまして、正規の退職金を退職時にお支払いしているということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 藤堂教育長。 ○教育長(藤堂髑・君) 先ほど学校建設費のことで、具体的に興田中学校の屋体というお尋ねでございますが、191ページの中学校費の学校建設費の中には、興田中学校の屋体については、今年度の予算には入っておりませんので今年度はないわけですが、その後どういう計画にあるかということは、今ちょっと調べてみましたけれども、興田中学校の屋体につきましては、改修、改築とも新市建設計画の中には入っていないと、そういう状況でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) まず、1点目に、新市建設計画の関係のご質問がございました。  新市建設計画にありましては、いわゆる合併時点での新市建設計画事業として、それぞれの地域、首長さん方からさまざま議論をいただきまして、最終的に、現在、住民の皆さんにお示しをしている、そういう新市建設計画でスタートしたわけであります。  ただし、県へ提出した時点と実際合併をした今の時点になりまして、そういう計画の内容等について、若干ずれが出てきておることもあります。  また、それぞれの地域の首長さん方から、いわゆる当地域の分の建設順位等について、若干変動をしたい、修正したいという申し入れもございますことから、いわゆる基金持ち寄りの最終的な数字等も考え合わせ、これらについて、いわゆる新市建設計画の実際の実行に当たっては、あくまでも新市建設計画を基調とはしますが、総合計画の策定ともあわせて、そういったものを整備していかなければならないものというふうに考えております。  それから、4点目の質問の方のバスであります。  これらにつきましては、議員お話のとおり、確かにそれぞれコミュニティバス、福祉、教育、そういった部分をかなり背負った目的の、さまざまな形態がそれぞれの合併前の地域で運行をされていたということでありますので、これらについては、バス事業全体、これらの実態を把握し、議論をした上で、どうあれば全体としてよいのか、検討を加えていかなければならない課題であるというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) もう12時になるんですが、続けてよろしいんでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) ご質問だけいただいてから休憩いたします。 ○18番(菊地善孝君) そうですか、恐れ入ります。  最初の東口関係なんですが、関が丘入口の問題が他の議員への答弁の中で部長の方からございました。  国道284号の踏切、これは平面交差になっているわけですが、これについては、かなりの金額をかけて新たな道路を打つ、あるいは拡幅する、その他の一連の計画があると思うんですが、これを立体交差にするというような計画になっているんでしょうかどうか、紹介をいただきたい。  あわせて、この駅東口、それからNECの敷地と隣接する部分の開発といいますか、道路改良、この部分についての全体計画ですね、これを、希望者でかまわないと思いますから、旧一関市以外の議員に対しての説明の場、資料を提示してですね、かなり大きい事業ですので、これをお願いできないものだろうかという思いがしてなりません。  希望する人たちでかまわないと思いますけれども、この部分について、かなり大きい事業費になるようですから、検討いただきたいものだと思います。  二つ目、非常勤消防団の問題ですが、1点目の300円の問題については、私は、二つの自治体の地域幹部会の資料に基づいた発言をいたしております、二つの旧自治体ですね。  地域消防というんでしょうか、今ありますね、地域消防団の幹部会の資料を手に入れまして発言をしています。  その中にはっきりと、団本部運営費等と書いていますね、この300円について。  これは明らかに消防団そのものについての運営であると。  先ほど、部長からお話いただいたような内容とは少し趣が異なりますね。  そういう意味では、現時点で情報が定かでない部分があるとするならば、ぜひ調査をいただいて、先ほど来指摘しているような、前段申し上げた同僚議員の発言も含めて、消防団として必要な、特にも、団本部その他のこの運営費を団員から負担いただくなんていうことあってはならないはずですからね、筋論として。  この部分については指摘し、私どもが掌握しているような事態であるならば是正の措置をとっていただきたい、あるべき姿に是正をいただきたい、こういうことを発言しておきたい、こう思います。  二つ目の退職金関係ですけれども、この部分についても、やはり今までの歴史があるわけですから、それぞれの消防団の歴史がある。  それを合併したということを機に、大幅に変更されるということについては、いろいろな誤解だとか不安だとか生じていくだろうと思いますから、十分な理解を得た上で、どういう方向に行くにしろ手続きが必要ではないか、努力が必要ではないかと思いますが、所見があれば伺います。  三つ目の学校関係なんですが、これについては先ほど話しましたように、新市建設計画、そして先ほど来話がある、総合計画との絡みもありますので、その中でぜひ検討をいただきたいものだなと、新たな視点でですね、新たな視点で、今までの自治体の計画、出していただいた合併関係のテーブルには載ってこなかったけれども、問題は、そこで生身の子供たちが生活しているわけですから、卒業式には、雪がずっと遅くまで残る年なんかには雪が舞ってくるというんです。  それはそうです、33年の建築です、極端に古いんですから。  明らかに、この部分については、いかなる考え方でそうなってしまったのかわからないけれども、取り残されているわけですから、これについては検討いただきたいものだなというふうに思います。  この部分で再答弁いただきたいのは、新市における教育基本計画ですね、これをどういうふうな、さっきこれについても策定スケジュール、どういうふうになっているのかですね、この機会に紹介をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 休憩をいたします。  再開は午後1時といたします。 午後0時05分 休   憩 午後1時00分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  菊地善孝君の質疑に対する答弁を求めます。  小野寺建設部長。 ○建設部長(小野寺道雄君) 一関沖18号線とJR大船渡線の立体交差の計画はないかというお話でございますが、ご案内のとおり、JR大船渡線と国道284号が並行に走っているというふうな状況にあり、現地の地理的制約もあり、立体交差については、かなりの多額な経費を要するものというふうに認識しているところであり、現在のところそういった計画は持っていないということでございます。  それから、NEC東北周辺の道路整備に係る事業計画の資料提供というお話でございますが、いずれ東口開設事業に係る資料等については、昨年3月にオープニングセレモニーを実施した際に、パンフレットを作成しております。  それらのパンフレット等については、資料提供いつでもできる用意をしているところでございます。  それから、新市で計画しております駅東前堀線、さらには駅東東工業団地線の神田工区に係る資料等については、住民説明会等で住民に説明する資料等については現在作成中でありますので、でき次第それも提供が可能かというふうにとらえているところでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 消防団の300円の関係でありますが、いずれ合併後の新消防団の幹部会議で、団独自に負担していただくというようなことが決められたということでありますけれども、いずれ行政といたしましては、その内容を調査の上、公費で負担すべきものがあるのかどうか、そのようなものを見てから判断してまいりたいと考えております。  それから、任意の退職金問題でありますが、これはそれぞれの地域消防団で自主的に判断するものであろうと、そのように考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 藤堂教育長。 ○教育長(藤堂髑・君) 昭和33年の体育館の話もございましたけれども、そのような施設の整備計画、それから、そのもとになる教育基本計画のスケジュール等のお尋ねでございますけれども、いずれ新年度の中でそういう作業をしていかなければならない、新年度予算の中に盛り込みたいと、そう考えてございます。  新市の総合計画というものも当然立てられるわけだと思いますので、それらとの整合性も図りながらスケジュールをつくってまいりたいと、そのように思ってございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 駅東口を中心とした一連の資料提供なり、事業プラン全体のトータルとしてのプランの説明の場を持ってほしいということについては、今の答弁からすると、個々に資料要請をし、お邪魔すれば説明いただけるというふうにも聞こえるんですが、やはりこれは事業費が大きいわけですから、相当額に上るし、期間も長いわけですから、これについては、新しい一関市議会議員ですね、私含めて、こういう人たちに対しての説明責任、これは当局にあると思うんですよ。  初日の、私発言の中でアカウンタビリティという話を情報公開の関係で言いましたけれども、まさにこういう分野はそれに当たると思います。  情報、公文書なら公文書、さまざまな情報を請求をされたら説明します、これはアカウンタビリティではありませんね。  今そういう時代ではないはずです。  説明責任というのがあるはずなんです。  そういう視点からいくと、部長の答弁はそういう趣旨ではなかっただろうと思うんですが、不足していると、聞きようによってはですよ。  やはり積極的に、私どもは、十分、不十分があったにしろ判断する立場にあるわけですし、即判断を求められるわけですから、一通りの説明の場を持つべきだと。  さらに、それぞれの総論的な部分の説明を受けた後、もっと詳しく知りたいと、各論に当たる部分までさらに知りたいという部分については、先ほど答弁いただいたような対応で私は間違いないだろうと思いますけれども、総論に当たる部分についての場はぜひ設けるべきではないかと、改めて発言をしておきたいと思います。  二つ目の、非常勤消防団の問題ですが、二つ目の問題についてはそういうことで努力をいただくということにしたいんですが、1番目の部分、こういう負担が適当かどうか、私はこの文書を見て、これは任意ではないということですね、300円。  金額は決して大きい金額ではないんですけれども、これは団本部運営費等として、はっきりとそれぞれの旧自治体、今で言えば総合支所というんですか、そこの総務課あてにこういうこういう返答をしてくれと、こういうところまで、言うならば幹部会で義務づけているわけですが、文書として。  これは任意ではない、しかし、消防団、団本部とはいえ、幹部会とはいえ、一律に税金のような形で、その構成員に対して賦課を決定する立場にはないはずなんですね。  本来、こういうふうな文書というのは書けないはずなんですよ。  しかし、こういうふうなことをせざるを得ないというその内情、ここのところに思いをはせる必要が当局としてはあるのではないかと。  やはり、ここでこれだけの内容を書いておるというのは、本来は公費負担としなければならない内容なんだろうと私は推測するんです。  詳細は調査をいただいたらいいと思うんですがね、当局において。  しかし、こういう形で一律に構成団員に対して準賦課金のような形で対応を迫るということは、極めて好ましくない。  しかも、消防団の場合は、本当にボランティアの形で、義勇消防ですからね。  そういう中で、対応いただいている方々にこういう不快な思いをさせることはあってはならない、こういう思いもいたしますので、重ねて善処方を発言をしておきたいというふうに思います。  学校建設含めて新市計画との関係、あるいは教育基本計画との関係等々については了解いたしますので、見守りたいと思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 私は、最初に、一般会計の131ページの、広聴広報費についてのところで質問をしたいと思います。  実は今、合併なって、広報いちのせきが全市に月2回配布されておりますが、その中で非常に気になったのは、広報いちのせきの全戸配布のお願いという9月20日付の文書が出されています。  これは前職務執行者の出した文書ですが、広報を全市に回すのに3日間かかるという文書なんですね。  10月の1日、15日付はそのとおり3日間、私のところには2日後に届きました。  それから、東山でいけば、田河津、松川、その1日後の3日後に着きました。  それがそういう文書なんです。  ですから、25日以降、毎月25日、10日配送ということで、ところが一関地域は、10月は1日に全部、舞川、弥栄、萩荘の一部を除いて、あとの全市は1日、そのほかは、花泉、大東、千厩、東山、室根、川崎も10月の2日なんですね、1日遅れて。  それから、10月の3日には花泉地域、永井、油島というふうにして、東山は田河津、松川は3日目、川崎地域、門崎全地区はやっぱり3日目にしか届かないと、こういう文書なんです。  私が聞きたいのは、今宅配便が発達して、きょうの午後、東京圏内に出せば、あしたの午前中には着く時代です。  ところが、この配送計画によりますと、全市に渡るのに3日かけなければ配送できないという、こういう、なぜこういうことになったのか、そして、これは業者に委託しての配送のようですが、1社なのかどうなのかという点についてお聞かせいただきたいと思います。  問題点、何が問題かと言いますと、行政区長さん方は、今月の分で言いますと、きのうですね来ましたが、例えば岩手グラフ、これは県が出している、年5回出しているのが10月号として折り込んでありましたし、広報119、いわゆる両磐消防の分も広報いちのせきに折り込んである。  それから、あとは東山町内の案内チラシが三つも入っていますから、区長さん方は、2日遅れ、3日遅れなのに、その文書が折り込んで各戸に配達するまでにもう1日はかかると言っているんですよ。  とてもではないけれども、予定どおり3日後にということはできないと。  そうすると、情報がそれだけずっと遅れてしまうんですね。  ですから、なぜ、交通網が発達して配送網が整備されている時代にですね、広報が3日もかかるのかと、配送にですね、そのことをまずお聞きしておきたいと思います。  それから、ちょっと戻りますが、125ページに戻ります。  市債についての質問になるわけですが、この間の説明では、確かに公債費比率17.9%というのは、歳入の部分については確かにそうですが、そこで関連してお聞きしたいのは、この公債費比率がどうなるかということは非常に注目されるところです。  そこで、私は歳出のところで計算をしてみましたところ、災害復旧費を差し引いて計算すると、歳出の公債費は19.9%になるんですね。  ですから、赤字再建団体すれすれに、非常に今の財政事情が苦しくなっているということはそのとおり承知だと思うんですが、このままいって来年度の予算編成時期になって、こういう状況の中で本当に予算が組めるのだろうかという心配も、私が心配する部分ではないかとは思うんですが、それでもやっぱり、一市民として財政事情が、本当にこのままいったらどうなるのかという心配があるわけですが、18年度以降の起債、いわゆる公債費の比率の伸びをどういうふうに見込んでおられるのか、お聞きしたいと思います。  それから、129ページの、総務費の一般管理費のところで、いわゆる職員給与費について伺っておきたいと思います。  具体的に、26日の質疑でラスパイレス指数に関連してお聞きしましたけれども、具体的に、いわゆる旧7市町村の指数がわかりましたのでお聞きしますが、県内の市町村の2005年の給与水準から見ると、一関市は97.7で県内で2番目なんですね。  その次が、川崎村が95.6で10番目、花泉が16番目で93.8、室根が30番目で92.7、大東が39番目で92.1、千厩が42番目で91.9、旧東山は48番目で90.7、ものすごく開きがあるんですね。  約8ポイントのこの中に開きがあって、このまま、この給与水準をどこに合わせるのかということは、非常に難しい問題だと思うんですが、財政当局として、やはりこの格差をどういう形で埋めようと考えておられるのか、お聞きしておきたいと思います。  その次は、この予算書の見方についてお聞きします。  ページ、130ページの総務費、総務管理費のところでお聞きしますが、総務管理費のところの節の説明のところで、その他経費として4,983万円、その他経費というのは、1節から確か29節、もっとあると思うんですが、その節に入らないで、その他経費として一括して4,983万円を計上しているんですね。  ところが、他の款項を見てもそれが、その他経費、その他事務費というふうにして載っているんですね。  一体これは、なぜこういうことになるのかということと、決算でもしこれを、その他経費というのはどこに決算上出てくるのかですね。
     その他経費として出てくるのか、こういう不明朗といいますか、わからない項目で載せるというのは、本来予算書にはないはずだと私は認識しているんですが、どうしてこういうふうになったんですか、お聞きしておきたいと思います。  それから、教育費に移ります。  187ページで、教育費のところで、奨学資金の貸付基金のところがあります。  これは、きのう、教育委員会に問い合わせて資料をいただきましたが、一関、花泉、大東、東山、室根で貸付基金の運用をしています。  そこで、そこの金額、高校、高等専門学校、短期大学、いわゆる大学、また東山では特別奨学生として、医者等を目指している者にはこれこれという形で、これも非常に差があります。  高校生でいいますと、一関は月1万円ですが、花泉は1万3,000円、大東も同じ、東山1万5,000円、室根は1万2,000円というふうに格差があります。  これを、一関市としての貸付基金条例として統一なさるのはいつなのか、そして統一するとすれば、どのところで統一して、今後、貸付基金の運用をやっていくのかですね、非常に今、各家庭の経済情勢が厳しい中で、奨学金を借りたいという方も結構おります。  ですから、それにどう対応するのかという点で、その方向を伺っておきたいと思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) まず、1点目の広報の関係のお尋ねであります。  広報にありましては、新市において月2回、全戸に配布をするということで、ちなみに4万3,800世帯といいますか、に配布をすることになっております。  現時点でこの配送については、業者にお願いをしてやっていただいておりまして、ちなみに合併前の一関市の場合にありましても配送については業者にお願いし、一関市地域内で2日間かかって、それぞれ区長さんのお宅415カ所、市全体でですね、市全体では415カ所になりますが、ここにお願いをすると。  以前、市としては、旧市では2日間かけておったわけですが、現在、市域が広くなり、箇所数も増えたということで、3日以内に配達をお願いしたいということで契約をしております。  ただ、確かに議員ご指摘のとおり、そういった広報については、できるだけ早く市民の皆さんのお手元に届くべきであるという考え方から、これらについてもっと急げないかどうか、改めて検討を加えてみたいと思います。  それから、3番目のお尋ねの給与の関係であります。  確かに議員ご指摘のとおり、ラスパイレスについては、合併前の市町村、それぞれ指数的にもばらつきがございました。  これは前段、この議場でもご説明を申し上げておるわけでありますが、これらの調整といいますか、ラスパイレス上違うので、どこかに一律合わせるというふうな、そういう作業については、今のところ考えておらないところであります。  合併時点で現給をもって引き継いだという、これが厳然とした現状でございますので、今今すぐ、何年までに全部一律、同じにするんだというふうな、そういった考え方ではなくて、今後時間をかけながら、昇給等の中で調整をしていくべきだろうというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) まず、財政運営にかかわりまして、公債費比率どうなるのかというご心配をいただいているところでありますが、現在の財政計画では、見込みでありますけれども、20年度がピークで20.0、ただし、これは公債費全体の比率でありますから、実際には今の地方債制度は、元利償還金に対して交付税でバックされる制度のものが多くございますし、そういったものをできるだけ借りるようにして、事業を推進してまいりました。  それらを差し引いた、いわゆる一般財源で支払うべき部分の率がいわゆる起債制限比率で、これが15%を超えますと、3カ年平均で15%を超えますと、いわゆる地方債の借り入れを制限される率になります。  それに対して、ピークが21年度で12.7%という見込みになっております。  それ以降は少しずつ下がっていくと、そのような見込みをしているところであります。  それから、予算書の、いわゆる説明欄の記載の仕方についてのご説明でありますが、この予算書の説明欄の記載の仕方は二通りの方法がありまして、一つには、現在の一関市の説明欄のように、事務事業ごとに区分して、その事務なり事業の総額、事業名とそれに要する総額をここに記載しております。  代表的な事務事業はそれでよろしいんですけれども、この一般管理費、いわゆる例としていただきました一般管理費の欄は、例えば庁内で使う通信運搬費だとか電話料ですね、郵便とか、そういった全体のものが、これは何々事業だというふうなものが区分できないものがこの一般管理費の中に入っているということで、ここの部分のその他経費がこのような額になっているというものであります。  いずれ、他の目にありましても、できるだけ事務事業で説明して、総額このくらい、この年に事務事業費がかかりますよという説明欄にしております。  また、もう一つの方法は、各節の区分ごとに説明している予算書もございます。  それでいきますと、一つの事業が需用費にいったり委託料にいったり、あらゆる複数の節に経費がまたがって、なかなか見る方では把握しづらいということがありましたので、このような事務事業別の説明欄にしているところであります。 ○議長(佐々木時雄君) 岩井教育部長。 ○教育部長(岩井憲一君) 奨学金貸付についてお答え申し上げます。  合併協議の合意内容ですけれども、奨学金貸付事業については、平成17年度は現行どおりとし、平成18年度から国公立授業料、大学にあっては文化系を基準に統合するということになっております。  そういたしますと、大学は4万5,000円、高専は2万円、それで高校は現行1万円ですが、先ほどご紹介のとおり、旧市町村でばらつきがあることから、これらを合算し、五つの団体ですので、5で割り返しますと平均がとれますので、平均として高校にあっては1万2,000円というふうなところで話し合いがなされてきたところであります。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 最初の、広報の配布の問題ですが、業者に頼れば、確かに415カ所ということですから時間がかかるというのはわかりますが、そこまでお金をかけないで、例えば支所に、今までは各町村が1日で、支所の職員が配達して回って、それでできていたわけです。  それを、業者がおのおの配るから時間がかかるし大変なわけで、各支所に持っていって支所で配布してくださいと言えば、その日のうちに配布できるんですね、考えてみますと。  だから、そういう効率的なやり方が、なぜ、この輸送網の発達した時代にできないのかという、私はその辺を、なぜ業者でなければならないのかということをお聞きしたかったんです。  ぜひ検討、再検討すべきだと私は思うんですね。  そのことを再度お聞きしますし、公債費のピーク時はわかりましたが、そうすると、関連してお聞きしたいのは、合併時に全地域で説明して回ったときに、合併特例債は580億円の見込みだということで説明して歩いたはずですね。  ところが、この間の日日の新聞では、その4割しか使えないという報道もありました、240億円だと。  ということを見ますと、予算編成の特例債の範囲がぐっと狭まったわけですから、来年度以降の予算編成に相当支障があるというふうに見ざるを得ないわけですが、その支障がどういう形であらわれるのかということについて、再度説明をお願いしたいと思います。  それから、奨学金の問題で再度お聞きしますが、平均をとったということですが、今現下の経済情勢の中では、旧東山町から借りていた方は今までどおりならいいなと思っているはずなんですね。  それが下がるということになれば、平均でやれば下がるわけですから、そういう方々に、これからこうなりますよということで、本当に納得が得られるのかなというふうに思うんですが、機械的に平均というのは、私はどうも納得できないんですが、そうでしか方法がないということなんですか、それだけ聞いておきます。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 広報の件でありますが、議員さんのお話も含めまして、前段申し上げましたとおり、できるだけ早く市民の皆さんのお手元に届く、それがやはり大事だろうと思いますので、そういった視点で検討をしてみたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 新市建設計画、現時点では総事業費が541億円でありますが、地方債が324億円を財源として見込んでおります。  そのうち、いわゆる合併特例債が240億円になっておりますけれども、ご指摘いただいた580億円というのは、借り入れできる、いわゆる限度額、最高限度額が580億円ということであります。  したがいまして、いずれこの財政計画、新市建設計画の事業費が541億円でありますけれども、これは向こう10年間での、いわゆる市税等の見込み、交付税の見込み、それから合併効果、いわゆる人件費の削減額などで投資的経費に回せる財源がいくら出るのかと、そのような試算から始まりまして、合併特例債等を有効に使ってこのくらいの事業ができるのではないかというのがこの541億円であります。  いずれ、まだ来年度の政府の地方財政計画が示されておりませんが、それらの地方財政計画が示されましたならば、新一関市の市税の動向なりを把握いたしまして、できるだけ計画に見合うような予算を編成してまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 岩井教育部長。 ○教育部長(岩井憲一君) 奨学金について申し上げます。  既に貸し付け決定したものについては、今までの金額で貸し付けることとなっておりますし、ただいま申し上げました分は、新規貸し付けの分からということになります。  それで、高い貸付額であればいいのにというお話ですけれども、奨学金のみならず、もろもろの事業において皆いろいろ統一された額にはなっていないのが現状であります。  そこの中で、合併協議の際、中間点をとるということで合意がなされたところであります。  以上であります。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) これで最後です。  新たに別のことだけ、1点だけお聞きします。  国保税、国民健康保険の特別会計です。  一般会計だけですか、今のは。 ○議長(佐々木時雄君) 新たな質問になりますので。 ○30番(鈴木英一君) では、後にします。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) 17年度の一般会計予算の予算書の中身で、民生費の3目老人福祉費についてお尋ねをいたします。  いずれ、今回のこの予算書の中には、各自治体で行ってきたいろいろな事業が盛り込んでありまして、それらについてすべてお聞きするわけにはまいりませんので、特出ししてお尋ねをするところですが、142ページの家族介護支援事業費、それからその下の在宅寝たきり高齢者家族介護手当支給事業費、それから三つほど飛んで、高齢者及び身障者にやさしい住まいづくり事業費というようなものの事業の内容についてお尋ねしたいと思いますし、それから今後18年度以降ですね、これらの事業について、合併のこれまでの協議の中で、どのような引き継ぎ方がなされるかについて、まずお尋ねしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 及川保健福祉部長。 ○保健福祉部長(及川菊夫君) まず、家族介護支援事業費でありますが、介護用品等の支給に係る事業費であります。  それから、在宅寝たきり高齢者家族介護手当支給事業でありますが、寝たきりの家族を介護している家族に対しまして、例えば大東町の例で申し上げますと、月額7,000円の支給をすると、こういう事業であります。  それから、高齢者及び障害者にやさしい住まいづくり事業でありますが、いわゆる住宅改良助成であります。  限度額60万円と、限度額が60万円の住宅改良助成であります。  それから、18年度以降どうなるかというご質問でありますが、この中で、特出しで在宅寝たきり高齢者家族介護手当、これについては合併後も維持をしましょうということで協議がなされておるところであります。  それから、家族介護支給事業、これ実は介護保険とも重複しているような部分もございますので、それらとの整合を図って検討していくべき事項だろうというふうに思います。  それから、いわゆる住宅改良につきましては、県の事業も継続するという見込みであります。  その動向を見ながら対応していくということになろうかというふうに思います。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) 再質問をさせていただきますが、いずれ今のお話でありますと、介護保険制度が、言うなれば未成熟というふうに私は思っているものですが、それを補完する意味で、独自の事業を取り組んでこられたということで、大変私は評価をするものだというふうに感じました。  そういう中で、18年度以降にもそういった事業に取り組むという事業もあるということでありますが、いずれこれは、私先ほど申し上げましたとおり、各自治体で行ってきたものの中のある一部だというふうに思ってございます。  そういう中では、特にソフト事業については、それぞれの自治体でいろいろと努力をされて、住民の欲するサービスをなさってきたというふうに思っております。  そういう中で、今ここで見ますと、当局にありましても旧一関市の方々がぞろっとそろっておられるようでありますし、そういう中では、当然これから自治区なり何なりからいろいろと要望なりが出てくるかとは思いますけれども、やはり市長さんの考え方としても、ぜひそういう各自治体で行ってきたすばらしい事業、それがいかにささいなことであっても、そういったものにぜひ光を当てるような、そういう行政執行を私は強く望むものでありますけれども、そういうものについての市長さんのご所見をお尋ねをいたしまして終わりたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 福祉に関するご質問、そして特に老人の方の問題であろうと、このように思いますけれども、これはもちろん、どの地域におきましても同じように、きちんとした、そしてやさしいといいますか、そういったような福祉にしなければならないと、これは深くそのように考えているところでございますので、特にこれから、どこの地区だけがどうということでなく、これは皆公平といいますか、同じように取り扱ってまいると、このように思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 27番、佐々木清志君。 ○27番(佐々木清志君) 6款の2目になりますけれども、157ページになります。  その中で、中山間地域等直接支払という部分があるわけですけれども、これは旧自治体で議決された予算の持ち寄りということを踏まえて、確認の意味でお伺いをいたしますが、旧自治体の取り組み状況の中で取り組み要件に違いがあったのかどうかと、それから新しい市になって広大な農地があるわけですけれども、この取り組みに参加している面積の割合はどれぐらいあるのかということをお聞きをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 桂田農林部長。 ○農林部長(桂田芳昭君) 私の方からは、中山間についてお話を申し上げたいと思いますが、まず、現在取りまとめ中でございまして、正確な面積等については数値としてとりまとまっておらないという状況でございますので、割合等についてはご容赦を願いたいと存じます。  これまでの取り扱いの中で、まず一つ、ご案内のとおり、法指定地域と知事特認地域という地域の違いがございました。  したがいまして、知事特認地域の適用を受けておりました地域は、旧一関市と旧東山町の一部、それから千厩町でございました。  今回、9月20日の新市合併に伴いまして、見なし過疎地域の指定ということで、すべて法指定地域になったところでございますけれども、従来の中山間の申請行為は8月末で、それぞれの協定集落からの締め切りとなってございますので、残念ではございますが、今年度までは従来どおりの知事特認地域という考え方の中で、先ほど申し上げました地域につきましては、取り扱いが急傾斜地、20分の1の急傾斜地のみという形になってございます。  それから、今年度から新たに申請をしきり直しというようなことでございますので、それぞれの地域で掘り起こし活動などを行いまして、新たな認定行為等が行われ、それぞれそれらの集計作業中でございますので、割合等についてはご容赦願いたい。  それから、申し遅れました、旧花泉町にありましては法指定地域でございましたけれども、今年度までは従来の考え方に従って進むという合併時の申し合わせ事項になってございましたので、ここも急傾斜地のみの対象という考え方で今年度は取り組ませていただきました。 ○議長(佐々木時雄君) 27番、佐々木清志君。 ○27番(佐々木清志君) そこで、次年度以降の考え方として、旧自治体に関係なく、整合性のある取り組みを行政として指導していただきたい、そして取り組んでいただきたいというふうな思いを寄せて終わります。 ○議長(佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。  ひとつ簡潔に願います。 ○6番(高田一郎君) 私は4点について、簡潔に質問したいと思います。  予算書の189ページ、学校管理費の中で、維持補修等工事費にかかわってお伺いしたいと思います。  旧一関市が昨年実施しました、学校の耐震診断の結果を受けてのその後の対応について、教育委員会にただしたいと思います。
     ご承知のように、本年3月に昨年耐震診断を行った一関小学校、達古袋小学校及び中里小学校について、倒壊のおそれがある、あるいは要耐震改修の必要があるという診断結果が出ていたにもかかわらず、9月の議会の中で明らかになったように、その対策がほとんど行われていなかったことが明らかになりました。  その問題については、新しい一関市の最初の仕事としてやはり対応すべきだということで、9月の議会では大変大きな話題になりました。  その議論を経て、今度の本予算についてはどういう形で具体化されているのかどうか、この点についてお伺いいたしたいと思います。  あわせて、市長が初日に所信表明の中で、室根地域についての記述の中で、学校の耐震診断事業など云々という所信表明がありました。  そこで、新しい一関市内の学校、義務教育施設の耐震診断事業はどういう方針で今後行われようとしているのか、これについてお伺いしたいと思います。  大きな二つ目は、特別職の費用弁償についてお伺いしたいと思います。  一昨日もこの問題について、同僚議員から質疑が交わされました。  特に、非常勤の特別職の費用弁償については、大きな自治体になったにもかかわらず、費用弁償を行っていなかった川崎と一関に準じて対応すると、市域が大きくなっても交通費は支給しないということが、新しい市の方針として一つは明らかになりました。  もう一つは、松岡企画振興部長の答弁にもあるように、報酬の中に交通費等々が含まれているんだと、こういう驚くべき答弁が行われました。  そこで、私は、部長ではなくて市長にお伺いしたいと思います。  市長は、この調整状況について知ったのはいつだったでしょうか。  そして、つまり、非常勤特別職の費用弁償については行わないということを。  聞こえますか。  では、もう一度質問したいと思います、聞こえませんでしたか。  特別職の費用弁償についてね、一昨日の本会議の中でも議論が大層交わされました。  この中で明らかになったのは、非常勤の特別職の費用弁償、交通費等の支出ですね。  これについては、面積が大変大きくなったにもかかわらず、今まで費用弁償を行っていた自治体もあったんですけれども、それをなくして、費用弁償は行わないということが明らかになりました。  もう一つは、松岡企画振興部長の答弁の中にもありましたように、報酬の中に交通費が含まれているんだという、こういう議論もありました。  この答弁を受けて、私は大変驚いたわけですけれども、市長はこの新しい市になった以降の特別職の費用弁償のあり方について、どのような見解を持っているのかどうかということについてお伺いしたいと思います。  三つ目は、134ページの街灯電気料補助金、134ページの諸費の中にある街灯電気料補助金についてであります。  予算としては390万円ほど予算計上されております。  これは旧一関市の、いわゆる行政区が管理している電気代の半額助成を、旧一関市が行っていたことに伴う予算措置だと思います。  他の地域については、防犯協会を通じて助成をしたりとか、あるいは行っていない自治体とか、いろいろ格差があるわけであります。  その実態と、それから今後どういうふうな形で調整をされていくのかどうか、この点についてお伺いしたいと思います。  最後に、先ほど同僚議員、午前中の質疑でもありましたが、131ページの企画費の中の総合計画策定事務費、先ほど尾形議員から質問がありまして、全体のスケジュールや考え方についてが明らかになりました。  約2,000万円ほどかけて新しい総合発展計画が作成されようとしております。  19年度予算編成前に完成するということでありますから、この1年間、向こう1年間の中で行われる、私は新市になっての大きな事業の一つだというふうに思います。  先ほど、説明の中では、アンケートの調査や基礎データについては委託をするけれども、基本的には自前で計画をするんだという点については了解をいたしました。  そこで、市長の所信表明の中にもありますように、地域協議会の意見を聞きながら、また市民の皆さんにも参画していただきながら策定していきたいと、つまり住民参加で、自前でつくっていきたいという考えからでありますから大変いいことだと思いますけれども、この住民参加という点では、具体的にどのようなことを考えているのかどうかということをお伺いしたいと思います。  以上、4点です。 ○議長(佐々木時雄君) 岩井教育部長。 ○教育部長(岩井憲一君) 耐震診断について申し上げます。  お答えいたします。  旧一関市では、昨年度、今年度で耐震診断を実施してきたところであり、昨年度の実施の部分でも課題が明らかになったところであります。  それらのうち、達古袋小の屋体、一関小の屋体につきましては、予算をやりくりしながら、今年度、早速にも整備に取りかかってまいりたいというふうに考えております。  また、旧自治体にありましても、耐震は課題であるというような形で、新市の方に引き継ぎがなされている部分もあります。  既に終わっているものもありますけれども、これから耐震をしていかなければならない地域もございます。  それらあわせまして、全体の整備を計画的に進めていかなければならないというふうに思います。  当面はそういうわけで、多大な予算を要することから、予算のやりくりの中で達古袋小と一関小の屋体を整備してまいりたいと考えているところであります。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) まず、特別職の費用弁償の関係でありますが、これ、前段もこの件に関しましてはお答えをいたしております。  では、4点目についてお答えを申し上げたいと思います。  総合計画の中で、いわゆるどういった住民の聞き方をするかというふうな質問であります。  これ、ただいまお話に出ました地域協議会のご意見を聞くことはもちろんのことでありますが、旧一関の場合で申し上げますと、まちづくりの、そういう市民の皆さんに参画をいただいた方々からのご意見、提言、あるいはワークショップ、形態としては大体そんなところの参画を今のところ想定をいたしております。 ○議長(佐々木時雄君) 阿部市民環境部長。 ○市民環境部長(阿部睦君) 私の方から、街灯の電気料補助金の関係につきましてお答えを申し上げたいと思います。  ここの予算書に記載されております金額にありましては、行政区が維持管理いたします街灯の電気料の2分の1の補助額を掲載をいたしてございます。  これは、旧一関分の額を登載をいたしておるところでございます。  それで、他市町村の状況というようなお話もございました。  いずれ、設置管理につきましてもいろいろでございます。  安全協会で設置をいたしておる自治体もございますし、また修繕にありましても、自治体、それから地元で修繕と、それから電気料にありましては、行政で全額負担をしているという自治体もあるわけでございます。  それらの項目につきましては、いずれ合併協議の際に、現在、各市町村で電気料を負担しているものは市で負担すると。  それから、これから街灯を設置いたします、18年度以降につきましての設置の部分につきましては、一関方式といたしまして、設置は市、それから管理にありましては、補助金を2分の1というような形で管理をしていただきたいという格好で調整がなされたところでございます。  以上でござます。 ○議長(佐々木時雄君) 浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 非常勤特別職に対する費用弁償のことでございますが、これは合併準備会の首長会議、去る8月の17日だったと思いますが、その中で、費用弁償は行わないといったようなふうに決まったというふうに記憶をしております。 ○議長(佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。 ○6番(高田一郎君) まず、学校の耐震診断対策についてお伺いしたいと思います。  教育部長は、早速取り組んでいきたいけれども予算もあるので、一関小学校の体育館だけという対応、一関小学校と達古袋小学校の二つの学校と。  そういうことになりますと、他の学校というものは一体いつ対応していただけるのかどうかということをお伺いしたいと思います。  一関小学校の、残っているのは高学年棟の教室、これがもう倒壊のおそれがあると。  中里小学校については要改修、こういう結果がもう既に出ております。  私は、学校というのは、子供たちが本当に一日の大半を過ごす場所でありますし、また同時に、災害があった場合には避難場所にもなるところです。  既に避難場所として看板が設置されているところでありますから、私は、公共的施設の中でも最も安全でなければならないというふうに思います。  私は、3月の耐震診断結果が出た時点で、やはりこういう結果が出たのであれば、何よりも優先して、他の事業を先送りしてでも対応すべきだというふうに思いました。  しかし、半年間も放置をされ、今の答弁を聞きますと、予算の関係もあるので、その一部を対応したいと、残る学校はいつになるかわからないと、こういう状況で本当にいいんでしょうかということを教育委員会にただしたいと思います。  今回の予算というのは、旧市町村の執行予算の残を合体したもの、そして、合併に伴う必要最小限のものを予算措置したということはわかります。  しかし、歳入の中にも雑入に77億円、旧市町村から持ち寄った剰余金が当初予定よりも多くて、76億円というふうに当初の説明でも聞いております。  私は、執行予算の残を合体したものと、そして緊急に行うべきもの、これを含めた、私は本予算にすべきだったのではないかなというふうに思うんですけれども、市長は9月の市議会での論戦の中で、これ急がなければならないと。  他の同僚議員の質問に対して、市長の職務執行者に申し伝えをしたいと、そして新しい市の最初の仕事にしていかなければならないという、質問に対して了解するような答弁をしてきたわけですよ。  そういう点では、本予算の編成のあり方、これがどうだったのかということについて、大変疑問を持っております。  先ほど、駅東口の問題についても質疑が交わされました。  今度の本予算には12億7,000万円をかけて新しい道路を建設しようとしているわけですね、580メートル。  優先的に言えば、私はこの関小の耐震対策こそ優先すべきではないかというふうに思いますし、また、三関地域に住んでいる皆さんの共通した声だというふうに私は思います。  そういう点で、残りの学校の対策をどうしようとしているのか、もうあれから8カ月、9カ月目に入ろうとしております。  やはり、本予算に計上ならなかったけれども、いつまでにしたいという、そういう答弁があって、やはり私はしかるべきではないかなというふうに思いますけれども、これについての考えをお伺いしたいと思います。  次に、特別職の費用弁償についてお伺いいたします。  市長からは、合併準備会の中で話し合われたというだけの答弁でありました。  私がお伺いしたのは、一昨日の費用弁償の論戦を通じて明らかになった問題点について、市長はどのように考えるのかということについてお聞きしたんです。  1,130数平方キロメートルという広大な地域になりました。  目の前に農業委員さんがいますけれども、農業委員さんは、週2回、3回ですね、会長さんはもっと来るのかな、よくわかりませんけれども、この広大な地域に、恐らく往復80キロとか90キロをかけて会議に参加する農業委員さんだって中にはいるわけです。  私たち非常勤特別職ですけれども、非常勤の特別職で費用弁償の対象になっているのは議員だけなんです。  違うんですか、違うんであれば答弁いただきたいんですけれども、いずれ農業委員さんとかその他の特別職については、往復80キロ、90キロ、中には往復100キロの人もいるかもしれません、よくわかりませんけれども。  いずれ、そのぐらいの距離を往復して費用弁償はないというのは、これは私は考えられないし、本当に小さな自治体ですね、目の届くような小さな自治体であればわかりますけれども、このぐらい大きな自治体になって費用弁償の対象にしないというのは、私は考えられないし、また、費用弁償の中に交通費が含まれているということについても、報酬の中に費用弁償というか、交通費も入っているというこの考え方も、だったら委員さんに一人一人報酬が違ってくるわけでしょう。  遠い人の委員さんは報酬が高くなるはずですから、そういう議論は私はないと思います。  これは改善、是正すべきだというふうに私は思います。  それについて、市長の考え方をお聞きしたいというふうに思います。  他の2点については了解いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 岩井教育部長。 ○教育部長(岩井憲一君) 達古袋小及び一関小の屋体以外の整備はいつなのかということでありますけれども、先ほどご紹介申し上げましたとおり、旧一関市では、昨年度と今年度にわたって耐震診断を行っているところであり、旧自治体におかれましても、耐震診断そのものが課題であるということで、新市の方に引き継がれてきているという点もあり、これらは早急に耐震診断を進めていかなければならないというふうに思っております。  なお、今年度の耐震診断及びこれから進めていく耐震診断をあわせ、計画的に施設の整備は進めていきたいと、いくべきであるというふうに思っております。  以上であります。 ○議長(佐々木時雄君) 浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 非常勤特別職の費用弁償についてでありますけれども、いずれ先ほど申し上げましたように、合併準備会の中で、首長会議の中で決まったものでありますけれども、それで一応決まったものではありますけれども、それでいいのかどうかといったようなことも含めて、再度検討をさせていただきたい、このように思います。 ○議長(佐々木時雄君) 6番、高田一郎君。 ○6番(高田一郎君) 最後にいたしますけれども、そうしますと、学校の耐震対策についてですけれども、具体的に日程が示せなかったわけですね。  つまり、一関小学校は校舎について倒壊のおそれがある、これはもう3月に出ていますね。  中里小学校も要改修、9月の議会でもあれだけ問題になって、もう他の同僚議員からも危機管理体制が希薄ではないかと、どうなっているんだという議論もされました。  あれが6カ月後です。
     あれからもう2カ月たっているんです。  2カ月たっても、耐震診断の結果が出て、もう8カ月もたっているのにもかかわらず、市民に対して説明ができない、いつやるか説明できないということでは、どうなんでしょうか。  繰り返すように、子供たちが一日の大半を過ごす場所であって、災害になった場合の避難場所になる大変重要な施設です。  何をさておいても最優先すべきだというふうに思いますし、財政事情があるのであれば、私はせめて、もう少し待ってほしいとか、いつごろやりたいという、そういう答弁がせめてあってもいいと思うんですけれども、全く答弁にならない状況では、非常に残念であります。  市長、こういう状況の中で市長は新市の市長に選出されたわけですけれども、今の議論を聞いていまして、市長はどのような感想をお持ちなのかどうか、今後の対応についても市長の考えをお伺いしたいというふうに思います。  そこで、全市的な義務教育施設の耐震診断事業についてです。  私も新市建設計画を拝見しましたけれども、耐震診断を行う、新市建設計画の中に盛り込まれている耐震診断の事業では、各市町村間の考え方が違って、22年度にやるところとか、あるいは19年度にやるところとか、全く建設計画ないところとかあります。  しかし、私は、新しい一関市になったわけですから、必要となる学校の耐震診断を年次計画でやって、そして必要な対策を全体として行っていくというのが本来あるべき姿ではないかなというふうに思いますけれども、その問題についてもお伺いしたいと思います。  最後に、費用弁償の問題についてでありますけれども、市長の答弁では、準備会で決まったことだけれども、いいのかどうかの検討をしていきたいということでありますね。  前向きにとらえましたけれども、そういうとらえ方で正しいというのであれば答弁は要りません。 ○議長(佐々木時雄君) 岩井教育部長。 ○教育部長(岩井憲一君) まず、耐震診断でありますけれども、これにつきましては、今まで行っていない旧自治体もございますことから、引き続き計画的に耐震診断をまず進めていきますということであります。  次に、昨年度の分についての診断結果は出ておりますけれども、本年度の旧一関市の分もございますし、あとは旧自治体が抱えている課題もあります。  それら全体的に眺め合わせ、それで計画的に整備を進めてまいりたいと考えているところであります。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 耐震診断につきましては、今度市域が広くなったわけでありますけれども、いずれこれは、いずれにしても早急にやらなければならないと、このように思っております。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 簡潔にやりますので、よろしくお願いいたします。  149ページの、第4款1項の休日当番医制運営事業費と小児救急医療体制事業についてお伺いいたします。  本日も磐井病院で医療事故があったと報道があり、大変心を痛めております。  これも、10月20日の報道ですが、女性患者が救急病院に次々断られて、病院に到着して、到着まで1時間20分かかったと。  しかし、残念ながら亡くなられたという報道記事であります。  この記事を見て私はショックを受けました。  亡くなられたご遺族の皆さんには、心からお悔やみ申し上げます。  この事故で、どこが問題だったのか、市民が安心できる対策としてどうあればよいのか、今後どう改善されていけばいいのかというようなところを担当部からご説明をいただきたいと思います。  次に、小児救急体制の問題ですが、これまで平日の夜8時までの輪番制による、旧一関市、花泉、平泉でそういう体制でやってこられました。  合併でこの体制がどう変わっていくのか、8時以降の問題など、さらに、これまで以上の充実が求められているところなんですが、ここでも安心できる体制が求められておりますが、どのような今後の対応になっていくのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 及川保健福祉部長。 ○保健福祉部長(及川菊夫君) まず初めに、救急医療の関係であります。  事実関係を消防から聴取した部分で申し上げたいと思います。  10月16日、日曜日でありましたが、消防署に救急要請が午後0時、大体20分ごろあったと。  さまざまな救急病院、輪番制の病院等を照会した結果、最終的には水沢の胆沢病院に午後1時40分ごろ到着したと、こういうことでありました。  なお、その間、消防におきましては、除細動、いわゆる電気ショックですが、これを6回ほど措置したということであります。  それから、両磐地区の病院の状況でありましたが、救急病院も含めまして輪番制の病院に救急車から連絡をしたところ、急患の処置中、あるいは専門医の不在、さらには中核病院においては、停電の作業をしているという、こういう状況だったというふうにお聞きしております。  大変残念な事故だったというふうに思いましたし、議員さんお話のように、ご遺族の方々に大変な事態だったというふうに、お悔やみを申し上げたいというふうに思います。  そこで、両磐地区の救急医療体制、これ体制が二つございます。  一つは、やはり救急告知病院による救急体制、それからもう一つは、いわゆる一次救急といいますか、一次救急におきましては在宅当番医制、これは一関、旧花泉町、平泉町が内科医、外科医を医師会に委託をして実施をしておる部分、これが休日当番医であります。  それから、その次に、二次救急体制、これは手術、入院を要する救急患者の診療、これにつきましては、両磐地区の各自治体が運営主体になりまして、七つの病院にお願いをしておるところであります。  この二つの流れで救急対応しておるところでございますが、この10月16日については、いわゆる救急告知病院、これ重複、二次輪番と重複してございますが、先ほど申し上げたような状況だったというふうに伺っております。  そこで、このことにつきましては、二次輪番については保健所が核になりまして、自治体、病院、医師会、消防組合、ここで連絡をする協議会が前から設置になってございます。  こういう事態が発生したということを保健所長さんにご報告を申し上げたところでありますが、医師会等関係団体と具体のお話し合いをするというふうな段取りになってございます。  まだ日程は固まってございません。  それから、2点目の小児救急医療体制でありますが、議員ご案内のように、現在、旧エリアで申し上げますが、一関、花泉、平泉で一関市医師会に委託を申し上げて、実施をしているところでございます。  また、片一方では、医師会の合併も現在進行しているところでございます。  その中で取り進めるという段取りだというふうに伺ってございます。  また、小児救急につきましては、対象が小児という特殊性がございますので、医師会におきましても、小児救急医療に係る専門的な知識のための研修会、これを10月25日に実施したというふうに伺ってございます。  特にも、小児科医につきましては、東磐井地区には現在専門医がいらっしゃらないと、こういうこともございます。  そういう意味で、研修を実施をされたということでありますし、また合併協議の際に東磐井医師会とお話をさせていただきましたが、一人の市民であれば同じようなサービスを受けられるような体制をぜひとるべきだろうというお話もちょうだいしてございます。  そういう意味で、一関市医師会、あるいは東磐井郡医師会と実施に向けて協議を進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) いずれにしても、市民の安全、安心、こういうまちづくりを、本当にこの分野からも大いに強めていかなければ、合併した効果といいますか、意味といいますか、それが問われてくるというように思います。  最大の努力をお願いして終わります。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を終わります。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  本案に反対者の発言を許します。  7番、藤野秋男君。 ○7番(藤野秋男君) 7番議席の藤野秋男でございます。  私は、日本共産党一関市議団を代表いたしまして、議案第11号、平成17年度一関市一般会計予算に対し、反対の立場から討論を行います。  反対の大きな理由は、財政の使い方が問題だからであります。  その第1点目は、特別職の給与費についてであります。  市長初め合併した旧町村長は、財政難を最大の理由にし、合併しなければやっていけないのだ、あるいは事業や補助金を削減しつつ、住民の合意も得ないまま、短期間で今回の合併を実現しております。  旧千厩町においては、消防団の報酬を17年度で5%削減してまで合併に臨みました。  住民には我慢を押しつけ、一方では、市長初め助役、収入役、議員の報酬を旧一関市の報酬よりも引き上げるという対応は、財政難を理由に合併を決定した方々がとる対応でしょうか。  答申とはいえ、とても信じられない対応であります。  専決処分した第1号の質疑の中で、浅井市長は、________________________________________の発言までいたしました。  私は、市長にも市民の声が届いているんだな、それにこたえてくれたと胸が熱くなる思いもございました。  ところが、その舌も乾かないうちに、_________________________________________という発言を取り消しました。  これでは市長の政治姿勢が問われます。  今日の長引く不況と就職難、派遣労働やパートなどで所得の減収、さらには、社会保障の改悪と増税で、多くの市民は本当に苦しい中で必死に生活を守ろうとしています。  到底、三役、議員の報酬にかかわるこの歳出予算は認めるわけにはいきません。  自治区長についても同じことが言えると思います。  旧町村における首長は、50億円から100億円以上の予算を執行してまいりました。  当然、常勤で対応することが必要でありました。  報酬も年1,000万円と言えばそれもそうかと思います。  ところが、自治区長はどうでしょうか。  報酬、手当等を含めれば支給額は旧町村にほとんど同額と言ってもいいほどです。  しかし、決裁権は5,000万円まで、当然、非常勤で対応できますし、こういう職務で61万円は多すぎます。  これまでの経験を生かして住民に尽くしますというなら、無報酬でも頑張る気構えこそ必要であります。  地域協議会委員は無報酬であります。  自治区長についても、ぜひとも検討していただきたいと思います。  他の市町村の首長の中には、課長と同じ報酬で頑張っているところや、3割削って住民福祉を守っていきたいと頑張っている自治体もございます。  以上のことから、自治区長に対する歳出も大幅に削減をすべきであります。  2点目は、農業委員など非常勤特別職の費用弁償についてであります。  答弁では、議員以外支給していないという答弁も伺いました。  委員の中には、40キロ近い距離を議会、会議に駆けつける方々もおります。  支給しない理由を、旧一関市や川崎町が支給していないからということでございました。  もっとひどい答弁は、報酬に含まれているとまで答弁しております。  この答弁は、まさに吸収合併と言えるような答弁ではないでしょうか。  合併によって、周辺部の方々の費用負担は大きくなることぐらい判断できなかったのでしょうか。  市長を初めとする特別職の報酬を削っても支給すべきであり、予算を盛り込むべきであります。  3点目は、合併後最初の予算は、急を要する事業こそしっかりと予算を計上すべきであります。  この予算には、駅東前堀線道路改良事業測量等委託料に2,928万円を含め、駅東口を中心とした道路改良に4億円近い予算が計上されています。  一方では、緊急を要する小中学校の耐震度調査は、いまだ未実施校があります。  それにもかかわらず、予算の計上が見られません。  この間の調査において、一部の小学校で倒壊のおそれがあるとの調査結果も出ております。  全市的にはこれからの計画ということですが、早急に繰り上げても実施すべきであります。  子供たちの命を預かる校舎や体育館が危険であれば、調査、改修を優先するのは当然ではないでしょうか。  財政の使い方を改めるよう強く求めまして、予算に対する反対討論といたします。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で討論を終わります。
     これより採決を行います。  採決は分割して1件ごとに行います。  議案第11号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。  議案第12号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。  議案第13号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。  議案第14号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。  議案第15号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。  議案第16号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。  議案第17号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。  議案第18号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。  議案第19号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。  議案第20号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。  議案第21号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。  議案第22号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。  議案第23号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。  議案第24号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。  議案第25号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。  議案第26号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。  議案第27号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第28、議案第28号から日程第30、議案第30号までの以上3件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第28号、一関地域協議会設置条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関地域に係る新市建設計画等市の施策に関する意見、提言及び諮問に対する答申をいただく機関として、一関地域協議会を設置しようとするものであります。  なお、企画振興部長から補足説明いたさせます。  議案第29号、一関市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関市議会議員の調査研究に資するため、必要な経費の一部として交付する政務調査費について定めようとするものであります。  なお、総務部長から補足説明いたさせます。  議案第30号、平成17年度一関市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、市議会議員政務調査費及び一関地域協議会設置に係る地域協議会事務費について、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は、345万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を376億7,020万5,000円といたしました。  歳入歳出予算の款項ごとの補正額は、2ページ、第1表のとおりであります。  なお、総務部長から補足説明いたさせます。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 私からは、一関地域協議会設置条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  このたびの合併に当たりまして、旧一関市以外の六つの旧町村の区域に、合併特例法に基づく地域自治区を設置いたしたところであります。  旧一関市の区域におきましては地域自治区は設置いたしませんでしたが、合併協議の中で、合併特例法により設置した地域自治区の、地域協議会と同様の権限を持つ協議会を設置することとされており、地方自治法第202条の3に規定する附属機関として、一関地域協議会を設置しようとするものであります。  第1条は、設置について規定をいたしております。  第2条の組織につきましては、第1項で地域協議会の委員の定数を他地域と同様15人以内とし、第2項において、各号に掲げるもののうちから市長が選任することとしております。  第3条の委員の任期は、2年とするものであります。  第4条、報酬についてでありますが、他地域と同様、委員報酬は支給しないこととするものであります。  第6条は所掌事項を規定しており、各号に掲げる事項のうち市長等から諮問されたもの、または必要を認めるものにつきましては審議し、市長等に意見を述べることができることを定めたものであります。  附則といたしまして、この条例は平成17年11月1日から施行し、平成20年3月31日限りにおいて効力を失うものであります。  これは、六つの旧町村の区域に設置した地域自治区の設置期間が平成20年3月31日までとなっておりますことから、同様の期間とするものであります。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) 議案第29号の、議会政務調査費の交付に関する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  まず、第1条は趣旨規定で、一関市議会議員の調査研究に資するため、必要な経費の一部として交付する政務調査費について、必要な事項を定めるものとしたところであります。  第2条と第3条では、交付の対象を一関市議会における会派、または議員といたしまして、議員1人につき月額1万5,000円を交付しようとするものであります。
     なお、この額は、特別職報酬等審議会の議を経て答申をいただいた額であります。  第4条の交付の方法につきましては、年度分を一括、または分割で、会派、または議員の請求に基づきまして交付することといたし、第2項につきましては、年度の中途から議員の任期が開始する場合と任期が満了する場合の取り扱いを定めたものであります。  第5条の交付の手続きにつきましては、申請から交付までの手続きを定めたものであります。  第6条、2枚目になりますけれども、第6条は会派に対する政務調査費、それから第7条にありましては議員に対する政務調査費を詳細に定めたところであります。  第8条に使途基準がございますが、別表になっております。  4ページ、一番最後のページであります。  別表として九つの項目で、研究研修費、調査旅費、資料作成費、資料購入費、広報費、広聴費、人件費、事務所費、その他の経費ということで、内容にそれぞれ記載してありますけれども、これら使途基準の具体の運用につきましては、議会で協議の上、統一した運用をお願いするものであります。  次に、第10条につきましては、収支報告書の提出について定めたものでありますが、領収書の添付につきましては、規則に義務づけておりますので、ご理解を賜りたいと思います。  附則でありますけれども、この条例は11月1日から施行するものであります。  次に、一般会計補正予算(第1号)になります。  4ページ、5ページをお開きいただきたいと思います。  5ページの方の歳出でありますが、議会費にありましては、ただいま条例で説明いたしました政務調査費、1人1カ月1万5,000円、対象期間が11月から3月分まで、合計307万5,000円であります。  それから、総務管理費の方の地域振興費にありましては、これも先ほどの地域協議会設置条例に伴います事務費を計上したものであります。  一番大きいのが9節、旅費34万2,000円となっておりますが、会議時の費用弁償と視察研修旅費というものであります。  なお、財源にありましては、4ページになりますが、地方交付税の財源留保分から手当てしたところであります。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を行います。  2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 議案第28号の一関地域協議会の設置条例の制定についてということ、この中身で、第4条、委員には報酬を支給しないというふうになっております。  これは、合併特例法による地域自治区設置、その協議会の委員の報酬は無報酬とすると、そういう流れから来ているのかもわかりませんが、いずれ合併特例法による地域自治区の協議会委員、また、この条例に基づく委員に対して報酬が無報酬だということは、非常に考えにくいんですね。  これを救う方法はないのかどうかということをまずお聞きしたいと思います。  それと、この議案第28号は合併特例法によるその協議会設置ではないわけでありますね。  そうしますと、地方自治法第203条には、普通地方公共団体は、以下議員、委員、審議会委員、その他の職員に対し報酬を支給しなければならないと書いてあるんですね、しなければならないと。  すると、これとの整合性で、片方は合併特例法の法律の中で支給しない、ただ、これですと203条に言う、しなければならないというふうなものに該当してくるのではないかというふうにも考えられますが、いずれ委員さん無報酬だというのは、何かそれを改める方法が法的にないのかどうか、この点について、まずお聞きをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 確かに、ただいま議員のご質問にもありましたが、この無報酬につきましては、地方制度調査会というのが国の機関としてありまして、この答申の中で、地域協議会の構成員、いわゆる委員については、原則として無報酬にするというふうにされております。  一方、条文もご指摘がありましたが、審議会等の委員、その他の職員に対しては、非常勤職員に対しては、報酬を支給しなければならないと自治法上ございます。  これらに対する、いわゆる特例法の国の解釈でありますが、その活動については、あくまでも住民として担う自発的な共同活動の一環としてとらえるべきものであって、専門性が重視されるその他の審議会の委員とは役割が相当異なるケースが想定されることから、報酬について支給しないことができるというふうな規定にしたということであります。  こうしたことから、結論として、個別の地域協議会の組織及び運営のあり方にもよるが、原則として地域協議会の構成員には報酬を支給すべきではないというふうな、そういう見解が出されております。  確かにこの地域協議会を置く時点での協議の議論の中で、無報酬というのはいかにもまずいのではないかというふうなご意見も、首長さん方の中からだいぶ出された経過がございます。  ただ、今回、特例法に基づくこういう協議会というふうな置き方をしていくという考え方でありますので、何とかそれらについて救済できる方法はないかということで、やはり首長さん方でもさまざま議論をされた経過がございました。  結論的には、やっぱり報酬を支給するのは無理だろうと。  ただ、いわゆる日額というか、日額報酬者に認められている費用弁償、これについてはやっぱり見てあげましょうということでありますとか、あとは、やはりお願いをして地域協議会という組織、あるいはその役割について、それぞれの地域の住民の皆さんが、一体どういうことをどうやればいいんだというふうなことが、なかなか急には理解しづらいだろうといったことから、それぞれの地域ごとに日程を決めまして、先進地のそういった地域協議会の研修をしていただくというふうな、そういう形で何とかお願いできないかやってみようではないかというふうな、そういう結論に至ったところであります。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) いずれ、原則としてというのが頭についているわけですね。  ですから、地方自治が重視されている時代ですので、原則でという言葉からすれば原則ではないものもあるということで、ぜひそこら辺は乗り越えていただきたいなと思います。  無理に日当等を支払うとすれば、今度支払う基準があいまいになると、日当であれば203条に基づく、公共団体が何らかの形で支払う場合の基準というのは自治法の中にあるわけでありますね。  ですから、そこを変に解釈をしないで、やはりストレートに出していただいていいのではないかということで、もう一度これ検討をしていただきたいと。  国はそう言うかもわかりませんが、地域住民はこの協議会の委員の方に報酬を出すということに反対する人はだれもいないと思いますよ。  それが住民の当たり前の、一つの義務だというには、あまりにも重い課題をここに課しているわけであります。  ですから、十分その辺は今後検討していただいて、法律の中でクリアしていただきながら、報酬を支払うように検討を進めていただきたいというふうに思います。  これについての答弁をいただいて終わります。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 議員さんからのご意見として伺っておきます。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 議案第29号、政務調査費についてお伺いをいたします。  ご当局の判断なのか、議会からの要請であったのか、早速きょう提案していただいたわけですが、その理由についてお答えをいただきたいと思います。  二つ目は、18万円の支給をするということですが、これは審議会の答申を尊重してということですからそのとおりでしょう。  他市の、類似都市と比べてどうなんでしょう、この額は。  それから、旧7市町村の交付状況、これはどうなっていたのか、お示しをいただきたいと思います。  三つ目は、交付の方法、手続きについて説明がありました。  会派、または議員にということで、それはそれでいいでしょうが、交付を必要としない議員に対してはどういう取り扱いをなさるんでしょうか。  特に、会派に属している議員が返還を求める場合の扱いについては、どういう形になるのでしょうか。  まず、この3点についてお伺いをいたします。 ○12番(佐藤弘征君) 議事進行について。 ○議長(佐々木時雄君) 12番、佐藤弘征君。 ○12番(佐藤弘征君) 今、小野寺藤雄議員の方から政務調査費の交付の件についてご質問がありました。  これは議会運営委員会の中で議論をされていることでございますので、本来議会運営委員会で議論したものがこの議場で新たにまた議論するということはいかがなものかなと思いますので、議長のご判断でよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) ただいま、佐藤弘征君より議事進行の発言がありましたが、さよう決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○39番(小野寺藤雄君) 議事進行について。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) どういう議論をなさったのでしょうか。 ○2番(尾形善美君) 議事進行について。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) ただいまの議事進行について、もう一度確認をさせていただきたいんですが、これは議会運営委員会に、この議案を本会議にかけるということで議運の中で話し合われたことであります。  その議運のメンバーの1人として、今質問をなさっている小野寺藤雄さんはそこにおられて、そこでは何も質疑をしていなかったと。  それで、本会議にかけることを了承しておきながら本会議で質問をするというのは、これはルール違反であります。  ひとつ、議長の方で適切に処置をお願いいたします。 ○39番(小野寺藤雄君) 議事進行について。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 私も議会運営委員です。  提案するということについては、私も承知をしております。  しかし、この中身についての質疑、賛否、さまざまな意見を持つのは当然だと思います。  ですから、私は、提案してはだめだということを言っているのではありません。  提案をいただいて、その内容について是非を問うているのでありますから、今の議事進行は当たらないと私は判断しております。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺藤雄議員に申し上げます。  ただいま出ているとおりでございまして、この議案について、中身について議論をしていただければ、議案は提案されているのでございますから、これについてどうのこうのではございませんので、ひとつ中身についてのご議論をお願いしたいと思います。  議案29号につきましては、これについての質疑、議案に対しての質疑をお願いいたしますということを申し上げているんです。  先ほどの提案、議案29号に対する提案ですが、これは、議案は提案することになっておりますから、これについての、提案された議案についての審議をお願いするので、この提案そのものについての部分については訂正を願いたいと思います。  質疑を行います。  18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 議案28号について何点か質問しますが、先ほど尾形議員からも話がありましたが、この法文上は支給してはならないという規定にはなっていませんね。  この特例法については、この委員について報酬を支給してはならない、こういう規定にはなっていませんね。  ただ、衆議院と参議院のそれぞれの委員会の附帯決議がついていて、それを尊重して執行されたいと、運営されたい、こういうのが主管庁の考え方ですよね。  それを先ほど、担当部長は担当部長なりの言葉で述べられたんだろうと思うんだけれども、確認したいのは、条文上は支給してはならないと、こういう規定にはなっていないと。  しかし、こうこうこうだと、国の考え方はこうこうこうだと、これを確認したいと思います。  それから、先ほど、旧一関管内に同様の協議会設置の説明の中で、自治法の203条に基づく附属機関、これと同じ扱いなんだという趣旨の話がございました。  この協議会については、よって立つところが違うものだから附属機関という位置づけにはなっていないと思うんですね、通常のように。  ただし、実質審議会と同じような、附属機関が担うような重要な内容を持っていますね。  私も、工夫できないのかと思うんです、その辺。  確かに、合併協議の中で、あるいは準備会その他の中で、方向づけとしては、前段申し上げたような経過を踏まえて、こうするしかないなということにはなったんでしょう。  しかし、実質担っていただきたい内容については附属機関、しかも新市全体、あるいは当該地域の基本的な事柄について極めて重要な内容ですよね。  そして、しかも、この条例の中として第6条の中には、意見を聞かなければならないと書いていますよね、市長は、この協議会の。  義務規定ですよね、これね。  ここまでの規定を設ける以上は、これは前段申し上げた部分も含めて勘案したときに、やはり工夫しなければならないだろうと、こう思うんです。  でないと、例えば働いている一般の人たちに仕事を休んで参加をしていただきますと、こういうときには、その人たちは実質参加できないという、そういうハードルを別な意味で設けることにもなりますので、十分、不十分はあったにしても、何がしかの、報酬という名目に支障があるのであれば別な名目で、いろんな、行政の中では審議会以外の協議会だとか検討委員会等々について、謝礼という方法でも出していますね。  そういういろんな工夫があるではないか、報酬は出せないけれども、別な方法を考えられないことはないし、実務も行政としては普段にやっていることではないかと、こういう思いがいたしますが、もう少し踏み込んだ答弁をお願いをしたい。  それから、今度は附属機関という扱いではないんだけれども、当然のことながら、いろいろな資料を提供して、そして協議をいただくということになると思うんです。  守秘義務が必要なレベルの資料も、場合によっては出る可能性もなしとは言えないと思いますよ。
     そういう方々に対して、やはり無報酬、あるいは謝礼等々も出さないという形で、義務だけは負っていただきますということが社会常識にかなうのかということについても、見解があればお受けしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 前段の、いわゆる規定の表現でありますが、これは支給しないことができるというふうな規定になっておるところであります。  それで、前段、尾形議員の方にも申し上げましたが、国の見解が支給すべきでないというふうな質疑応答といいますか、そういう見解が出ておったものですから、首長さんの会議の中でも支給すべきでないかというふうなご意見もたくさん出ましたし、いろいろ議論を交わした結果、最終的に先ほど申し上げたような形での地域協議会の置き方になったところでありまして、今回のこの一関地域の部分については、それに準じた扱いにしたいというふうな提案で申し上げているところであります。  ただ、今の菊地議員さんの方からも尾形議員さんの方からも、そういった支払える手段、そういうものが何かないかというふうな、そういったご意見もございますので、その辺については研究をさせていただきたいと思います。  私ちょっと、質問の中で、守秘義務も持たせているのにもかかわらず無報酬ではというふうな、そういう話にちょっと聞きとったものですから、先ほどのそういう答弁をいたしました。  当然、特別職ということでありますので守秘義務は生じますし、そういった義務を生じるというふうなことも含めて、繰り返しますが、研究をさせていただきたいという答弁でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 全体的には、現時点ではその答弁以上は踏み込めないのかもしれないんですけれども、あくまでも、これを読むと報酬という表現にとどめているんです。  これは、国会の附帯決議もそうではないですか。  法文上も、確かに、報酬を無報酬とすることができる旨の規定をしているということだけなんですよ。  謝金を支出してはならないとか何とかというのではないですね。  報酬は無報酬にすることができる、そこを規定しているだけなんです。  報酬という名目では課題があるよと、それなりの立法府の考え方をこういう形で表現したんだろうと思うんですよ。  しかし、方法はたくさんあるわけですから、ぜひそれについては、社会常識が通じるような形での検討を重ねて、発言をしておきたいと思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) 議案第28号、一関地域協議会設置条例の件についてお尋ねをいたしたいと思います。  いずれ、私は、各自治区が設けられて、そこには地域審議会が設けられるという、合併協議の中でこの一関地域にあっても、そういった地域課題が山積しているわけだから、そういうようなものを設置していただきたいというようなことを申し上げた一人であります。  そういう中で、今そういう条例制定についての議論でありますが、私はこの運用についてお尋ねをしたいと思いますけれども、各自治区におきましては自治区長さんという方がそこに座られて、地域審議会でいろいろと課題等、要望、いろいろなものについてはそこで集約をされて、庁議なり、あるいは行政執行、あるいは行政運営に反映されるというふうなシステムなのかなというふうに勝手に判断するわけですけれども、今回設置しようとするこの一関地域の協議会については、そういう地区とのいろいろな課題についての行政執行、行政運営に反映するまでのプロセスがどのようになっているのか、自治区等の違いがあるのであればお尋ねしたいですし、いずれその辺が、全然、私としては理解できませんので、ご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) ご指摘のとおり、各地域自治区にありましては、自治区長さんが中心となって、前の質問にもお答えをいたしましたが、これから協議会の委員の方々を選んでいただいて、お願いをし、今のところ12月までに協議会を開ければということで準備を進めているところであります。  当一関地域に係りましても、自治区長さんは置いておらないわけでありますので、当然そういった協議会の話し合いについては、各地域の自治区の協議会と変わらないような、差のつかないような方法で運営をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) その辺の、例えば具体な構想等がお示しできるのであればお願いしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 松岡企画振興部長。 ○企画振興部長(松岡宏君) 協議会委員の皆さんには、今のところ知識経験者の方々5人ぐらい、公共的団体からの推薦、おおむね8人ぐらい、それから公募もいたしまして、お二人ぐらい公募で、15人ぐらいで構成をしていただき、やはり、新市建設計画の一関地域の部分でありますとか、総合計画の基本構想に対するご意見でありますとか、そういったことを主体に協議会を開催していきたいというふうに考えております。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 先ほどの政務調査費の関係ですが、どういう扱いになったんですか、私の質問に対しては。  つまりね、議会運営委員会に提案されたと、案件として。  それは私も議会運営委員として了とした。  中身について、そこで何も言わないから本会議で言ってはだめだということではないんでしょう。  さっきの動議はそういう意味合いのことを言って質問したんです。  私は、決して提案してはだめだと、提案すべきではないということをここで申し上げるのではなくて、条例の中身について触れているわけでありますので、それに素直に答えていただければ大騒ぎする必要はないのではないですか。  議長、ちゃんとそこのところを計らってください。 ○議長(佐々木時雄君) 質問を願います。 ○39番(小野寺藤雄君) そこで、さっきの質問の、それに対する答弁はどういう扱いになっている、もう一回質問しなければなりませんか。 ○議長(佐々木時雄君) 議案第29号でしたら第29号についてご質問願います。  39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 提案した理由について、まず一つはただしたんですね。  それから、当局の判断でご提案なったのか、議会の方からの要望に基づいて提案なさったのか、その辺について一つはお伺いをしているわけです。  何も不思議なことではない。  部長さん、頭ひねる必要はないと思う。  それから、支給額についても、18万円、これは先ほどもお話あったように、報酬等審議会の答申を尊重してということですから、それはそれでいいと思います。  そこで、類似する他市との比較で政務調査費の額はどうなっているのか、それから合併前の旧市町村の交付状況についてお示しをいただきたい、これが二つ目です。  それから、交付の方法についても説明がありました。  会派、または議員ということで、会派に所属していても交付を必要としないという場合の手続き、扱いは、例えばですよ、どういうふうな扱いになるのかということについても質問したわけであります。  この3点について、どうぞひとつ。 ○議長(佐々木時雄君) 小野寺議員に申し上げます。  提案については、当局提案を今審議していただいているのでございますから、さよう心得をお願いをいたします。  答弁を求めます。  齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) いずれ、政務調査費条例は旧一関市でも条例制定をし、会派、または議員に対しまして、年額18万円を交付していたところであります。  新市にありましても、市長提案ということで本日、追加提案させていただきました。  それから、18万円と比較して他市はどうかということでありますが、盛岡が60万円、北上、花巻市が24万円、旧宮古市、釜石市が15万円となっております。  それから、合併構成市町村は、大東町さんが6万円、東山町さんも6万円、このような状況であります。  それから、会派に所属していても、いらない議員はどうなのだということでありますが、いずれ積算の基礎が1名につき月額1万5,000円でありますから、会派に所属している議員にありましては会派に支給いたします。  そこの中に、私の分はいりませんよという方がおりましたならば、その分を請求しなければそれでよいということで、あくまでもその請求に基づき交付するというものであります。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 私も過去2年間支給、交付を受けておりません。  大変手続きに面倒をしたという記憶があります。  返還しようとしたら寄附行為になると、公選法違反に当たるよというふうなお話もあったりして、大変会派の事務方が苦労した経緯があるんですね。  だから、そういうふうなことの心配がないのかという意味で今聞いたんですが、はなから請求しなければいいということですから、それはそれでいいわけですね。  ただ、今まではその辺があまり周知徹底していなかったというふうなことがあります。  それから、実は使い道といいますか、について、これも旧一関市議会の16年度決算審査特別委員会だね、あり方論についてかなり議論した経緯があるんです。  中身を見ると、電車賃と宿泊費にかなりの部分が利用されている。  つまり、遠くに行かなければ研修ができないのかというふうな話があったんですね。  そんなことも含めて、少し新市の方でも議論しようではないかという総務分科会であったという経緯もあります。  部長そのときいるわけですから。  そんなことを含めると、やっぱりもっともっと議員内部で議論した後に、本来であれば提起すべきではなかったかという感想を実は私は持っております。  私の見解を述べれば、研究、調査は大いにやるべきだし、大いに勉強すべきだということは百も承知、私もそういう自覚をしております。  ただ、諸般の事情でこれは十分に考慮されて、当面は、いただいている報酬の中でこの経費は賄うべきだというのが私の見解といいますか、気持ちであります。  ですから、そういう意味で、本当はもう一回出し直せという話をしたいわけですが、そうもいきませんから、そういう扱いになるような対応をぜひ、議員各位のご理解をいただいて私はやるべきではないかと、このように思っております。  議長に申し上げますが、そこで議長ね、私は場合によっては反対討論をするかもしれませんということを議運の中で申し上げておりましたが、今質疑をして私の意とするところを申し上げたわけですから、反対討論はいたしませんので、取り下げをしておきたい、こういうことであります。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑をしていただくようにお願いをしたいと思います。  2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 私は、先ほど、この議案3件について質問をもう既にしておりますので質問できないことになりますが、ただ、この条例の運用に当たって、今小野寺藤雄議員と当局がやり取りをした中で、非常に重大な問題がありますので、その点について当局にきちっとした見解を求めたいと思います。  それは、今、これは会派に属している、会派を構成している方々については会派に支給しますよと、会派を構成していない人には議員に個人に支給しますという、そういうお答えでした。  それでは、会派に属していて、要りませんという人は、請求の段階でその人数分を除いて請求すればそれでいいですよという当局の答弁でありました。  ところが、この政務調査費は、最終的にはどこが責任を負うのでしょうか。  政務調査費を使ってさまざまな議員活動をした、その責任は、会派に支給されたその金額はどこが責任を持つんでしょうか。  会派に支給されたものは会派全員で責任を負うはずであります。  それを、1人いらないと言って支給されないから、会派のその政務調査費の使い方については責任を負いませんということまでは当局は言ってないですよね。  それは、会派の構成員全員で責任を負うということの理解でよろしいわけですか。  当局がそんなあいまいな、私はいらないから、そのときは人数分から外して請求してくださいという、そういうあいまいなことを言うから、私は、この政務調査費を使った責任はどこにあるんですかと、報告書を出した責任はどこにあるんですかということをきちんと言っていただかないと、こういうあいまいなことが果たしてできるのかなということを問題提起しているわけであります。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) あくまでも、請求に基づき交付するというものでありますから、その交付を受けた会派、また議員は、交付の額がいくらであれ、使った責任は当然持っていただくというものであります。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) しつこいようですが、これは会派を構成している方々については会派に支給しますと、いくらであれ会派に支給しますと、ですから、その使った責任は会派にあるということでいいわけですね。 ○議長(佐々木時雄君) 齋藤総務部長。 ○総務部長(齋藤猛雄君) いずれ、経理の報告は経理責任者、会派の場合はですね、経理責任者をおいて収支の報告をしていただくと。  その報告書は私、いわゆる会派であれば会派を代表する方が議長あて報告するものだと思いますが、会派の代表する方がいわゆる代表して責任を負うと、会派を構成する人も連帯して責任を負うと、そのように理解するものであります。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  採決は1件ごとに行います。
     暫時休憩いたします。 午後3時24分 休   憩 午後3時25分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) 議案第28号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩をいたします。  再開は3時40分といたします。 午後3時27分 休   憩 午後3時42分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第31、議案第31号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第31号、固定資産評価審査委員会の委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、固定資産評価審査委員会の委員に金野幸造氏、及川克幸氏、菅原光彦氏の3氏を適任と認め選任しようとするものであります。  なお、金野氏は旧一関市において2期5年、及川氏は旧花泉町において1期2年、菅原氏は旧東山町において4期11年、固定資産評価審査委員会の委員を務めておられます。  ご同意を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第31号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第31号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第32、議案第32号、固定資産評価員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第32号、固定資産評価員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、地方税法第404条に規定されている固定資産評価員に、税務課長である下村透に兼職させようとするものであります。  なお、固定資産評価員の職務は、総務大臣が示す固定資産評価基準に従いながら、固定資産を適正に評価し、市長が行う価格の決定を補助するものとされております。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件でありますので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第32号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第32号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第33、議案第33号、金沢財産区管理委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第33号、金沢財産区管理委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、金沢財産区管理委員に旧花泉町において同委員として選任されていた佐々木弘氏、菅原徳哉氏、千葉玲兒氏、熊谷精一氏、阿部軍三氏、高泉茂美氏、千葉昭彦氏の7氏を適任と認め選任しようとするものであります。  ご同意を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第33号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第33号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第34、議案第34号、教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第34号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、教育委員会の委員であります菅原瑞男氏の任期が平成17年10月28日をもって満了となりますので、引き続き適任と認め任命しようとするものであります。  菅原氏は、平成11年1月から旧川崎村の教育長を、平成17年9月から当市の教育委員会の委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第34号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第34号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第35、議案第35号、教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第35号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、教育委員会の委員であります増子恭一氏の任期が平成17年10月28日をもって満了となりますので、引き続き適任と認め任命しようとするものであります。  増子氏は、平成14年10月から旧花泉町の教育長を、平成17年9月から当市の教育委員会の委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。
     これより採決を行います。  議案第35号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第35号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第36、議案第36号、教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第36号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、教育委員会の委員であります北村健郎氏の任期が平成17年10月28日をもって満了となりますので、引き続き適任と認め任命しようとするものであります。  北村氏は、平成13年9月から旧千厩町の教育長を、平成17年9月から当市の教育委員会の委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第36号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第36号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第37、議案第37号、教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第37号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、教育委員会の委員であります鈴木功氏の任期が平成17年10月28日をもって満了となりますので、引き続き適任と認め任命しようとするものであります。  鈴木氏は、平成14年4月から旧大東町の教育長を、平成17年9月から当市の教育委員会の委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第37号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第37号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第38、議案第38号、教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第38号、教育委員会の委員の任命について、提案理由を申し上げます。  本案は、教育委員会の委員であります藤堂髑・氏の任期が平成17年10月28日をもって満了となりますので、引き続き適任と認め任命しようとするものであります。  藤堂氏は、平成15年7月から旧一関市の教育長を、平成17年9月から当市の教育委員会の委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第38号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第38号に、同意することに決定いたしました。  時間を延長いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第39、議案第39号、監査委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第39号、監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、監査委員として旧東山町の監査委員でありました小野寺興輝氏を適任と認め選任しようとするものであります。  小野寺氏は税理士で、平成15年12月から平成17年9月まで旧東山町監査委員を務められております。  ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第39号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第39号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第40、議案第40号、監査委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第40号、監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、監査委員として旧室根村の助役でありました千葉繁美氏を適任と認め選任しようとするものであります。  千葉氏は、昭和30年12月から旧室根村職員、平成13年10月から平成17年9月まで旧室根村助役を務められました。  ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第40号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第40号は、同意することに決定いたしました。 (千葉幸男議員 退席) ○議長(佐々木時雄君) 日程第41、議案第41号、監査委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第41号、監査委員の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、市議会議員の中から選任する監査委員として、千葉幸男氏を適任と認め選任しようとするものであります。  ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件ですので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第41号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第41号に、同意することに決定いたしました。  議案配付のため、暫時休憩いたします。 (千葉幸男議員 入場) 午後4時05分 休   憩 午後4時07分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第42、議案第42号、助役の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第42号、助役の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、助役として旧一関市の助役でありました坂本紀夫氏を適任と認め選任しようとするものであります。  坂本氏は、平成11年10月から平成17年9月まで旧一関市の助役を務められております。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件でありますので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第42号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第42号に、同意することに決定いたしました。  議案配付のため、暫時休憩いたします。 午後4時09分 休   憩 午後4時10分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第43、議案第43号、収入役の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 議案第43号、収入役の選任について、提案理由を申し上げます。  本案は、収入役として旧一関市の収入役でありました佐藤正勝氏を適任と認め選任しようとするものであります。  佐藤氏は、平成11年10月から平成17年9月まで旧一関市の収入役を務められております。  ご同意を賜りますようお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) お諮りいたします。  本案は人事案件でありますので、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、質疑及び委員会の審査、討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  議案第43号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、議案第43号に、同意することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第44、東磐環境組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  東磐環境組合議会議員に、藤野秋男君、海野正之君、牧野茂太郎君、小山雄幸君、佐藤雅子君、小野寺維久郎君、鈴木英一君、伊東秀藏君、以上8名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました8名を、東磐環境組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が東磐環境組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第45、束稲産業開発組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することといたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  束稲産業開発組合議会議員に、佐々木賢治君、佐藤雅子君、以上2名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました2名を、束稲産業開発組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が束稲産業開発組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  あわせて、同組合規約第5条第2項の規定により、議長も同組合の議員となりますので、報告いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第46、一関地方衛生組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  一関地方衛生組合議会議員に、武田ユキ子君、高田一郎君、佐々木文人君、槻山骭N、千葉幸男君、佐々木清志君、石山健君、菅原啓祐君、木村實君、以上9名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました9名を、一関地方衛生組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が一関地方衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第47、両磐地区消防組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することといたしたいと思います。
     これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  両磐地区消防組合議会議員に、佐々木賢治君、千葉光雄君、千葉満君、岩渕一司君、菊地善孝君、大野恒君、齋藤正則君、菅原巧君、藤野壽男君、阿部孝志君、鈴木英一君、村上悌君、伊藤力君、以上13名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました13名を、両磐地区消防組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が両磐地区消防組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第48、一関地方広域連合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  一関地方広域連合議会議員に、神ア浩之君、佐藤弘征君、千葉大作君、菅原巧君、佐々木英昭君、阿部孝志君、石山健君、大森忠雄君、小野寺藤雄君、以上9名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました9名を、一関地方広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が一関地方広域連合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第49、東磐広域行政組合議会議員の選挙について、これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  直ちに指名を行います。  東磐広域行政組合議会議員に、佐々木賢治君、藤野秋男君、海野正之君、那須茂一郎君、藤野壽男君、佐藤雅子君、小山謂三君、佐山昭助君、以上8名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました8名を、東磐広域行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した諸君が東磐広域行政組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  木村實君より、それぞれの議会議員を代表し、あいさつの申し出がありますので、これを許します。  40番、木村實君。 ○40番(木村實君) 年長議員があいさつというご指名をいただきました。  両磐地区消防組合議会議員東磐環境組合議会議員一関地方衛生組合議会議員東磐広域行政組合議会議員一関地方広域連合議会議員束稲産業開発組合議会議員を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、議員各位のご推挙によりまして、一部事務組合等の議会議員の栄職につくことになりましたことは、まことに身に余る光栄であります。  衷心より感謝申し上げますとともに、その重責を痛感しておる次第でございます。  この上は、それぞれ一部事務組合等において、市民福祉の向上のため、誠心誠意努力する覚悟でございます。  何とぞ、先輩、同僚議員皆様方のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。  大変ありがとうございました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第50、選挙管理委員会の委員及び同補充員の選挙についてを議題といたします。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とし、議長において指名することにいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、指名推選とし、議長において指名することに決定いたしました。  初めに、選挙管理委員の選挙を行います。  選挙管理委員には、お手元に配付の名簿のとおり、千葉一彦氏、伊藤丈夫氏、小野寺洋二氏、鈴木甲二氏、以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4名を、選挙管理委員の当選人と決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、千葉一彦氏、伊藤丈夫氏、小野寺洋二氏、鈴木甲二氏が選挙管理委員に当選されました。  次に、同補充員の指名を行います。  同補充員には、お手元に配付の名簿のとおり、第1順位、菅原洋二氏、第2順位、三浦高義氏、第3順位、長坂悟良氏、第4順位、小野寺彌一郎氏、以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4名を、同補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、第1順位、菅原洋二氏、第2順位、三浦高義氏、第3順位、長坂悟良氏、第4順位、小野寺彌一郎氏、以上4名が補充員に当選されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第51、農業委員会の委員の推薦についてを議題といたします。  農業委員会等に関する法律に基づき、農業委員の推薦については、お手元に配付の名簿のとおり、熊谷睦月氏、千葉秀子氏、佐藤守一氏、葛西信昭氏の以上4名を推薦いたしたいと思います。  これに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、お手元に配付の名簿のとおり推薦することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第52、発議第5号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 日本共産党の大野恒でございます。  発議第5号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案説明を申し上げます。  本案は、市長以下三役の給料月額と議長、副議長及び議会議員の報酬月額を引き下げようとするものであります。  新一関市の特別職の職員の給与に関する条例は、合併時の9月20日、市長職務執行者により専決処分として条例制定されたところであります。  本案は、その条例のうち、市長月額92万円を87万7,000円に引き下げ、助役は同じく74万円を70万9,000円に、収入役は67万円を66万円に引き下げるものであります。  そして、議会議長は月額46万円を42万5,000円にし、副議長は同じく40万円を36万2,000円に、議員は37万円を33万8,000円に引き下げようとするものであります。  詳細は、議員各位に配付されております第3条関係の別表のとおりでありますが、この引き下げにより、市長以下三役と議会議員は、いずれも合併前の一関市の給与、報酬の月額と同じようにするものであります。  合併を進めてきた理由の大きな一つに、市町村の財政が苦しいので合併だ、合併して節約するのだと浅井市長は市民に説明してきました。  確かに、多くの市民サービスは低い方に合わせられ、負担は高い方に合わせられようとしております。  例えば、保育料は、旧7市町村の一番高いところの一関に合わせようとしております。  国民健康保険税は、東山、川崎の1.5倍から2倍にも引き上げられようとしております。  旧一関市は、国民健康保険税が6月議会で1世帯平均3万円引き上げられました。  このように、市民には負担と我慢を求めております。  一方、行政区長や消防団員の報酬も引き下げております。  交通指導員の報酬も引き下げております。  市民の生命、財産を守り、交通安全など、市民生活の第一線で活躍する方々のわずかばかりの報酬を引き下げておきながら、市長や議会が、いわば合併を推進してきた側が給料、報酬を上げるというのでは、市民は納得いたしません。  全く市民合意が得られていないのであります。  現実に、これではお手盛りだと市民の皆さんから厳しい批判をいただいているのであります。  市政は市民のためにあるものであります。
     どんな問題でも、大方の市民合意が必要であります。  よって、本条例改正を提案するものであります。  本案は、市民の皆さんの関心が非常に高く、傍聴席にたくさんの市民の皆さんが駆けつけております。  また、一関テレビも中継されており、市民の皆さんが議員各位の賢明なる判断を見守っております。  満場の賛成をお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。  16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) ただいまの提案者にご質問いたします。  まず、最初に、旧一関市の給与として、市議の報酬として、それは適切だったかどうか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 私は今この場で、適切だったかどうかということをお答えをする立場にはございません。  問題は、市民合意が得られていたかどうかということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) 全く基準となるものがそれでは違うのではないでしょうか。  なぜ、旧一関市の給与なんでしょうか。  私は、これはちょっとおかしいと思いますね。  と言いますのは、名前が同じであっても内容が新一関市は全く違うと、このことをどうしてきちんと説明しないのでしょうか。  今までのまちであって、私たちが在からきちんとこのまちに入ってきた、それだけであれば今の提案者の部分は納得しますけれども、しかし、名前は同じでも、広く大きく合併したわけですね。  この分の議員活動の分はいかがでしょうか。  私は、この広域的に活動する部分をどのようにするのか、今まで、例えば合意となって、議員活動して33万8,000円としてやってきた、これは旧一関市の活動であります。  しかし、この中にいる議員の皆さん方は新一関の中で活動するわけです。  その分はいかがなものでしょうか。  きちんとその点はご答弁いただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 私は提案説明の中で、提案理由を十分申し述べております。  市民合意がなされていない専決で給与がなされました、決められました。  それを、とりあえず市民合意が得られるあたりで、市民が納得のいくところへ持っていこうとするもので提案したわけでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) 市民合意という話されましたけれども、市民合意は、多くは民法の法外で、それはこのように上がるんだという形の世論でありました。  しかし、実際には、私が先ほど述べましたように、広くこの広域で活動する分はどうするんだということは一向にありませんでした。  ですから、その点は、市民合意といっても、全く総意をくんだものではないだろうと思っています。  ですから、皆さんがおっしゃる、提案者がおっしゃるような形はない。  私は、やはり実質的にどのようにこのまちをやっていくのか、例えば両磐を合わせたぐらい、藤沢と平泉は抜けましたけれども、その中で、この少ない議員の数でどのようにフォローするのか、その分が非常に大切であります。  議会の内容においては、多少資料が多い、数字が多い程度であれかもしれませんけれども、議員活動の中においては非常に大きな負担となるものであります。  この分をどのようにやるのか、ただ単純に市民合意されていないという形でないと思います。  その点はきちんと説明責任があるのではないでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 私が今質問者と論争する立場にはないと思います。  問題は提案理由で説明しております、市民合意が得られるものでなければならないだろうと。  市政は市民のためにあるというのは私が言っている言葉ではなくて、これまで浅井市長さんが繰り返して言ってきた言葉なんですが、それが今、提案説明のときも言いましたけれども、節約をしなければと言いながら、節約、節約、これを説いてきたわけですよ。  それを、何でみずから、先ほども言いましたよ、消防団の皆さんの引き下げとか交通指導員の皆さんの引き下げ、こうしておきながら、みずからの給料だけを上げる、これには市民が納得していないのだと、これは那須さんと見解は違うかもしれません。  しかし、提案理由ではっきり申し上げました。  提案理由はそこであります。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 傍聴人に申し上げます。  静粛に願います。  39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 発議者に質問申し上げます。  総論では私も共通する部分があります。  ただ、その理由とか内容について、もう少し吟味しておく必要があるというふうな思いで質問をします。  経費の節減が引き上げの主な理由だというふうに今の説明で一つは理解しました。  とすれば、経費節減は特別職の報酬のみだけではないのではないか。  例えば、市職員の給料、こういうものの引き下げについては、貴党はどのような見解を持っているのか。  それから、先ほど私が提起した政務調査費、これもちょうだいしないことによって経費節減につながるのではないかと。  だれかにおやりになるのは高いから、あるいは経費節減にならないからやめなさい、自分たちちょうだいするものにはオーケー、ここちょっと矛盾するのではないかという思いがしております。  さらに、経費節減の大きな、有効な手段とすれば、今話題になっている公共工事入札をめぐる問題があるわけです。  それらに対する発言、発議者の見解はどうなんでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 質問について、答弁を願います。  19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 経費節減ということは質問者と同じ立場でございます。  要は、市民に合併を説いてきた、どういう理由で説いてきたか、何度も繰り返しません。  それから、では上がったのはだれなんだと、みずからのお手盛りという厳しい批判があるんですよ。  ところが、本日、臨時議会の中でですね、議論で明らかになったように、農業委員の皆さんは据え置きとか、旧一関と比べてですよ。  そういう中で、引き下げが、市民生活の第一線で、雨にも負けず風にも負けず、市民の安全を守ってですね、そういう交通指導をやっておられる方々の給料なんかは、報酬は大幅に引き下げておきながらですよ、みずからの給与は上げるというのでは、市民の皆さんはお手盛りだと批判しているんですよ。  それをくんでこういう提案をしたわけでございます。  なお、もう一つ、職員の給料どうのこうのとありましたが、職員の給料はここ数年下がり続けております。  職員の給料が下がり続けている中で、我々が、市長が、みずからの給料を上げるというのは、市民から厳しい批判があるのであります。 ○議長(佐々木時雄君) 傍聴人に申し上げますが、先ほど来申し上げているとおり、従っていただきませんと退場させる場合もありますので、どうぞ気をつけてください。  ご協力願います。  39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 質問に答えない部分がありますから、答えにくい部分だろうと思っておりますので、そのように理解していいですか、政務調査費の関係等々についてですね。  議員報酬、報酬についての認識といいますか、意義づけといいますか、どのようにお考えになっているんでしょうか。  報酬、給料、さまざまな言い方をしていますが、仕事に対する謝礼とかというその考え方もあります。  給料は仕事に対する報酬、そういう言い方もしていますが、その辺の報酬に対する基本的な認識がどうなっているのか。  それから、議員で言えば、先の初議会のときも私は自己紹介の中でね、私は議員のみでやってますと、つまり議員報酬のみで議会活動に専念しているという自己紹介もあった。  言ってみれば、生活給的な要素もある、議員報酬の中にはね。  その辺の発議者の見解と言いますか、はどのように考えているのでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 政務調査費に関して答弁漏れあったことに対してはお詫び申し上げます。  政務調査費は、先ほどの那須議員の質問にもかみ合うんですが、議員がより市民奉仕のために、質の高い議員活動をやる上で調査活動は重要でございますので、一定の手当てをすることは大いに結構なことであるというように考えております。  適正な金額であればよろしかろうと。  我々日本共産党会派は適切に活用させていただき、議員活動を進めてまいりました。  次に、生活給的要素もあるのではないかと、あります、確かに。  私も議員のみで、職業は持っておりません。  ですから、そう言われればそのとおりでございます。  しかし、今回の提案というのは、先ほど聞いていただきましたような提案理由で提案しているわけであります。  市民合意が、今回の専決となった額は、市民からお手盛りではないか、市民合意になっていないのではないか、そういう市民の世論を受けとめて提案しているわけでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 11番、海野正之君。 ○11番(海野正之君) 発議者にお伺いをいたします。  今回の発議案ですが、対象となっている条例につきましては、特別職報酬等審議会の答申を経て提出をされた、先の専決処分の条例案であるわけでございます。  そこでお伺いをいたしますが、発議者におかれましては、この特別職報酬等審議会についてどのようなご見解をお持ちか、あわせて、また、今回その条例のもととなりました特別職報酬等審議会が出された答申についても、どのようなご見解をお持ちかお尋ねを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 私は、昨日の市長とのやり取りで私の立場は明確にしております。  つまり、市長さんが報酬等審議会を尊重してやったんだという、それはそれで結構な見識であります。  しかし、今、何度も何度も言いますけれども、合併を進めてきたと、その理由が節約だと言っております。  そして、その答申の中では、引き下げられたものもあれば、答申の中に入らないでいて引き下がったものもあります。  ですから、そういう状況の中で、答申を尊重するということ、それだけ言っていればきれい事で大変結構ですけれども、しかし、諮問をして答申がなったということなんですが、白紙諮問だったわけですね、白紙諮問。  何も、これくらいでどうでしょうかという案をもって示さないで審議会にかかっているんですよ。  そういう中では、あのような答申もやむを得ない側面もあるのかなと、これが私の見解です。  しかし、それをそのまま我々が決めなければならないということではなくて、尊重はもちろんしなければならないが、尊重イコールそのままだということではないんです、と私は思っております。
     それも受けとめながら、市民が納得のいくところに決めていかなければならないだろうと、これは繰り返しになりますので、後はご容赦ください、ご容赦というか、これぐらいでいいのではないでしょうか。  不足でありましたら何度も答弁いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 11番、海野正之君。 ○11番(海野正之君) ただいま明快なご答弁をいただけなかったというように感じます。  もう一度お伺いをいたします。  発議者におかれましては、特別職報酬等審議会ということに対するご認識はどのようであったのか、そして、どのような見解をお持ちなのか、そしてまた、あわせて、その審議会が出された答申について、どのようなご認識をお持ちなのかということ。  そして、2回目ですので、さらにお伺いをいたしますが、発議案で出されましたこの額と、専決で出されました条例、これは報酬等審議会の答申と同じ額だというふうに認識をいたしておりますが、その差についてどのようなご認識をお持ちか、あわせて、改めてお伺いをいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 最後のところ、差の認識とおっしゃいましたか、差額を知りたいわけですか、金額の差額を知りたいという意味ですか。  まず、その差額の認識ということですが、ちょっと紹介したいんですけれどもね、議員の差額なんですが、年間、答申額そのままと私が提案している金額と比べますと、議員の分では年間で2,241万4,995円、年間の開きがあるんです、2,000万円ですよ、それだけ大きな開きが出てくると。  それから、三役で比べますと163万9,339円の開きが出ます。  こういう大きな、いわば引き下げすれば、1年間で大きな財源が得ることができるということで、引き下げをした方が市民のための市政ができるのではないかという認識でございます。  それから、報酬等審議会への認識ということでしょうか。  審議会メンバーを、合併協議会の会長である浅井市長さんが任命なさったのだと思います。  そういう中でですけれども、一定の市民の皆さんが入って、議論をしながら、他市との比較をしながら、ご苦労なさって答申したということについては、それなりに重く受けとめたい思っております。  しかし、何度も言うように、それを100%、では我々が決めていかなければならないのかと、市長が提案しなければならないのかと、そういうことではないと思います。  何度も言いますけれども、市政は市民のためにあると、市民合意が、大方のですよ、大方の市民合意が必要であろうと。  今回は市民合意はなされていない、私はあなたに聞く立場にありませんけれども、あなたは市民合意得られていると思いますかと聞きたいぐらいですが、これは私が答弁者ですから、それは聞きませんけれども、そういう立場でございます。  何度でも答弁いたします。 ○議長(佐々木時雄君) 11番、海野正之君。 ○11番(海野正之君) 答申案についてのご見解はどうなのかと。 ○19番(大野恒君) 何度も答弁しているつもりなんですが、重く受けとめる必要があろうと。  しかし、これも何度も繰り返すわけなんですが、必ずそれをやらなければならないというのではないと、今回の場合は市民合意が全く得られていない、今まで言ってきたことと違うんだと、そこに市民は怒っていますよということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 5番、千葉光雄君。 ○5番(千葉光雄君) 提案者の議員の報酬の減額という考え方については、ある程度私も理解します。  ただ、今、提案者がしきりに市民合意というお話をなさっておりますが、提案者もおわかりのとおり、合併時では123名ですか、議員がいたわけですが、それが41名という3分の1に減ったわけですね。  そういう中で、一人ひとりの議員の活動範囲というのは、先ほど同僚議員が言ったように、相当広くなっているということも当然のことでございますが、そういったことを考えれば、先ほど提案者も、特別職の報酬等審議会の意見を尊重するというお話をされておりましたね。  そういうことから、私はこの問題については、さまざまな団体からも要望書が出ております。  そういう意味では、さまざまな今までの意見を見た上でも、これは議会全体として取り組まなければならないのではないかということから、私はもう少し検討する余地があるだろうと、そういう思いであります。  そういうことで私の考えを申し上げたわけでございます。  答弁はいりません。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) きのう、おとといですか、専決処分の特別職の報酬に関する条例の制定について専決処分の報告がございました。  そのときに、発議者と市長とのやり取りの中で、市長さんは発言を取り消した部分がございます。  その発言を取り消した理由について、このように言っています。  特別職報酬のこの条例は、市長初め議員に至るまで、さまざまな特別職の報酬を一括で決めている、そういう条例ですよと。  そういう中で、全体の中で私の発言というのは、_________________________________________ということで発言を撤回をなさったということであります。  私の理解では、市長さんは全体を本当はいろんな意味でお話をしたいんだが、__________________________________________そういうことはやはり失礼に当たるから今回は取り下げると、発言を取り消ししたいんだというふうに理解をして、市長さんの思いは、やはりどこかに、将来的には特別職の報酬について考えたいという思いがあったのではないかというふうに思っております。  それについて、発議者はどういうふうに、発議者と市長さんとのやり取りですから、そのやり取りの中身について、どのようにお感じになったのか、今回の発議と絡めてご答弁をいただければと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) この発議案は市長さんの答弁をいただく前に、今臨時議会が始まる前から準備をして、各会派の皆さんにもご賛同を求めてきたところでございます。  そこの点はまず1点、ご理解をいただきたいと思います。  それから、市長さんの発言取り消しなんですが、私はあの発言を聞いて、取り消しの発言ではありませんよ、________________________________________という発言を聞いて、自席から思わず拍手したんですよ、実は。  さすが浅井市長だと思いました。  ところが、だれかの議事進行がかかって、休憩が長かったんですが、その後、発言を取り消しになさったと。  まことに、非常に残念であると、これが私の見解でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) だれかのということではなくて、私は、あそこで市長さんの発言に問題ありというのは、これは当たり前のことだと思いますね。  あの場面は、先ほども言いましたように、市長初めさまざまな特別職の方の報酬全体をこうしますという中でご自分の発言をしたわけですから、やはりそこは問題だろうというふうに思いますね。  ただ、市長さんの中には、そういう思いが恐らくあるんだと思いますね。  その辺は議会もやはり尊重していかなければならないし、尊重するためにどういう手続きがほしいのかということなんだと思いますが、どうも、こういう話もあるんです。  もう少し時間をかけて、改正案について話をまとめていったらどうかというお話もあるやに聞いております。  そういうことを含めて、旧一関市の特別職の報酬まで下げるということと、もう少し時間をかけたらいかがかという、そういう意見とこの関係についてどうお考えになっているか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 19番、大野恒君。 ○19番(大野恒君) 議論がかみ合うかどうかちょっと心配なんですが、さっきも紹介しましたように、私どもはこの臨時議会が始まる前から、初日にはもう皆さんのところを、各会派を回って我々の案を示して、ご協議いただきたいと。  我々の案で必ずやってくださいなどとお願いに回ったつもりはありません。  何度もお願いに回りました。  ですから、各会派の皆さんからの協議の場を設けてほしいとか、あるいは修正をしてはどうかという意見があれば、それには応じるつもりでございましたし、これからもそれは不可能なことではございません。  ただ、何度も言いますように、市民合意は、今のですね、専決で決められた給与は、市民合意がなされていないということで今回の提案になっております。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を終わります。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  反対者の発言を許します。  28番、佐々木英昭君。 ○28番(佐々木英昭君) 新生会の佐々木英昭でございます。  発議第5号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対する立場から討論に参加するものであります。  反対するその理由の一つは、特別職報酬等審議会の答申を尊重するという考え方であります。  過般の条例の制定の質疑の内容の中でありましたが、この答申額については、東北類似市等の給与を参考にしたこと、東北類似市の平均額と旧一関市の中間額を答申したこと、また社会環境、あるいは経済環境にも配慮した給与額であると思うのであります。  また、旧一関市の給与額でよいとの論でありますが、これには私は根拠がないというふうに思っております。  なぜならば、これも旧一関市の審議会の答申によって決定されたものであるからであります。  また、市民の合意が得られていないと、そういう発言でありましたが、私は、浅井市長が10月2日に告示になりまして、無投票で当選されました。  この答申額については、既に告示前に公表、新聞報道等もされておりまして、私はこの市長選挙において、十分市民の合意が得られたと思っております。  また、しかし、このままの額で決してよいと思っているわけではありません。  市民の世論、あるいは要望等にも十分配慮し、議会として別な機会に議論を深めるべきと思うのであります。  以上で反対討論といたします。 ○議長(佐々木時雄君) 次に、賛成者の発言を許します。  7番、藤野秋男君。 ○7番(藤野秋男君) 7番議席、日本共産党の藤野秋男でございます。  私は、発議第5号、一関市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて、賛成の立場から討論を行います。  この改正の必要性については、認第1号及び認第2号並びに議案第11号の討論や、あるいは質疑で明らかにしてまいりました。  今さら多くを語る必要はないと思っておりました。  ところが、今の反対者の発言で、私は、市民生活が本当に皆さんに届いているのかなという思いをしております。  私は、今回の選挙戦の中で、ひとり暮らしのお年寄りの方が、年金を支給されている中から介護保険を引かないでほしい、こういう訴えをされました。  介護保険料を払っても利用できない、だから引かないでほしいのだと。  そこには、まさに福祉が存在していないのかなと思うほど、冷たい今の行政を感じました。  私は、こういう方々に光を当てるためにも、私たちがどこに予算を使うか、税金を使うかが問われていると思います。  今回の7市町村の合併を考えてみてください。  財政負担を軽減して住民の生活を守ろうと合併に至ったはずであります。  合併後選出された方々は、市長初め各議員の皆さんも、今度の合併にかかわった方々ではないでしょうか。  もし、今後も新市の報酬で支給されるとするならば、先ほど提案者からも話がありましたけれども、旧一関市との差額で三役ならば163万9,000円、そして4年間では650万円以上の増額になります。  退職金を足せば、約800万円です。  これと議員報酬をプラスしてみてください。  議員報酬は年額2,200万円の増額であります。  4年間で見れば8,900万円、両方合わせれば1億弱の負担増に市民がなるわけです。  これを市民生活に回せというのは無理な話でしょうか。  今でさえ、合併によって、これまで各旧市町村で実施してきた各種支援策や補助金が削減されている現状であります。  むしろ、これらの施策は地域を支えてきた施策だったからこそ、私たちは継続を望んで訴えてまいりました。  ところが、これらの実施をも困難にしているのです。  そういうときだからこそ、しっかりと報酬や、あるいは給与を引き下げ、市民生活を守る予算をあらゆる方策で拡大をすることこそ、三役、議員の果たすべき役割だと私は認識しております。  そういうときに、市長の報酬、市長の給与初め三役、そして議員の報酬を引き上げるということは、まさに市民合意は得られないと思うのであります。  ぜひとも、全会一致で採択をいただき、市民に奉仕するという立場でご採択くださいますようお願いを申し上げまして、賛成の討論といたします。
     お願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 傍聴者に何度も申し上げますけれども、議案に対して可否の表明をしないように、くれぐれもお願いいたします。  次に、反対者の討論を許します。  16番、那須茂一郎君。 ○16番(那須茂一郎君) 16番、那須茂一郎です。  今の発議に反対する立場から意見を述べたいと思います。  特別職報酬の中に議員報酬があり、これはそれなりの意見を私なりに述べさせていただかなければなりません。  旧一関市の活動はしたことありませんが、議員活動と報酬は大きな絡みを持っているものと思われます。  これからの議員活動において、7市町村の活動を行う非常に大きな責務があります。  私の大東町においても、今まで以上に活動の広がりと、きめの細かさが求められております。  地域の議員も16人から6人になり、大東町一円の活動と七つの旧市町村の活動が求められているのです。  今までの議員報酬は約23万円、手取りが十五、六万円、社会保険料の掛け金を掛けると10万円から11万円くらい、これで議員活動をしてきたわけです。  家庭的には、大学生の子供たちがおりますが、これらについての仕送りのすべてが家庭の家内の仕事で、自分としては、それでもかまわず貯金を下ろしながら、議員活動が好きなために頑張ってまいりました。  でも、新市の市議となり、旧大東町一円の活動を中心に、七つの市町村にわたっての活動に燃えているわけです。  その活動資金に不足か多いかは知りませんが、その報酬は貴重な活動資金であります。  ですから、名前は同じでも、人口も面積も膨大に広がりましたこの一関について、そのことを考えに入れ、旧町村単位でも、議員が減り、把握する人口も面積も多く広がっています。  まして、名前のとおり全市の活動というのでなら、私は決して多くない費用だと思うのであります。  狭い考えで旧一関市町村はいただけないと思うのです。  議会の活動は、日数、議決する内容はそう多くならない、資料が増えるか、数字のけたが多くなるかに過ぎない場合が多いのでしょうが、実質の議員活動は違うのではないでしょうか。  以前、私たちは、合併しない町、福島県の矢祭町を調査したことがありました。  その中で、当然財政を切り詰めるため、報酬の削減の話が出ました。  そのときに、当時の共産党の、党議は日当制という声も挙がったが、議員は365日議員でなければならない、日当制という声は議員を知らない人たちの意見だということで、自立する町で議員の報酬を若干減らすだけで行われたということでありました。  比べるつもりはありませんが、自立する町は皆違うと感心したものでした。  必要なものは出さざるを得ない、問題は議員として報酬に見合うだけの活動をするか否かではないでしょうか。  この市議会が金銭的に余裕のある方たちや特定の政党の方たちの議会になってはならないと思うのです。  この報酬は蓄財するものでなく、私は、市と市民のために活用する活動に使わせていただくつもりでまいります。  その決意を述べて反対討論にします。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で討論を終わります。  これより採決を行います。  発議第5号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立少数。  よって、発議第5号は、否決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第53、発議第6号、一関市地域自治区長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 発議第6号について、説明を申し上げます。  一関市地域自治区長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、説明を申し上げます。  最初に、本文の条例のところを説明いたします。  一関市自治区長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例。  一関市地域自治区長の給与及び旅費に関する条例(平成17年一関市条例第37号)の一部を次のように改正する。  第1条中、「地方自治法(昭和22年法律第67号)第204条」を「地方自治法(昭和22年法律第67号)第203条」に改める。  第2条を削る。  第3条の見出し中、給料を報酬に改め、同条中、給料を報酬に改め、月額61万円を月額33万8,000円に改め、同条を第2条とする。  第4条を削り、第5条を第3条とする。  附則、この条例は平成17年11月1日から施行する。  以上が提案の中身であります。  そこで、私は、一関地域自治区の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案説明をします。  本案は、旧6町村に自治区長を置き、常勤で月額61万円の給与を支払う内容のものでありますが、合併協議の時点から、常勤か非常勤かの意見の違いがあったことなどに見られるように、市民の中にも非常勤でよいとの世論も強く出されているのであります。  私ども日本共産党も、非常勤でよいとの判断をし、自治区長の給料を報酬に切りかえる提案となったものであります。  報酬33万8,000円の根拠は、非常勤特別職としての我々議員と同額としたのは、決裁権のある区長であるので、より責任の重さを勘案して同様としたものであります。  議員の皆さんのご賛同をお願いし、提案といたします。  なお、さまざま議論があると思いますが、先ほど発議第5号提案で、その中身は言い尽くされたものかと思いますので、議員諸公の、皆さんのご賛同をお願いし、提案といたします。  よろしくお願いいたします。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を行います。  3番、武田ユキ子君。 ○3番(武田ユキ子君) ただいまの発議案に対してご質問をさせていただきます。  いずれ、5号議案のときにもいろいろと議員各位のご意見等が出たわけです。  そういう中で、2番に座っている尾形議員さんから、事前にもう少し議会全体でいろいろな意見交換等ができればと、私もそのような思いをしてございます。  実際、このものを配付されたときに、配付に来られた方には、いろいろと協議というか、そういうことをする余裕はあるのですよねという話をして、それから私も会派等の中でいろいろと、共産党さんが出されているこのものについて、どのように対応したらいいか、あるいは意見の集約はできないものかというようなものを、私なりに努力したつもりでありますが、先ほどの結果のとおり、いろいろと、それぞれの議員さん方の思惑が集約できなかったというように私は思っておりますが、大方の方は、やはり5号に出されたこと、それから第6号についても、市民の合意というようなものも含めて、問題意識を持っているというようなふうに私は感じ取っているものでございます。  したがいまして、いろいろとご苦労されて、ここまで来られた共産党さんの方々にも、ぜひ、もう少し議会の中で議論を深めていただいて、できるだけ早い時期にこういったものを、もう少し議会の中で、議員同士の理解が得られるような、そういう特別な機会なり何なりを設けていただいてですね、早く成案をつくっていけれるようにというような、私の思いがあります。  私としては、そういう考え方から今回については、なかなか同意できるものではありませんが、早速にも、私自身も議長なりに進言をして、そういった議論の場をつくっていただけるようやりたいと思いますが、そのことについて、いかが思われているかを、お尋ねしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 提案理由についての質疑に、ひとつお願いしたいと思います。 ○3番(武田ユキ子君) わかりました。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 確かに、今の武田議員の提案も、私も実は提案するに当たって、できれば各会派でご議論をいただいて、まとまるものであればまとめて、一つの議会の合意として出したいという考えはありました。  それで、各会派をめぐりましたし、きのうの夕方の時点でも、実は、あしたの9時まであるからもう少し頑張れやというふうに言ってくれた方もありましたので、きょうの9時に出るのかな、何かが出るのかなという期待を持って実は来ました。  ところが、私、8時50分にきょうは着きましたけれども、まだ何も出ていないということだったので、それでは、もう出した以上やむを得ないということで、この提案に踏み切ったわけでございますので、その点はご理解をいただきたいと思いますし、今後、もし、そういう各会派の方々でご議論の上、別の形で提案するというのであれば、私どももその議論に参加することには何ら抵抗はありませんので、そういうことでご理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 10番、神ア浩之君。 ○10番(神ア浩之君) 地域自治区を置くかどうかにつきましては、合併協議会がいろいろ討議を重ねた結果であります。  合併の推移を見ましても、4から5、9、そして壊れて7という、その中で、合併協議会の委員さんが引き続き協議していただいた、その中で小委員会に戻ったり、また復活したりというような流れがあった、この自治区の設置というふうに思っております。  私は、委員の皆さんのご苦労を尊重したいという気持ちもあるわけでございますが、やはりその一方で、市民の皆さんから寄せられる地域自治区長の設置並びに新聞報道等で、61万円という高額な給与、これについては、やはり市民の皆さんから納得得られていないというふうなことと理解しておりまして、趣旨には賛同したいと思って質問するわけでございますが、共産党さんは、常勤を非常勤にというような提案もございましたんですけれども、その辺については、この発議はどういうふうに解釈をすればいいのか、ご質問をさせていただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 条文上では、確かに非常勤とするとはありませんけれども、それは給料とその報酬の違いで縦分けされてありますので、その法文上の問題はそういうことです。  報酬になれば、あくまで非常勤ですから、そういうことで縦分けしたのがこの条文です。  それから、合併の幹事会、いわゆる助役さんとか幹部の職員の皆さんが一生懸命、けんけんがくがくやって、常勤にするか非常勤にするかということを論議したということは私も聞いています。  しかしながら、これは私どもも初めてのことでございますから、どう判断するかということに立つと、迷いも実は私もありました。  しかし、さっきから言っているように、市民合意として本当に納得が得られるかという立場に立つと、これはやっぱり納得は得られないなということでの提案に踏み切ったものでありますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 8番、佐々木文人君。 ○8番(佐々木文人君) 提案者にちょっとお聞きしますけれども、第2条に地域自治区長の受ける給与の種類は、給料、通勤手当、期末手当及び寒冷地手当とするとあります。  その中で、そこでお伺いしたいのは、先ほどから、今、神ア議員もおっしゃいましたけれども、非常勤にするということでありまして、それで非常勤にした場合、退職金という場合は、そのことをどう考えておられるのかということであります。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 当然、非常勤の特別職ですから、私どもに退職金がないと同じでございます。  そういうふうに理解しております。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 発議者は、制度そのものについては否定をしていないんですね。  そこで、非常勤で十分ではないかというふうにおっしゃっているんですが、何かこれは裏付けがあるんでしょうか、十分だ、不十分だ。  その辺のところを、ひとつ聞かせていただきたいと思います。  それから、このたびは期せずしてというか、旧町村長、一部助役も入ったのですが、区長に任命されたわけですからね。  これに対して、発議者の見解があれば賜っておきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 非常勤にするか常勤にするかということについての、私の、提案者としての考えは、なぜ非常勤でいいかということの、そのことを言いますと、実は、各支所には部長級待遇の事務長がいる、それから、そういう形のところに常勤の区長が行けば、それなりに、事務的にはきちんと事務長がやれるし、仕事からすれば区長は一定の、元の町長、村長のように、判断機関だと思うし、地域協議会の協議をまとめるぐらいの仕事なのではないかという判断に立ちましたので、私は非常勤でいいというふうに提案したわけであります。  そういうことで、幹部職として仕事のできる方がいるという点では、私は、そういう屋上屋を架すような権限者が必要なのかどうかという疑問を持ったわけであります。  以上です。  すいません、答弁漏れです。  首長がなったということについては、私はどっちかと言いますと、合併協議の中で、何と表現したらいいか、横滑りをしたような感じを持っていますので、あまりいい気分はしないというふうに申し上げておきます。 ○議長(佐々木時雄君) 39番、小野寺藤雄君。 ○39番(小野寺藤雄君) 最後ですが、発議者も非常勤でいいというふうに言い切れない部分があるんですよね、聞いてみるとね。  区長は助役のクラスの権限を持つということですから、当然事務方とはやっぱり違う権限を持つということでしょうね。  とするならば、果たしてどうだろうかという疑問が、私あるんです。
     そこでね、まだスタート台に着いたばっかりなんですからね、初めての体験、経験になるんでしょう。  非常勤でいいかもしれません、やってみれば、あなたたちの提案でやってみれば。  いやいやだめだと、これはやっぱりこれは常勤でなければだめだというふうな事態になるかもしれません。  何はともあれ、まだスタートしていないときに、思いだけで常勤、非常勤というふうなことは、ちょっともう少し時間を置いて、私は、5カ月なり6カ月なり1年なりやってみて、その結果、そこで皆さんと議論して望ましい方向にやっていくということも、私はそう思っているんですが、このことに対する発議者のご見解があれば承ります。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 確かに、いろんな思いが市民の中にもあるだろうということは私もわかります。  やってみたことないわけですから、どう判断するかというのは、私たちは私たちの判断を、そしてやってみて、やっぱりあなたたちの言うとおりだったということで、後でそういう協議があるかもしれませんが、今の時点の私の判断は、とにかく今までやったことがないことに対しての判断ですから、私どもの判断がもし間違っていたということになれば、後でそのしっぺ返しは我々が受ければいいのですから、そういう毅然とした立場で私は提案しているつもりですので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 17番、岩渕一司君。 ○17番(岩渕一司君) 先ほどの発議者の答弁の中にもありましたけれども、いわゆる事務長がおりますけれども、事務長は、あくまでこれ事務方ですので、やっぱりそういういろんな、前に専決処分の中では、政治的な判断もあるのだという中で答弁がありました。  そういうことを考えれば、非常勤でいいという話は、非常勤ではそういう判断が出るかというのは、非常に難しいところがあると思うんです。  そしてまた、非常に、地域性を申し上げるのは差し控えたいんですけれども、室根というのは非常に一関から遠い、40キロあるいは50キロくらいあります。  そういう中にあっては、非常に旧村民の不安というのがかなりあります。  そういう中にあって、やっぱりまだまだ合併、今、小野寺藤雄議員も言いましたけれども、これからスタートです。  まだ、スタートラインに着いたばかりなんですよね。  これから合併というのはどういうふうに進むかというのは、まだまだわからない時代なんです、見えない部分があります。  事務方はわかるかもしれません。  ただ、我々はわからない部分があります。  そういうときに、自治区長が、いわゆるこの自治区というのはそのために設置したというふうに、こう理解していますけれども、そういったことを考えたときに、非常勤でいいか、私はそういうものではないと思うんですけれども、その考え方についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) 確かに、各旧町村の立場からすれば、そういう不安があることは私はそのとおりだと思います。  ただ、いわゆる自治区長になられた皆さんは、いわゆる首長としてずっとやってこられた方々ですから、その動きなり事務の流れなり、それから地域の問題については、それこそ掌握し切ってやってきた方々ですから、非常勤でも来て、この問題と出されたときに即座に判断できる方々だと、だから私は、何も毎日来ていなくても大丈夫、やれる方々であるという判断をしたわけです。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 17番、岩渕一司君。 ○17番(岩渕一司君) そのことを理解しておるならば、これはぜひ常勤の中で、やっぱり逐一、そういう新市建設計画から、いろんなまだまだ事務事業でもですよ、合意になっていない部分がかなりの部分があるやに聞いておるんですよね。  そういったことについても、やっぱり逐一、そういったものを把握しながらやる必要があるのではないでしょうか。 ○議長(佐々木時雄君) 30番、鈴木英一君。 ○30番(鈴木英一君) それは、まさに当然のことだと思います。  それだからこそ、自治区長を置くことに対して我々は反対ではなくて、非常勤でも大丈夫、やれる方々だという判断に立ったのはそこなんです。  だから、毎日来なくても、とにかくいわゆる、ずっと首長さんをやられてきた方々ですから、それで大丈夫、判断できるものというふうに私は思いましたので、非常勤でいいという提案をしたのでございます。  以上でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を終わります。  討論の通告がありますので、これより討論を行います。  反対討論の通告はありません。  次に、賛成者の発言を許します。  18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 日本共産党の菊地善孝でございます。  発議第6号、一関地域自治区長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成する立場から討論に参加をいたします。  理由の第1は、合併特例法で想定した、自治区長が常勤の職員であるべきとした理由は、総務庁の総括審議官発言でも明らかなように、区長については、地域自治区の事務所の長にかえて置くとの規定があるので、その事務所を統括し、指揮、調整する必要があるとしております。  合併準備会並びに事務方の話し合いにおいて、本所部長と同格とする事務長を配置することが確認され発令されています。  したがって、常勤とする、あるいは好ましいとする法、あるいはこれの有権解釈をする立場からの要請は、既に消滅をしていると判断するものであります。  理由の第2は、現実に発令した方々は、他人事との関連とも言われる中で、東山町だけは前助役でありますけれども、すべて旧町村長であった方々であります。  前述した総括審議官が述べているように、その期待する役割は、その事務所を統括し、指揮、調整するとあります。  政治判断できる方を求めているものではありません。  組織に命令系統が複数存在することは、その運営上極めて好ましくありません。  発令済みという現段階を考えるとき、合併前の規模の違いを無視して前首長を常勤で配置した場合の弊害についても、注視する必要があると考えるものであります。  理由の第3は、市町村長の現実の役割の半分以上は、国、県を初めとする上級官庁や他自治体等への要請、話し合いとされていますが、自治区長には、その分野の役割はなく、これを独自にされたのでは、一つの自治体としての体をなさないと考えざるを得ません。  あくまでも、自治区長は首長である浅井市長の補助者に徹すべきで、政治家を配置する必要はないと言わざるを得ません。  常勤で配置する必要はないと言わざるを得ないのであります。  理由の第4は、そもそも合併理由の最大、唯一の理由が財政難であったはずであります。  にもかかわらず、その責任者の方々が、役割と比して法外な給与をはむという事態は、市民の期待していないところであります。  みずからの言を体現する姿勢こそが、今求められているのではないでしょうか。  理由の第5は、自治区ごとに設置する地域協議会の委員は無報酬としています。  これを主宰する側が、市民の常識外の法外な給与を受けていて、協議会設置の目的を果たすことができるでしょうか。  私は、できないと言わざるを得ません。  理由の第6は、財政、総務関係での助役同程度の専決権を与えるとして、5,000万円までの契約の専決権があるとしています。  その一方で、指名願等の事務は本庁一括とするともしています。  したがって、そのほとんどの実務は本庁機能が担うと判断するしかありません。  内部牽制組織である各種チェック機能が極端に手薄となる支所において、これだけの権限を与えて良いのかと考えるものでございます。  旧町村ごとに地元業者の方々の仕事確保、そこに働く方々の雇用確保策は、自治区専決権方式以外でも対処できるものであります。  以上の理由から、自治区長の非常勤化制度を諮ろうとする原案に賛成するものであります。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で討論を終わります。  これより採決を行います。  発議第6号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立少数。  よって発議第6号は、否決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第54、発議第7号、議会報編集特別委員会の設置についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  38番、村上悌君。 ○38番(村上悌君) 発議第7号、議会報編集特別委員会の設置についての提案理由を申し上げます。  なお、提出者は、私、村上悌。  賛成者は、佐藤弘征議員、海野正之議員、伊東秀藏議員、小岩榮議員、岩渕一司議員、小野寺藤雄議員、佐々木清志議員、大野恒議員、鈴木英一議員、尾形善美議員、千葉光雄議員であります。  本案は、一関市議会の議案等の審議、運営及び活動の状況を広く住民に周知し、議会に対する理解と認識を深め、かつ市勢発展に寄与するため、一関市議会報を発行するに当たり特別委員会を設置しようとするものです。  なお、委員は11名とし、付託事項は議会報の編集及び発行に関する諸調査であります。  議員各位の満場の賛同をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  発議第7号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、発議第7号は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました議会編集特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり指名したいと思います。  これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  ただいま指名いたしました議員を、議会報編集特別委員会特別委員に選任することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第55、発議第8号から日程第56、発議第9号まで、以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  38番、村上悌君。 ○38番(村上悌君) 発議第8号、9号の提案理由を申し上げます。  発議第8号、一関市議会政治倫理要綱の制定について、発議第9号、一関市議会議員の海外行政視察派遣実施要綱の制定について、以上2件の提案理由を申し上げます。
     なお、提出者は、私、村上悌。  賛成者は、佐藤弘征議員、海野正之議員、伊東秀藏議員、小岩榮議員、岩渕一司議員、小野寺藤雄議員、佐々木清志議員、大野恒議員、鈴木英一議員、尾形善美議員、千葉光雄議員であります。  まず、発議第8号、一関市議会政治倫理要綱の制定についてであります。  本案は、一関市議会議員が、主権者たる市民の厳粛な信託を受け、法の精神にのっとり、市民全体の奉仕者としてその倫理性を自覚し、公正、誠実かつ清廉を基本として、厳しい倫理意識に徹して積極的に活動し、市政の浄化と発展に寄与することを目的に制定しようとするものであります。  次に、発議第9号、一関市議会議員の海外行政視察派遣実施要綱の制定についてであります。  本案は、一関市議会議員の海外行政視察派遣の実施に関し必要な事項を定め、一関市議会議員の国際化に対応した地方行政等に関する諸制度並びに諸外国の事情及び動向等について、広範かつ専門的な知識を得、もって市政課題の解決と市政発展に寄与しようとするものであります。  なお、派遣の決定に際しては、議会運営委員会において審査するものであります。  議員各位の満場の賛同をいただきますようお願いいたします。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  発議第8号、第9号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立満場。  よって、右2件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第57、発議第10号、県立花泉病院の診療所化に反対し、存続・充実を求める意見書についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  31番、石山健君。 ○31番(石山健君) 発議第10号、提出者は私、石山健でございます。  それから、記載のとおりの各議員の方々でございます。  朗読をもって提案いたします。  県立花泉病院の診療所化に反対し、存続、充実を求める意見書について。  一関市議会会議規則第14条の規定により、標記の議案を別紙のとおり提出いたします。  県立花泉病院の診療所化に反対し、存続・充実を求める意見書について。  岩手県医療局が発表した県立病院改革実施計画では、県立病院を縮小し、診療所化することを中心に据えられております。  花泉病院も診療所化の対象とされています。  県立花泉病院は、採算性の悪い救急医療など、民間にはできない分野の医療を担って、花泉町の中核医療機関として、地域住民の命と健康を守ってきています。  また、住民の健康増進、疾病予防など、保健活動にも取り組んでおります。  平成16年度実績では、1,134人の救急患者を受け入れ、外来患者は延べ3万5,173人、入院患者は延べ1万8,028人となっており、医療機関として花泉地区を中心に、一関市にとってかけがえのない役割を果たしています。  この花泉病院が診療所化されれば、入院患者の95%を占める、高齢者の方々を初めとする地域住民の医療に、重大な支障をきたすことは明らかであります。  よって、岩手県において、県立病院創業の精神である、県下に、あまねく医療の均てんの立場に立って、住民の命と健康を守るための役割を果たすとともに、下記の事項について実現されるように強く求めるものであります。  1、県立花泉病院は、診療所化されることなく、今後も病院として存続させること。  2、一般病院はもとより、救急医療の充実、休日、夜間診療対策など、地域の病院としての一層の充実を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年10月28日、一関市議会。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) これより質疑を行います。  2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) これは意見書ですが、26日の岩手県議会では、環境福祉委員会で、恐らく同様だと思いますが、その中身についておわかりになれば、後でお知らせいただきたいんですが、請願を出された、同じように病院機能の存続ということの請願を不採択としております。  新聞報道によれば、委員会での質疑の中で、請願の目的は保障されたということで、委員会は不採択としたということになっております。  この中身について、情報をお聞かせいただければ、私ども今回、これに賛成か不賛成か、意思決定をする際には非常に大切なことでございますので、お知らせをいただきたい。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) まず、今回のこの意見書を提出するに当たりまして、県議会の委員会や、本会議の採択の議論も審議の採択結果等にかかわらず、これは市議会といたしましての、地域住民の要求に基づいて意見書を上げること、これは是とするか否とするかについては問題ではないのではないかと思っております。  つまり、住民の要望があれば、県議会の見通しがあろうがあるまいが、要望することについては、これは当然のことと思っております。  二つ目には、県の方の環境福祉委員会での不採択の理由につきましては、議員個々の判断で、なかなかこれはわからないところではありますけれども、公式の議事録等についてはまだできておりません。  したがって、これはできるまで2カ月間要するようでございます。  したがって、ゲラ的なものについては2週間程度で、これは県議の方であれば見ることはできると伺っておりますけれども、その審議の内容詳細につきましては、また不採択の理由等についても、正直に申し上げてだれもわからないと、個々の議員に聞いて、賛否の理由を聞くしかないのではないかというふうに思ってます。  したがって、岩手日報等によりますと、訪問診療、公衆衛生などを継続する、同じ医師が診療応援を長期間できないか、協議中だなどと、請願の趣旨を踏まえて努力する姿勢を示したことで、委員は請願の目的を保障されて、不採択を決めたとなっておりますので、これはあくまでも新聞報道でしか私どもも、具体的なその中身については、詳細について、まだ目下のところ知る由はございません。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) 県議会の最終的な判断がどうなるか、それは別として、私が申し上げているのは、県当局の答弁が、請願の目的は保障されたと、委員の方々が認める中身だったのかどうか、その辺、具体的なものをお知らせいただければ、この意見書をお出しになることもあり得なくなるのではないでしょうか。  もう県議会では既にやられたことですから、発議者は当然それを理解した上で、本日これをお出しになっているものというふうに認識をいたします。  県の医療局の答弁が、それでもだめだというのであれば、この意見書をお出しになっても結構なんでしょうが、この中身がクリアされるものであればお出しになる必要はない。  ですから、そこをお聞かせいただきたいということです。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) クリアされたかどうかについては、診療所化については、つまり趣旨、既に請願の趣旨を求めておったわけでございますけれども、これについては既に不採択になっております。  したがって、私はこの診療所化についても、これは決して解消されたものではないと思っております。  したがって、これは本会議でどのようになるか、まだ予断を許しませんけれども、したがって住民のそうした要望等については、市議会といたしまして意見書を出すことについては、何らやぶさかではないのではないかと。  したがって、県議会の動向を見て、あるいは目的が達成されたというふうに私どもは、まだそのように楽観的には見ておりませんので、もちろん本会議等もありますし、さらに、また不採択ということについては、どういう中身なのか、私ども新聞報道でしかこれは承知できませんけれども、もちろん詳細につきましては、そうした審議の内容等については、後ほどきちんと詳細については調べますけれども、目下の状況は、日報の記事の内容でしか承知できないというのが実態でございます。 ○議長(佐々木時雄君) 2番、尾形善美君。 ○2番(尾形善美君) この意見書を採択するかどうか、私どもに発議者は求めているわけでございます。  その前提が、医療局がこうするという中身に基づいて、それをしないでほしいという趣旨の意見書であります。  ですから、県がこの意見書で求めていることがもうクリアされているという、そういう中身であれば、これはあり得ないのですね。  だから、その辺の情報を教えてもらわなければ、前提として医療局がどうなさろうとしているのか、改革実施計画はあるでしょうけれども、県議会のやりとりの中で医療当局が答弁した中身、それをもってこの意見書についての判断をしたいというふうに思います。  議長の方にお願いをしたいのは、これは定かではないという発議者のお話でもありますので、できましたらば、その辺の情報を、例えば委員会なりに回していただいて、情報を得ながらこの意見書を採択すべきかどうか、そのような判断をしていただければありがたいと思います。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) 来月の議会の、本会議で諮るようでございます。  したがって、私どもが提案いたしておりますのは、つまりこの1、2なんですよね。  したがって、1、2について、これはやってほしくない、つまり診療所化にしてほしくないんだと。  それから、夜間の緊急医療と休日診療対策については、しっかり守ってくださいということの中身でございますので、これがすべてクリアしたというふうには、まだこれは断定できませんので、とにかく市議会としましては、今度の本会議もございますので、なお一層、地域の皆さん方の要望をしっかり反映させるためにも、ぜひ市議会の皆さん方にご賛同いただいて、ぜひ県議会のそうした、医療局、あるいは県の方にも、こうした内容等について、そうした皆さんの意思を持ち上げてやりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) 何点かお聞きしたいんですが、今話題になった部分なんですけれどもね、私のところも、大東病院が同じような形で、県立病院の再編計画の中で大きく揺れた時期があります。  花泉病院については、診療所化するというのが一貫した医療局の方針ですよね。  それで、最近でも医療局の幹部が花泉をお邪魔して、診療所化については、これは医療局の方針である、譲れないということを明言して帰ったというふうに聞いていますが、もし、その辺の経過をご承知であれば、この機会に紹介をいただきたい。  二つ目は、花泉町内にこの県立病院以外に救急指定病院があるのかどうか、これについても紹介をいただければと。  以上です。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) お答えします。  去る16日と記憶いたしておりますけれども、県医療局の方から6人の、医療局の岩渕次長を含めて6人が役場の方にまいりました、花泉支所の方ですね。  その中ではっきり明言したことは、18年度4月診療所化は必ずやります、断固やりますということをはっきり明言していました。  したがって、そういう点では、間違いなくそういう方針で、いわば、事前にそのような方法を伝えに来たのだというふうに私どもは判断いたしております。  二つ目は、花泉にはございません。  したがって、入院施設はここ1カ所だけです。  したがって、地域医療の指定病院は、1カ所、県立花泉病院だけでございます。 ○議長(佐々木時雄君) 18番、菊地善孝君。 ○18番(菊地善孝君) そうしますと、報道は報道としていろんなことを、それぞれの社の方針で書くわけですけれども、医療局の責任ある立場にある者は、当初の再編計画のとおり診療所化については、18年度、来年度から実施すると、こういうことを明言したということになるのでしょう。  私ども、診療所化、普通病院と診療所は、本当に違いが歴然としてまして、診療所については19のベッドまでしか置けないだけではなくて、入所いただいた患者さんについては、48時間しかお預かりできないというのですか、治療行為ができない。  あとは、もうしっかりした病院と言いますか、規模の大きいところに、治療が引き続き必要であれば転院していただくしかない。  これでは、大東と花泉の違いはあるけれども、とてもではないけれども地域医療は守れないという形で、いろいろな要請行動をした経過があるんですが、この部分について、地元の方々はどんな思いをお持ちなのか、この機会にお聞かせをいただきたい。  二つ目の救急指定の関係ですが、救急指定が花泉病院しかない中で、診療所化されたらどういことになるのか、かなり特別養護老人ホームだとか、老健、昔流に言えば、こういう入所施設をいろいろ私も視察させていただいたことがあるんですが、かなりの入所者がいらっしゃいますよね。  この人たちの緊急時の手当てというのは、そうすると、もし救急指定病院、診療所化されるということは、恐らく救急指定病院が外されていくのだろうと思うんですが、どうやって、そういう事態の場合は、医療局は手当てをしようとしているのか、もし情報をお持ちであれば、お聞かせをいただきたい。 ○議長(佐々木時雄君) 31番、石山健君。 ○31番(石山健君) 先ほど申し上げたことを若干申し上げますけれども、これは事実そうした県医療局が来まして、そうした状況の判断をいたしまして、20日の日に市長を初め県の方にも出向いて再度要請をしている状況でございます。
     したがって、内容等については、私は詳しく承知いたしておりませんけれども、そういう緊急性があったということについては、そういう事実がございます。  そこで、先ほど言ったように、いろいろ町にはいろんな施設があるのでありますけれども、そうした要介護認定の状況、つまりいろんな介護施設を含めて、老健含めて、当局含めてでありますけれども、現在785名、要支援から要介護5まで含めますと785人が入所をいたしております。  この方々は、すべてこの県立病院にいろいろ主治医を抱えておりますから、ほとんどここがかかりつけのお医者さんになっております。  したがって、そういう点でも極めて重要な施設、ですから、もしここがなくなれば、宮城県あるいは当然千厩、もちろん一関も含めてそうなりますけれども、分散しなければならない、こんな状況になります。  もう一つ、この際申し上げますと、いろいろと今までの累積赤字と言っておりますが、県立病院の状況を見ますと、総トータルで3億7,600万円しか、実は累積赤字はないんです。  特に、16年度を見ましても5,256万1,000円の黒字になっています。  したがって、こういう状況でございますので、何としても診療所化だけは避けなければならないと、地域住民のまさに切なる願いです。 ○議長(佐々木時雄君) 質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案は委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定いたしました。  これより採決を行います。  発議第10号、本案賛成者の起立を求めます。 (賛 成 者 起 立) ○議長(佐々木時雄君) 起立多数。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま議会報編集特別委員会が設置され特別委員が決定されましたが、委員長、副委員長の互選については、委員会条例第9条第2項の規定により当該委員会の互選になっておりますので、休憩後直ちに特別委員会を、正副議長応接室に招集いたします。  その際、正副委員長互選の上議長に報告願います。  暫時休憩いたします。 午後6時10分 休   憩 午後6時33分 再   開 ○議長(佐々木時雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほど設置されました議会報編集特別委員会の正副委員長が互選された旨、委員長から報告がありました。  この際、特別委員会の正副委員長をご紹介申し上げます。  議会報編集特別委員長、千葉光雄君を紹介いたします。 ○議会報編集特別委員長(千葉光雄君) ただいまご紹介いただきました、議会報編集特別委員会の委員長に、突然皆様のご推挙をいただきまして就任いたしました千葉光雄でございます。  新しい市になりまして、創刊号の発刊が急がれる今日でございますが、この議会だよりが市民の皆様方に喜んで読んでいただけるような、そしてまた、議会がどういう活動をしているのか、議員がどういう活動をしているのか、そういうものを市民に理解をしていただけるような、そういう議会だよりにしていきたい、こういう思いをいたしております。  いずれ、一生懸命努めてまいりますので、議員各位の特段のご協力をお願い申し上げまして就任のあいさつとさせていただきます。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) 次に、同副委員長、武田ユキ子君を紹介いたします。 ○議会報編集特別副委員長(武田ユキ子君) ただいまご紹介をいただきました、議会報編集特別委員会副委員長に、唐突にご推挙をいただきました武田ユキ子でございます。  いずれ、議会に大変関心を持っていただくように、市民の方々に親しまれるようにというような議会報づくりに、委員長の千葉光雄委員長の驥尾につき、一生懸命努めてまいりたいというふうに思っております。  委員各位の特段のご協力、ご教示を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(佐々木時雄君) 次に、市長より人事の紹介の申し入れがありますので、この際、これを許します。  浅井市長。 ○市長(浅井東兵衛君) 人事の紹介を申し上げます。  選任同意を賜りました、助役、収入役、監査委員をご紹介申し上げます。  助役、坂本紀夫であります。 (助役、あいさつ)  収入役、佐藤正勝であります。 (収入役、あいさつ)  次に、監査委員、小野寺興輝であります。  なお、小野寺監査委員は、代表監査委員に就任いたしております。 (監査委員、あいさつ)  監査委員、千葉繁美であります。 (監査委員、あいさつ) ○議長(佐々木時雄君) 次に、代表監査委員より幹部職員の紹介の申し入れがありますので、この際これを許します。  小野寺代表監査委員。 ○代表監査委員(小野寺興輝君) 監査委員事務局長、大内知博であります。 (監査委員事務局長、あいさつ) ○議長(佐々木時雄君) 以上で、あいさつ並びに幹部職員の紹介を終わります。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第58、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  各常任委員長並びに議会運営委員長から委員会において調査中の事件につき、会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、これを承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、これを承認することに決定いたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 日程第59、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員派遣については、会議規則第158条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣書のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木時雄君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配付の議員派遣書のとおり議員を派遣することに決定をいたしました。 ○議長(佐々木時雄君) 以上で議事日程の全部を議了いたしました。  第1回臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今臨時会は、去る10月25日の開会以来、本日までの4日間にわたり、正副議長選挙、常任委員会、議会運営委員会委員の選任、一部事務組合等議会議員選挙など議会構成にかかわるもの、また会議規則、委員会条例の制定など会議の運営に関する手続等を定めた議員発議、専決処分、条例の制定、平成17年度一般会計、特別会計予算などの諸案件が、終始真剣な審議により、すべて議決、決定を見るに至りました。  これもひとえに、議員各位のご協力と浅井市長を初め職員の皆様の、誠意ある対応によるものと敬意を表するとともに、衷心より厚く御礼申し上げます。  なお、審議を通じて各議員から開陳されました意見等については、今後の市政運営において配慮され、市政各般にわたり、その向上が期されるよう、一層の熱意と努力を払われることを念願するものであります。  特に、本臨時会は、合併に係る一般選挙後の最初の議会でありまして、市政運営の要となる条例、予算の決定を賜り、名実ともに新一関市の門出となる議会であり、感慨深いものがありました。  地方自治体を取り巻く環境は、少子高齢化の進行による人口減少時代の到来、長引く景気の低迷など厳しいものがあり、将来にわたって、地域社会をどのように維持するかという大きな課題もありますが、健全財政を維持し、地方分権に対応した自治体を構築することは、議会としての使命でもあり、市政興隆のために、今後さらに市当局とともに一体となり、努力してまいりたいと考えている次第であります。  さらに、新一関市が岩手県南、宮城県北の中核都市としてさらなる発展を遂げるため、市民各位ともども努力してまいる所存であります。  終わりに、今議会の運営にご協力を賜りました議員各位、市長を初めとする任命権者の皆様、職員の皆様に厚く感謝を申し上げまして、今臨時会閉会に当たってのごあいさつといたします。  ありがとうございました。 ○議長(佐々木時雄君) 以上をもって、第1回一関市議会臨時会を閉会いたします。  ご苦労様でございました。 閉会時刻 午後6時49分...